PR

スズキ イグニス試乗記!素性の良さを感じる小型SUVは高評価な件

試乗記

スズキー!頼むー!
イグニス・スポーツを作ってくれー!!

(゚∀゚ )三 三( ゚∀゚)



(; ゚д゚)ハッ!

ゴホンッ

スズキの普通乗用車でスポーツ性能を求めるのなら、スイフトスポーツ一択!
小型SUVたるイグニスに、走りの要素を求めるのは間違っています。

がッ!

このクルマの素性はとても良い♪

  • 軽量
  • コンパクト
  • 剛性高いボディ

ついつい、ダウンサイジングターボ + MT(マニュアル・トランスミッション)仕様のイグニスでワインディングを「ヒャッハー!」したくなります(笑)

というワケで今回は、ニッチなマーケットを開拓し続けるスズキの意欲作!
ありそうでなかったAセグメントの小型SUV、イグニスに関するエントリー。

ラテン語で「」を意味するホットなメガネ娘に試乗してきたので、ネタを書いてみようと思います!

(; ゚∀゚).。oO(MTならスイスポ乗れよ!という突っ込みはよく分かるけど、イグニスのMT仕様は楽しいと思うのw)

スポンサーリンク

AセグメントのニッチSUV!イグニスの魅力

img05
SUZUKI IGNIS

Good ポイント

  • 個性的なデザイン
  • POPで明るいインテリア
  • 軽い車体
    (FFモデルは800kg台)
  • ボディ剛性が高い
  • 安全装備が選べる
    (自動ブレーキ + サイドカーテンエアバック)

Bad ポイント

  • 燃費重視のもっさりCVT
  • 寒冷地特有のサビの懸念
    (フェンダー内部や下回り)

営業さん同乗による短距離での試乗・・・。
じっくり乗ったワケではありませんが、現時点でイグニスの良い点・気になる点を列記すると、こんな感じになります。

CVTのもっさり具合は足車として考えると妥協はできます。

一方、ボディの「サビ」は寒冷地に住む者として気になる点。
リアフェンダー内側に鉄板むき出しの部分があるため、融雪剤による腐食のダメージがどうしても気になります。

(; ゚∀゚).。oO(新車の見積もりでサビ防止コーティングをどうするか聞かれたのは初めての経験!一昔前のスズキ車でリアフェンダーが腐食している個体を見かける時があるからサビは気になる・・・)

イグニスが属するAセグメントとは?

Aセグメントと軽自動車の比較
Aセグメント軽自動車イグニス
全長3,750mm 以下3,395mm3,700mm
全幅1,600mm 台1,475mm1,660mm
排気量1,300cc 以下660cc1,242cc

【Aセグメント 代表車種】

自動車のカテゴリを表す「セグメント」には、明確な定義がありません。
おおよそという曖昧なモノに過ぎないので、自動車メーカーの都合によりポジショニングは変化します。
(寸法・価格・デザインなど、トータルイメージでセグメントは変化する)

Aセグメントの役割は日常生活の足!
いわゆる、ゲタ車でございます。

2+2の使い方が基本なので、前席がメイン。
後部座席は補助シート扱いになります。

上の表を見てもらえば分かる通り、イグニスはAセグメントのカテゴリにぴったり当てはまるクルマなのです!

( ゚∀゚).。oO(Aセグメントのクルマは軽自動車よりデザイン的制約が少ないから個性が出る♪)

エクステリアデザイン

201603061315

試乗車のイグニスは中間グレードの「MX」。
ヘッドライトがハロゲンでLEDポジションランプがついていないため、上級グレードのMZと顔つきが少々違います。

現行アルトから始まったメガネ顔は個性的。
グリル周辺をブラックアウトさせたデザインは、ヘッドランプの眼力(めじから)を強調させます。

201603061532

スパっと切り取ったリアサイドウィンドウ。
視覚効果により、チョップトップっぽく見えます。

フロンテクーペをオマージュしたCピラーの3本スリットは、おっさんにはたまりませんwww

フェンダーラインを強調したプレス造形もアグレッシブ!
デザイナーさんの気合が感じられます。

( ゚∀゚).。oO(プレスラインを強調するダークシルバーのボディにブラックホイールは引き締まった印象!ちっこいボディビルダーって感じかなw)



で!

