日本のスチームパンク愛好者が最も注目するイベント、スチームガーデン・エピソード9。
そのテーマが「エジプト」と判明し、wktkが止まらないRockmanです。
今回のブログでは、そんな妄想が捗るスチームパンクネタを書きたいと思ったワタクシ・・・。
しかし、ツイッター界隈で活躍されているスチームパンカーのように独自製作アイテムを紹介できる段階ではない・・・。
ならば、オレの得意分野と絡めて記事を書いてやるゼ!と言うワケで、趣味暦が長い「クルマ」と「スチームパンク」を絡めてネタを書いてみたいと思います!
題して・・・
「スチームパンカーに乗って欲しいクルマ5選!」
グーグル先生に「Steampunk car」で検索してみると、出てくる結果はラットロッド系の小汚いクルマばかり・・・。
「賞金稼ぎ」や「盗賊」などのアウトロー系スチームパンカーとは親和性が高いと思うけれど、ラットロッドは紳士淑女には絶対に似合わん。
かと言って、スチームパンクと時代考証的に合致する「T型フォード」を日常の足として使ってくれ!
と言うワケにもいかん(笑)
20世紀初頭という時代設定にはちょっと合わないかも知れない。
しかし、スチームパンクファッションで乗っても違和感が少なく、現実的なお値段(300万円以内)で買えるクルマをRockmanなりに考えてみたので紹介してみるよ。
今回は前編として欧米のクルマをテーマに、厳選した5台を紹介。
もし・・・
「こんな車種もありじゃね?」と提案してくれる方がいたら、是非コメントをください。
スチームパンカーに乗ってもらいたいクルマ!
欧州&アメリカ編
イギリス
・バンデンプラ プリンセス
価格:79万円~
トップバッターは産業革命発祥の地、イギリスに担当して貰いましょう!
1台目は、旧車好きのエンスーなら知らない者はいない名車。
バンデンプラ・プリンセス。
このクルマはミニクーパーの親戚と言っても良い、イギリス生まれの小型車。
とは言っても庶民向けのMINIに対し、バンデンプラ・プリンセスはブルーブラッド仕様。
言わば貴族や上流階級向けのお車ざんす。
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最高級のコノリーレザーを職人が丹精込めて縫い上げたシート。
美しく磨き込まれたウォールナットのメーターパネル。
そして後部座席のピクニックトレイ。
分厚いモケットが敷きつめられた内装は、ロールス・ロイスに匹敵するほど!
バンデンプラ・プリンセスは、「ベビーロールス」と呼ばれているほど美しいクルマです。
ちなみに70年代のイギリスの高級ホテルでは、ベンツの大型セダンより優先して扱われたのは有名な逸話。
そんなクルマが・・・ほら!
モノによっては、100万円以下で手に入っちゃう!
これってステキじゃないですか??
紳士淑女設定のスチームパンカー諸君!
バンプラを買えば、その日から貴族ごっこが捗るよ!!
さぁ、思い切って買うんだw(白目)
(; ゚∀゚).。oO(車両自体は安くても、メンテで白目になるほど金が掛かるよ~)
・ミニ モーク
価格:125万円~
幌を取っ払うと、ゴルフカートにしか見えないクルマ。
しかし、ちゃんとした普通車です(笑)
ミニ・モークは当初軍用車として試作されたのは、ルックスから何となく感じ取れるでしょう。
でも悲しいかな、MINIがベースなので最低地上高が低くパワー不足・・・。
オフロード走行に適さないと判断され、軍用車としては認められませんでした。
ミリタリー向けには売れないので、仕方なしに一般向けとして販売。
そうしたら、マニア受けしてビーチバギーとして人気になったのは笑える話ですw
オフロード走行は出来ないけれど愛くるしい「なんちゃってオフロード仕様」のミニ・モーク。
この見た目は、エジプトがテーマのスチームガーデン9にピッタリじゃないかい??
洒落で200万円くらいポンと払える探検家設定のスチームパンカー諸君!
ミニ・モークで代官山に乗り付けるのも、面白いと思うぞい(笑)
( ゚∀゚).。oO(MINIと共有している部品が多いから、それ程パーツには困らないよ)
フランス
・ルノー キャトル
価格:39.2万円~
何となく、「ほっこり」する愛くるしさが魅力のルノー・キャトル(カトル)。
意外と最近(1992年)まで作られていたクルマで、総生産台数は835万台。
数が多いので、モノは選び放題です。
近所の兄ちゃんがこのクルマに乗っているんだけど、これに乗っているだけで洒落者に見えてしまうから不思議です。
シンプルな構造でそんなに手間が掛からないクルマなので、女性スチームパンカーに是非乗って貰いたい。
メカトラブルがどうしても嫌な人向けに、スズキの軽自動車「ラパン」をキャトル風にするキット有り。
外観だけレトロ風が良いのなら、日本車ベースの「アンセル・ラパン」がおすすめです!
