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肉体改造・ロードバイク・クルマのライフログ

自動運転とアシスト技術!事故対策に有効な未来の車を考察した件

time 2015/07/25

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エクスドライバー(eX-D)というアニメをご存知だろうか?
15年も前の作品なので、若い方(20代)は知らん人も多いでしょうな。

このアニメは、「テイルズオブシリーズ」のキャラクターデザインで有名な、藤島康介氏の作品。
「ああっ女神さまっ」「逮捕しちゃうぞ」などのタイトルで『ピンッ!』とくる方は、オレ同様のおっさんです(笑)

(・∀・)ニヤニヤ

このエクスドライバーを2015年にあらためて見ると大変興味深い。
なぜならこのアニメは、昨今現実となりつつある自動運転車両が引き起こすトラブルを描いた作品だから!

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◇エクスドライバー・ストーリー◇

そう遠くない未来…

街を走るのは全てAIカー(人工知能搭載車)、人々はすでに“運転”を忘れ、ガソリン車をドライブするのは特別な技術者だけになっていた。

ローナと理沙は、高校生だけどエクスドライバーとして活躍中。
ローナはおっとり&じっくりほや~んとしたお嬢様だが、ステアリングをにぎると、その判断は迅速。
かたや理沙は、直情型でいきおい感情にまかせた行動の多いタイプで、かなり強引な運転をする女の子だ。
AIカーが暴走してしまったら無事故で止めるのが2人の仕事。

ある夜、いかれた男達の乗る違法改造されたAIカーが現れた。
愛車で追いかけるが、ふとした油断で理沙の乗るインプレッサが大破してっっ!!

Amazon商品説明より

作中で、たびたび暴走してしまうAIカー(自動運転車両)。
現在、「Autonomous car」と呼称されるロボットカーの開発競争は、熾烈をきわめております。

次世代のグローバルスタンダード(軍事利用も含む)を狙った利権争いは、自動車業界の垣根を越えてIT・エレクトロニクス・ベンチャー・公的研究機関にまで波及・・・。
彼らは昼夜を問わず、札束と頭脳で殴り合いを繰り広げております(笑)

危険を感知して自動停止するクルマが常識となった現在。
法律や技術的課題はありますが、世の流れは完全自動化運転へ突き進んでいるように思えます。

自動運転の車両には、基本賛成なワタクシ。
(但し、義務化には反対)
高齢者の暴走運転に巻き込まれそうになった恐怖から、早く実用化して欲しいとすら思っています。

そんなワケで、今回のエントリーは、クルマの自動運転に関するネタ。

「自動操縦(運転)で先行する飛行機メーカーの設計思想がクルマにも応用されるのでは?」

そんなオレの妄想を書いてみたいと思います。

(; ゚∀゚).。oO(エクスドライバーはクルマやバイク好きには楽しめる作品。しかし突っ込みどころ満載!そこら辺は華麗にスルーするのが大人のたしなみよ!)

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自動化されそうな未来のクルマ事情

自動化の利点と問題点

自動化の利点

  1. 事故の抑制
    (ヒューマンエラー防止)
  2. 交通違反防止
  3. 渋滞の抑制
    (理想的なエネルギー分配と環境の改善)

クルマを自動化させる1番の目的は、ヒューマンエラー(認知ミス)の抑制。
平成26年度に日本国内で起きた交通事故件数は、53万3,842件。
その内、死亡者数は4,113名・・・。
事故原因の92%が人間のヒューマンエラー(認知ミス)によるものです。

もし、ヒューマンエラーが発生しなかったら・・・
「If」の話をしても意味がないのかも知れませんが、一瞬の認知ミスによって失われた人命が多数あることを考えると、残念でなりません。

個人的に「1」の重要性に比べたら、「2」「3」のメリットはオマケ程度に思えてきます。

自動化の問題点

  1. 事故による過失責任が不明
  2. クラッキングのリスク
  3. インフラ投資
  4. 車両コストの高騰
自動運転事故で発生した過失の存在

運転の完全自動化が現実しても、突発的事故は起こり得ます。
その場合、誰が責任を負うのか?
過失割合はどうするのか?
自動運転で最も悩ましい問題です。

人間が自動車を運転することが大前提の現行法規。
世界規模での大改革が必要となります。
自動運転が一般的になったとしても、当面は運転免許証持ちの人間が自動システムの監視をする形になるんでしょうな。

( ゚∀゚).。oO(飛行機のオートパイロットのように、トラックドライバーも監視役になるんだろうね)

クラッキングのリスク

映画やゲームの世界では、お決まりのクラッキング(ハッキング)。
軍事衛星のコントロールを奪ったり核ミサイルを発射したり、創作の世界ではやりたい放題(笑)
しかし、クラッキングのリスクは現実世界でも起こり得ます。

数日前にニュースとなった、クライスラー社製自動車の遠隔操作問題。
ネットワークからエンタメシステムに侵入し、ファームウェアを書き換えるなんて恐ろしすぎる!

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

高度にシステム化された自動運転車両がクラッキングされたら、たまったものではありません。
イスイス団にシステムを乗っ取られた場合は、地球の裏側からでもネットワーク経由でテロの道具にされてしまいます・・・。

2020年にオリンピックを控えた我が国。
日本の技術力を各国にアピールするため、自動運転車両がイベントで使われることになるでしょう。
そんなハレの舞台で暴走事故など起こしたら、国の恥となってしまいます。
早急にセキュリティホールを潰して行く必要性を強く感じます。

◇参考◇
Gizmodo:クライスラー社の車、システムハッキングで遠隔操作される危険性が明らかに

自動運転用インフラ投資

カツカツ予算の道路整備事業。
老朽化した橋梁や舗装道路の改修費用に頭を痛めているのに、自動運転用のインフラ整備に莫大な予算が割けるのか疑問です。

とは言え、優秀な政治家さん(笑)がたくさんいる我が国。
全く車両が通らない農道にも、インフラ整備をしてくれそうな予感がします(白目)

自動運転車両のコスト

グーグル先生がテストしている自動運転車両のシステム導入コストは、1,000万円~1,500万円。
10年以内に100万円までコストダウンが可能とされていますが、自動運転という付加価値に100万円のコストを負担できる方はどれだけいるのか??

