トヨタの2AZ-FEエンジンはトラブル多め?そうとも言えるしそうとも言えない件

クルマ

トヨタの2AZ-FEエンジンと聞いて、「あぁ…あれのことね。」とわかる勘のいい方は、読まなくても大丈夫です。

しかし、「不人気 中古車」とか「中古車 50万円」というキーワードで当ブログに流れてきた方は、ぜひご一読ください。

加えていえば、なぜ中国製の2AZ-FEがトラブル多めなのか?と疑問がある方も一読いただければ心のモヤモヤが解消するかも知れません。

OK?



さて…以前、中古車ネタで書いたことのあるトヨタ車の一部グレードには、ちょっとした問題を抱えている個体があります。(クルマ好きの間では有名なネタ)

それは、オイル食いでございます。

2,400ccの2AZ-FEというエンジンを搭載したトヨタ車には、注意が必要な個体が存在するのです。

ネットやYouTubeで検索すれば、この件について多くの情報が得られるはず。

しかし、中古車需要が増しているコロナ禍の時期だからこそ、当ブログでも注意喚起という意味でこの問題について書いておこうと思います。

( ゚∀゚).。oO(ちなみに登録から18年目に突入した2AZ-FE搭載の30ハリアーに乗っているけれど、Rockmanの愛車はトラブルはないよ♪)

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中国製2AZ-FEは地雷多め!ババ車をさけるためにエンジン番号をチェックせよ

本来であれば、このトラブルはリコールになってもいいような案件です。しかし、本件はサービスキャンペーンにすらなっていません。

そりゃそうだよ。このエンジンの対策を実施したらディーラーさんのピットはパンクしますから。

それだけ、このエンジンを搭載した車種が多すぎるのです。(1台あたりの修理時間もそうとうかかりそう)

いちおう、トヨタ側も対応はしているんですよ。保証延長というかたちで。

登録から5年10万キロだった保障内容が、この問題が発覚してから登録から9年 走行距離無制限という内容に変更されました。

でも、該当のユーザーにお知らせなんてありゃしません。自分で調べないと知り得ない情報です。

主な該当車種

  • エスティマ
  • RAV4
  • ヴァンガード
  • マークXジオ
  • アルファード/ベルファイア
  • ブレイド
  • カムリ
  • エスティマハイブリッド
  • SAI

参考トヨタ リコール情報

トラブルの内容

中低速域から停止直前までブレーキを踏まずに減速するような運転をされますと、吸気管および燃焼室内の負圧が高い状態で保持されるため、エンジンオイルが燃焼室まで吸い上げられてオイル消費量が増えることがあります。
当該現象が発生し修理をご用命の場合、下記の通り無料にて修理対応致します。

トヨタ リコール情報より

上の文章を要約すると、「ブレーキを踏まずにエンジンブレーキで減速するような運転をしていると、エンジンオイルを消費します」ということです。

これは、信号で停止する際によくやる運転方法ですよね。前に車がいなかったり、車間が十分にあるときはブレーキを踏まずにエンブレで速度を落としますもの。

こんな当たり前の使い方でエンジンオイルがなくなってしまうんですから、トラブルをかかえた車を所有している方はたまったもんじゃありません。

トラブルが発生する確率の高いエンジン番号一覧

エンジン番号の頭文字でオイル食いに該当するか否かを判断します。


オイル食いの確立が高くなるエンジン番号の頭文字は下の通り。

  • C
  • D
  • E
  • F
  • G

エンジンのオイル食い対策済みのエンジン番号(頭文字)がこれ。

  • H
  • I
  • J
  • K

これらアルファベット表記のエンジンはすべて中国製でございます。(中国製のものを否定するとかそういう意味ではない)

なんぎなことに、対策済みのエンジンであってもオイル食いが再発する場合があります。

万全をきすなら、これら番号の中古車には手を出さないという判断をしてもいいでしょう。

オイル食いのトラブルが発生しないエンジン番号

  • 1
  • 2
  • 3
  • A
  • B

さきほどのエンジンとは違い、こちらはトラブルが発生しない(しにくい)エンジン番号の頭文字です。

ちなみにこれらはすべて日本国内製造のエンジン。Rckmanの愛車、2004年式の30ハリアーもこの日本製 2AZ-FEエンジンが搭載されています。

我がハリアーは登録から18年目に突入しましたが、絶好調でございますのよ(笑)

エンジン番号はここを見よ

我が愛車の30ハリアーは対象車種になっていないものの、2AZ-FEの搭載車であります。

ハリアーのエンジンを例に、どこをチェックすればいいか説明します。



エンジンの正面に立って右側(助手席側)から見るとわかりやすいです。

トランスミッションやセルモーターがある場所の近くに刻印があります。


/ 2AZ 『155XXXX』 \

ここです!