イタリア
・初代 フィアット ムルティプラ
価格:~300万円
ちょっとマニアックなクルマなので、知らない方も多いのではないかな?
600 ムルティプラはイタリアの大衆車の中では、1位2位を争うほどRockmanは好き。
横から見た姿は芋虫っぽいでしょ(笑)
そこがまたカワイイところであります。
車体サイズは現代の軽自動車と同等。
それなのに、3列シートで6人も乗れちゃう!
(; ゚∀゚).。oO(イタリアンマジック、恐るべし)
現在、中古としての売り物を発見できなかったので、相場は何とも言えない。
一昔前のエンスー系雑誌には、レストア済みのムルティプラが200万円台で掲載されていました。
多分、相場は今でも変わらないのではないかな・・・。
このクルマには、博士やエンジニア系のスチームパンカーに乗ってもらいたい。
白衣姿の博士と助手が、怪しい機材を満載して市街地を爆走している姿を見てみたいなぁ~。
(・∀・)ニヤニヤ
ドイツ
・VW バハバグ
価格:100万円台~
アウトロー系スチームパンカー諸君、おまたせ。
君らにピッタリなクルマはVW・バハバグ。
アウトローには、ラットロッドも良いけれど、あちらはメチャ金が掛かるし信頼性も厳しい。
バハバグはベースがVW・Type1 ビートル。
普通に日常で乗れるのが嬉しいね。
(; ゚∀゚).。oO(エンジン剥き出しの外観は普通じゃないけどな)
バハバグは、VWから新車で販売されていたクルマではありません。
「バハ1000」と言う、ラリー競技に参戦するために、ビートルベースで制作されたカスタムカー。
よって、中古車として販売されているバハバグは全て改造車。
イチからキットを買って制作するのも良いけれど、カスタム費用はかなり高額になります。
もしバハバグが欲しいなら、程度のいいカスタム済み車両を狙うと良いでしょう。
アメリカ
・プリムス ビジネスデラックスクーペ
価格:300万円くらい
今回のトリは、テリー伊藤氏が乗っていた事で一躍有名になったプリムス・ビジネスクーペ。
このクルマは誰も買わんだろうwww
何せラジエターが噴火したり、ペダルがもげたりするのがデフォ。
テリー伊藤氏が大笑いしていた程だからね(笑)
日本にあるビジネスクーペは、その一台限りらしいので、欲しい人は個人輸入するしかない。
アメリカのサイトだと1万ドル台で販売されているから、300万円もあれば日本に持って来れはずです。
スチームパンク設定だと「闇ブローカー」や「スパイ」なんかが似合うかも。
裏の世界に生きる知的なアウトロー諸君。
このクルマを個人輸入して、スチームガーデンでラジエターを噴火させてみないか?
まとめ
Rockmanの趣味全開記事だったけど、いかがだったかな?
本当は写真の「モーガン・スリーホイラー」を真っ先に紹介したかったのです。
しかし、このクルマを日常で使う豪胆な者は居ないだろうし、新車価格は500万円を超えてしまう・・・。
スリーホイラーはクルマ好きの中でも、かなりハードコアな変態(褒め言葉)向け商品。
シャレで500万円捨てられる人間は、1万人に1人もいないと思われます(笑)
クルマは価格が高く維持費もかかるので100%趣味に走るのは困難。
レトロ趣味でもクルマまでレトロにするのは、財力と知識が無い限りムリ。
しかし、プラスチッキーな現代車でも鉄の香りがするレトロカスタムを施した車両は結構あります。
ないものは作る!の精神で、レトロ風味に車をカスタムするのも面白いと思うRockmanでした。
コメント
お久しぶりぶり!最近ラットロッドに興味持ってふらっと立ち寄ったブログがまさか君のだとはw
元気してるかい?今度佐渡の自転車競技にも来てくれ!
>ぽっくん
久しぶり!
(・ω・)ノシ
ラットロッドの検索でここに来たのかい?www
グーグル先生パネェなwwwww
佐渡はトライアスロンかロードバイクのイベントで行きたいと思っているよ。
そちらへ行ったら、上手い飯屋でも教えてくれ。
(・∀・)ニヤニヤ