自動運転技術は高齢ドライバーにこそ必要なテクノロジー。
地方在住で、日常の足として軽自動車を使っている爺さん婆さんたち・・・。
著しいコストアップなら、優れたシステムでも決して使ってくれません!

アイサイト並み(10万円)のコストで自動運転が可能になるのが理想ですが、エコカー減税のように補助金頼りの販売戦略になりそうです。

飛行機の設計思想がクルマに応用される?

自動車に先行して、自動操縦が広く普及している航空業界。
離陸以外の全ての動作がオートモードで可能です。

オートパイロットが普及している理由は、飛行機の航行環境が安定しているため。
ジェット機が飛行する高度1万メートルの世界は、下界と異なり障害物がありません。
刻一刻と状況が変化する公道とは比較にならないほど、安定した空の世界。
航空機には、自動車の自動運転システムのような複雑な技術は必要ないのです。

飛行機のオートパイロット技術が自動車に応用されるかは正直分かりませんが、航空機メーカーの設計思想が今後登場する自動運転車両に大きな影響を与える可能性はあります。

と言うワケで、航空機メーカーの2大巨頭。
エアバスとボーイングの真逆な設計思想について考えてみました。

システムを信頼するエアバスの設計思想は実用車向け?

エアバスの設計思想は、すさまじく合理的。
端的に言うと・・・

「最後の最後まで機械のシステムを信頼するゼッ!」

1994年に名古屋空港で起きた中華航空140便墜落事故
乗員乗客264名が犠牲になった原因は、パイロットと自動操縦システムの対立によるもの。

実際はオートパイロットが働いている状態なのに、マニュアル操縦になっていると思い込んでいたパイロット。
着陸動作として機首を下げた結果、オートパイロットが墜落を防ぐために動作を打ち消し、機首を上げてしまいます。
その結果、失速して墜落という最悪の結果になってしまいました。

安全運航という目的を達成するため、凡ミスを犯す人間よりも機械システムを信頼するエアバス社の設計思想。
中華航空の件では墜落という最悪の結果になってしまいましたが、「マスターコントロール※1.」と呼ばれる集中管理システムで全ての自動運転車両を管理できれば、高度に安全な交通システムができあがります。

脳ミソのエラーで暴走する爺婆。
脱法ハーブ・飲酒でラリったキ◯ガイ。
無免許・無保険・車検切れで運転しているクズ共が少なからずいる現実を考えると、日常生活で使う足車は自動運転車両になった方が合理的で安全です。
実用性や大量輸送を目的とした自動車には、完全自動化が最適な考え方なのかも知れません。


※1. マスターコントロールシステム

公道走行中の全車両(自動運転車)を一手に制御するシステム。
信号の管理も行っているので、交通状況を最適化させることが可能。
交通事故抑制の他、交通渋滞の緩和に役立つと期待されているシステム。

人を中心に考えるボーイングはファン・ドライブに最適?

米国ボーイング社の設計思想は「人」が中心。
こちらを端的にいうと・・・

「人間を信頼するけど間違った操作には警告します!」

先ほどのエアバスの墜落事故は、システムが操縦権を譲らなかったことが最大の原因。
墜落事故を起こした中華航空140便の機長は、ボーイングのシステムに慣れた方・・・。
操縦桿を操作すれば、自動操縦が解除されると思い込んでいたようです。

ボーイング社のシステムは、危険や異常を感知するとアラームや振動(バイブレーション)で操縦士に知らせます。
例え自動操縦モードに設定されていても、操縦桿を操作しただけで即座にコントロールを明け渡す仕組みです。

ボーイング社の設計思想は、スポーツカーやGTカーなどに良さげ。
操る喜びを感じつつも、車体コントロールをアシストしてくれる。
センサーで死角情報をサポートしてくれる。
必要とあらば、自動運転も可能!
ボーイングのシステムは、クルマ好きにも歓迎されやすい仕組みと言えそうです。

まとめ

走行環境が比較的安定している高速道路。
おそらく10年以内に自動運転が許可されるはずです。

一方、高速道路以外での自動運転は、技術的課題が山積。
アニメ・エクスドライバーの作中では、暴走車両が2台に増えただけで管制システムがフリーズするお粗末なモノでしたが、現実社会でこんなザルシステムを採用するワケにはいきません。

マスターコントロールシステムの管理下にないクルマと完全管理された車両が混在する状況は、街中だとちょっと心配。
いや・・・かなり心配(笑)

完全自動化を目指すなら、構造改革特区のように自動運転車両のみが走行する地区を作る必要があるでしょう。

完全自動化・半自動化。
そして、これまでのマニュアル運転による走行。
様々な運転条件のクルマが混在すると予想される、未来の道路事情・・・。

例えオートモードで走行していたとしても、ドライバーがシステムの管理役として責任を負う立場になることは確実でしょう。

現在は、自動走行システムの過度期。
クルマ好きとしては、今後どのように技術発展して行くのかとても興味深いところ。
完全自動化された車両とマニュアル走行のクルマが、お互いに安全走行できる未来が待ち遠しいRockmanでした。

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90kgのメタボ野郎から肉体改造で-30kgの減量に成功したアラサー細マッチョ。
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