スズキのデザイン力に感心して後ろへ回るとだねぇ・・・

201603061617
201603061620

テールランプが微妙・・・

(´Д`;)

個人的に思う、何とも残念な部分・・・。
ぼてぇ~とした野暮ったさを感じます。

マッシブさを表現するためにフェンダーを張り出したことで、テールランプのデザインに制約が生じたのでしょうか??

尻フェチのRockmanとしては、この台形テールランプがイグニスのデザインの中で唯一気になる部分です。

(; ゚∀゚).。oO(レトロ感を出したかったのかも知れんが、マイナーチェンジでもっとシャープなテールランプにして欲しい・・・)

インテリアデザイン

201603062347

室内に乗り込むと目につく、カラフルなパーツ。

プレミアムシルバーメタリックの試乗車は、「オレンジインテリア」が標準仕様となります。
(下位グレードのMGはブラックインテリアのみ)

前席のインテリア

201603061729

内装はシンプルなデザイン。
ごちゃごちゃしたうるさいデザインはごまかしが効きますが、イグニスの内装にそのような部分はありません。

マテリアルは一体成型のプラスチックパーツを多用。
配色や造形で工夫しているので、小型車特有のショボさを感じさせないのは嬉しいところです。

何となくですが・・・
プジョー・シトロエングループやフィアットの内装をスズキは相当研究しているように思います。

国産車の弱点だったデザイン性に改善が見られるのは、自動車にプラスαを求める層には吉報ですな♪

( ゚∀゚).。oO(Rockmanが最も関心したのはエアコンのコントロールユニット!シリンダー式の意匠はかなりカッコ良い!!)

↓↓ コレ
201603062354

後部座席

201603061759

身長174cmのRockmanがドラポジを合わせた状態で、後部座席に座った状態が上の写真。

膝は触れていませんが、結構ギリギリ。
トールワゴンの軽自動車のようにゆったり空間とはいきません。

一応、後部座席に3人乗れるようですが、大人3人は厳しい!
2人なら何とか我慢できますが、1時間以上の乗車は遠慮したい感じです(笑)

2+2のスタイルを基本に、後部座席はエマージェンシーシートとして使うのが良さそうです。

( ゚∀゚).。oO(後部座席は分割式のスライドシート。シチュエーションに応じてラゲッジスペースを拡大できるよ)

ラゲッジスペース

201603061809

気になるラゲッジスペースは必要十分。
日常の買い物ていどなら、後部座席を倒さなくてもトランクに載せることができます。

 

201603061814

後部座席を倒してフルフラット。

前席後端からトランクスペースの端までメジャーで測ると、およそ131cm。
前後車輪を外したロードバイクであれば、余裕で積み込むことが可能です。

( ゚∀゚).。oO(荷室フラット状態で積むのも良いけれど、フレームを後部シートに逆さまで固定してホイールをトランクに収納した方が安定するかも・・・)

イグニス試乗

201603061841

個人的にキーを刺してキュルキュルするのが好きですが、イグニスはスマートキーのハイブリッドカー。
プッシュボタンでスタートします。

これも世の流れなのでしょう・・・。
アナログなクルマが好きなRockmanは、一抹の寂しさを感じます。

(´・ω・`)



さて、走り出して分かるボディー剛性の高さ!
車重は軽いけれど、小型車特有のペラペラ感はありません。

もちろん、内装の継ぎ目から異音が出ることもナッシング!
室内から聞こえるノイズは少なく、ワンランクかツーランク上のクルマに乗っている感覚になります。

マイルドハイブリッドが素晴らしい!