ここの数字のいちばん頭をチェックしてください。

( ゚∀゚).。oO(このエンジンの頭文字は『1』だから日本製のエンジンだよ)

2AZ-FE搭載のハリアーに18年乗っている感想

新車登録から18年。15万キロオーバーの我が30ハリアーくんは絶好調です(笑)

定期的にオイルの量をチェックしていますが、レベルゲージの表示部分が減少したためしがありません。

まぁ、年式相応にヘッドカバーから若干のオイルにじみは認められますけどね。

逆にいえば、それ以外に注意すべきポイントは認められないのです。

手厳しい方には「欠陥エンジン」なんて表現をされることもある2AZ-FE。すべてがすべてオイル食いするものでもありません。

中国製造のエンジンでも問題ない個体はあります。もしこのエンジンを搭載した中古車を検討しているなら、定期点検整備記録簿をチェックして、あやしい部分がないか確認することをおすすめします。

( ゚∀゚).。oO(整備記録の残っていない個体のチョイスは博打だよ。その点は気をつけてね)

【追記】 中国製2AZ-FEエンジンがトラブル多い理由

ちょっとこれを書くかどうかで迷ったのですが、とあるエンジニア(自動車技術者)から直接聞いた2AZエンジンの不具合理由がとても興味深かったので参考として記しておきます。

もちろんここに書いてある内容はオフレコ。真偽のほどは分かりません。しかし、個人的にかなり腹に落ちた内容となっております。

(; ゚∀゚).。oO(ト○タに電凸するとかはやめてねw)

 

【中国製2AZ-FEに問題が多い3つの要因】

  1. 中国製エンジンのピストンに施されたアルマイト処理が想定よりも著しく耐久性の劣るものが混じっている。
  2. 問題を起こす2AZ-FEは圧縮比があがってパワーアップした170ps仕様。
  3. トヨタ純正の低燃費オイル0W-20グレードとの相性が悪い。

オイル食いという2AZ特有の症状は、このトリプルコンボによって引き起こされている可能性が高そうです。

まず一つずつ見ていきましょうか。

第一にアルマイト処理の不具合という点。

金属同士が高速で擦れ合い、熱負荷が高くなる部位には耐久性等をあげるためにアルマイト皮膜の表面処理が施されています。

今回の件ですと、エンジンのピストン部分に該当しますな。

この皮膜に品質のばらつきが生じた場合、局部的に高温となって表面処理をした部分が溶けてしまうことがあるのです。

そうするとブローバイガスが通常よりも多くクランクケースに漏れ出てしまったり、筒内負圧となった状態(エンジンブレーキをかけている)でオイルを吸い上げてしまう現象が発生しやすくなります。

中国製エンジンの2AZは、この品質にばらつきがあったとのこと。ハズレのエンジンでは5万キロ持たないで皮膜がアッパラパーになるとか…。

実に恐ろしいことですな(汗)

 

第二に圧縮比が変更されてパワーが上がったエンジンにオイル食いが起こる点。

不具合車両に該当していないRockmanの愛車、30ハリアーはパワーアップ以前の2AZ-FEを搭載。圧縮比が9.6の160ps仕様でございます。

一方、不具合が発生するエンジンは圧縮比が9.8にあがって170psにスペックが向上したもの。圧縮比をあげてパワーを出せば、それだけエンジンブレーキをかけた状態で負圧が上がるのは車好きには理解していただけることと思います。

10PSの差で一体どれほど負圧が増すのかは分かりませんが、オイル食いの一要因になっているポイントとして見逃せない部分であります。

 

そして、第三のポイントはある時期からディーラーで低粘度オイルの0W-20が使われはじめたこと。

ハリアーの取説に書かれている指定油脂は、「SL5W-30」「SL5W-20」「SL-10W-30」「SJ10W-30」でございます。

0W-20を使えなどとは一切書いておりません。

低粘度のオイルを使えばそれだけ摺動抵抗が減って燃費も多少稼げるでしょうが、油膜保持の点で疑問。

ディーラーさんで0W-20を使うようになったのは、燃費を重視する世間の目が強くなったことや在庫管理の面からではないかと邪推しますが、エンジンをぶっ壊したら元も子もないと思うのはRockmanだけでしょうか。

ちなみに、2AZエンジンのオイル交換では、トラブル防止の意味で添加剤を加えているとかなんとか仰っていました。

さて真相は如何にw

( ゚∀゚).。oO(ディーラーさんに整備に出すのをやめてからワコーズのオイルを使うようになったワシ。純正オイルより滑らかにエンジンが回るよ♪)

まとめ

一番ヤバい2AZ-FEエンジン搭載車の購入パターンは、保証のない…もしくは保証が短いオイル食いの車を買ってしまった場合。

保障期間をすぎてしまったものは、エンジンの修理に50万円ではきかない金額がかかってしまいます。これは最悪ですね。

なので、手厚い保証がついたディーラー中古車や日本製造のエンジンが載った車を選ぶことが安心だと思います。

( ゚∀゚).。oO(簡単な車のメンテナンス方法や構造は自己防衛として知っておいた方がいいね)

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