イグニスというクルマには、マイルドヤンキーと混同しそうなマイルドハイブリッドと名付けられたハイブリッドシステムを搭載しています。

この仕組みが実に傑作!
理系出身のRockmanはニヤニヤしてしまいます。

(・∀・)ニヤニヤ

img04

  • 発進&加速時に発電機をモーターとして使用
  • 小型リチウムイオンバッテリーで電力供給をアシスト
  • 減速時にISGで発電してバッテリーチャージ

これ・・・

プリウスに代表されるハイブリッドシステムのように大がかりな物ではなく、ISG(Integrated Starter Generator)と呼ばれる発電機にモーター機能を兼任させています。

発電機をモーターとして使うなんて、一体誰が考えたんでしょうか(笑)

あッ!スズキだwww

このアイディアは小型車を得意とし、コスト意識が極めて高いスズキの技術者だからこそ出た発想に感じます。

201603061927

ISGのパワーは3.1馬力。
同社が過去に生産していた 迷車 名車、「チョイノリ」1.5台分のパワーしかありません(笑)

こんな低出力では、モーター単体で自動車を走らせることは無謀。
しかし、1㌧以下の小型車であれば、エンジンが不得意とする低速領域を補って得られる効果は期待できます。

しかも、マイルドハイブリッドシステムの恩恵は、アイドリングストップ機能でも発揮されます。

エンジン始動時にセルモーターを始動させる必要が無いので、騒音や振動が発生しません。

この技術は、「さすがスズキ!」としか言いようがありません。

( ゚∀゚).。oO(ワタクシ、マイルドハイブリッドに感動しました!)

安全サポートが嬉しい

img17

軽自動車に早い時期からサイドカーテンエアバックをオプション設定していたスズキ・・・。
しかし残念なことに、全く売れなくて止めてしまった悲しい過去があります。

このトラウマの影響か何なのか知りませんが、ハンガリーから輸入する日本向けのSX4 S-CROSS新型エスクードにサイドカーテンエアバックは設定されていません。

ところが!

イグニスにはオプション設定されています♪

90s
イヤッホー

これは運転時の安心感につながります。
イグニスであれば、奥さんや彼女にも自信を持っておすすめできます!

 

img033

さらに、「アイサイト Ver.2」並のデュアルカメラブレーキサポートが設定されています。

実は試乗中・・・
右折車線にいたボコボコの日産キューブが方向指示器を出さず、いきなり割り込んでくるハプニングがありました。

そこは優秀なイグニスくん!
「ピピピピピ!」と警告音で注意を促してくれたので、無事にやり過ごすことができました♪

予期せぬところでイグニスの安全サポートを体験できたのは、不幸中の幸いです。

( ゚∀゚).。oO(ボコボコの車は自分の車や他人の車に全く気を使わない危険な存在。公道で見かけたら注意すべきカテゴリの1つだね!)

CVTの制御がちょっと残念

img15

イグニスで少々残念なのがCVTの制御。

車体は軽いのでシャキシャキ動くのですが、加速はもっさり~。
燃費重視のセッティングなので仕方ないと言えば仕方ありません・・・。

イグニスに無茶な要求だということは重々承知していますが、スバルのSI-DRIVEのようなギミックは無理でしょうか?

MTの派生車は無理でしょうか??

イグニスは世界戦略車なので、バリエーションは考えていますよね?
スズキさん??(チラチラ

乗り心地は少々硬め

試乗車は、走行距離150kmていどの新車。
ダンパーが馴染んでいないのか、少々硬い印象を受けました。

とは言え、不快に感じるほどではありません。
R53型のMINIの乗り心地に慣れ親しんだRockmanには、むしろ心地よく感じたくらいです(笑)

FFと4WDモデルで足回りが異なるので乗り心地に差があるかも知れませんが、そちらは不明・・・。
機会があれば、乗り比べをしてみたいと思います!

(; ゚∀゚).。oO(街中を低速で走っただけだから、よ~分からん)

まとめ

201603042235
鈴菌撒いてやんよ!

ワタクシことRockmanは鈴菌感染者(笑)
このエントリーを読んで、一人でも多くの人間が鈴菌に感染することを望んでおりますwww

(・∀・)ニヤニヤ

 

img05

冗談はさておき・・・
イグニスは特出した部分こそありませんが、高いレベルでまとまった小型車。

価格帯は軽自動車とバッティングしていますが、軽自動車規格という呪縛から開放されているので、懐の深さは格段に上と言えます。

上位カテゴリの車種に何ら劣る部分がないイグニス。
バックオーダーを抱えて納車が2ヶ月先なのも納得できます。

もし小型車で安全性能が高く、見てくれが良いクルマをお探しなら、イグニスに試乗することをおすすめします。
納期は少々かかりますが、街乗りクルマとして最良の1台になるかも知れませんよ?

( ゚∀゚).。oO(鈴菌感染者用に、K14C型ターボエンジン + MTの派生車をはよッ!)

スポンサーリンク
試乗記クルマ
スポンサーリンク
Rockmanをフォローする
スポンサーリンク
X-body

コメント

  1. ひーこさん より:

    あれ?今日(6日)に試乗したわけじゃないよね?
    いや、そうだとすると、ニアミスだったので(笑)

    ちなみに、私の目的だった旧型エスクードはありませんでした(笑)

    • RockmanRockman より:

      >ひーこさん
      試乗したのは先週ですよ~。
      ラダーフレームベースの3代目をあえて選ぶのは、渋いチョイスですなw

  2. カディエ先生 より:

    所詮SUVなんだからマニュアルじゃなくてレスポンスUP&若干高回転まで引っ張るスポーツモードの追加で良いんじゃない?
    スポーツモデルでマニュアルのラインナップはアルトワークスがあるんだし贅沢言ったらキリが無くなるよ
    正直スポーツカー以外のスポーツモデルの乗り手って悪質な運転する人が多く見られるから…
    その最たる例がパジェロエボ
    でかい図体にハイパワーで街中を我が物顔でぶっ飛ばし重くて止まれないから信号無視しまくりで危険極まりないったらありゃしない
    スポーツカーに乗る走り屋は曲がる、止まるも意識して運転するけど他のスポーツモデルに乗って飛ばす人ってブラインドコーナーで対向車の確認も出来ないはのに追い越ししようとしたり曲がる、止まるの限界性能や安全性を全く意識してない走りかたするキ○ガイが好んで乗るから純粋なスポーツカー以外のスポーツモデルは作って欲しくないですね(-_-;)

    • RockmanRockman より:

      >カディエ先生 様
      イグニスにスポーツ性能を求めるのは見当違いということは重々承知しています。
      しかし、素性が良いんですよ~この子!

      会社の商いとして、スポーツバージョンにうま味がないこと。
      そして、K14Cターボエンジンをイグニスに搭載するのが技術的に難しい点から、ホットバージョンは今のところ出ないと思います。

      とは言え・・・
      何らかの派生車を期待してしまうのは、ぶっ飛んだスズキ製品を愛する鈴菌感染者の性(さが)なので仕方ありませんw

  3. スズキつながりで、俺も書いたぞい。
    http://redbeco.com/?p=721
    ただし、試乗車も実車も無く、不完全燃焼でしたが。

    • RockmanRockman より:

      >ひーこさん
      ディーラーをはしごすれば良かったのに~(笑)

  4. 鈴菌感染者 より:

    バレーノの1Lターボエンジン+5MTを期待したいです。
    先日欧州仕様発表されて、5MT+5AGSなので国内向けもCVTから切替えてほしい

    • RockmanRockman より:

      >鈴菌感染者 様
      はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      ダウンサイジングターボにMT仕様は熱いですね!
      日本でも出してくれると密かに期待していますw

  5. 鈴木菌未感染者 より:

    1LターボMTが導入されたら嬉しいですね!!(出来れば4WDの設定も)
    イグニスは万人受けする車にする必要は無いと思います。クロスビーとの競合を避けながら、他社から顧客を獲得できるチャンス!
    スイフトスポーツも楽しいと思いますが、最低地上高が低いあくまでもスポーツカー。どこでも走れるスポーティーコンパクトSUVという唯一無二な存在になって欲しいです。

    • RockmanRockman より:

      >鈴木菌未感染者 様
      イグニスの1LターボMT(ALL GRIP仕様)なんて出たら、鈴菌感染者が増加しますねw
      外観はウォーターアクティビティーコンセプトかS-Urbanコンセプトっぽい感じでお願いしたいです!(^ω^)