タレントの武田真治さんは美しい肉体の持ち主。ビルダーマッチョのような肉体の歪さを一切感じません。
ボクシングや筋トレ、ランニングなどで鍛えられた靭やかな身体は研ぎ澄まされた日本刀のようでもあります。
そんな彼の著書「優雅な肉体が最高の復讐である。」は、とても共感できる点が多かった。
というわけで今回のブログは、書評を書いてみようと思います
肉体改造の金言集!
武田真治の考え方に共感したワタクシ
芸能人の書籍はゴーストライターが面白おかしく話を肉付けしたものがほとんど。
しかし、彼の著書はしっかり自分の言葉で紡がれている印象を受けます。
例えば、こんな一文・・・
「身体なんて鍛えてもしかたない」と言う男性に限って女性の価値をバストで測り、自分は貧弱な身体をしていませんか。
日本の男性も、もっと自分の胸板を気にするべきだと僕は思います。
書店で人目を気にせずエロ本を立ち読みしているキモいおっさん。あんたのことだよ。
OLのお尻をニヤニヤ眺めて、会社のPCでエロサイト巡りしている腹が出たおっさん。あんたのことだよ(笑)
m9(^Д^)プギャー
武田真治さんは、日刊SPA!のインタビューでこんな事を語っています。
幸運なことに僕には「上司」みたいな、面倒でストレスフルな存在っていないんですよね。
目をかけてくれる「兄貴」みたいな方はたくさんいるんだけど。
それで、そのまま生きていると、精神的な負荷ってまるでないんです。たぶん、肉体的な負荷を人よりもかけていることで、そういう精神的な負荷を免除されているのかなって。
生きていることに、肉体的なトレーニング以外の負荷がまったくないんですよ。
この言葉はRockmanの心に響きました。
なぜなら、彼と同じような環境に身をおいているから。ありがたい事に、現在のRockmanは社畜のような生活はしていません。
極めて心のストレスが少ない状況で生きています。(某有名企業で働いていた時は死にそうだったけどw)
(; ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
自分が飽きもせず肉体改造に励んでいるのは、運動により気分がスッキリする効果によるものと考えていました。
しかし、何とも言葉にできないモヤモヤとした感覚が残っていたのも事実。
実は、心が受けなかった分の「負荷(ストレス)」を無意識に肉体へ与え、精神と肉体のバランスを取っていたのでしょう。
その事にこの本は気づかせてくれた。武田真治さん、ありがとう。
食い物は関係ない、とりあえず動け!
彼は食事制限を一切していないと本では語られています。(酒を飲んだ後にシメのラーメンもきっちり食べる!)
炭水化物を目の敵にしている某医者さまとは大違いですな(笑)
そこで、「食べたいものを好きに食べて、どうやってあの見事な身体を作ったのか?」という疑問がわきます。
もちろんトレーニングによるものではあるけど、彼は根性で鍛えているわけではありません。日々の生活習慣として運動をするのが当たり前の環境にしただけ。
生活習慣として運動を行うのは、「肉体改造」において最も重要。
「◯◯◯を食べて-20kg達成!」
などと、うたっているダイエット食品は誇大広告です。まず詐欺と思っていいでしょう。(消費者庁から厳重注意を食らったトマ美ちゃんとかwww)
この世の中に「〇〇〇」を食べただけで痩せたり、「△△△」を食べただけで筋肉が付く食材なんてあると思いますか?
そんなもんはありませんw
全ては、運動による効果!
美しい肉体を手に入れるためには、運動は不可欠だよ。もちろんダイエットには、カロリーコントロールが大切だけどね。
元おでぶのRockmanだから分かることですが、生活習慣さえ変化させれば肉体改造なんて簡単なのであります。
鍛えているアピールはするな!
武田真治さんは、「鍛えていることを周囲にアピールするな!」という考えの持ち主。
想像してみてください。
鍛えていることをいちいち自慢げに語ったり、肉体を見せびらかしたりする人がいて、それに毎回リアクションしなきゃいけない状況は、相当煩わしくないですか?
僕がいつもピチピチのタンクトップを着て、筋肉をアピールをしていたら、面倒くさいでしょ(笑)
僕は、周囲に気を使わせることが、本当にイヤなので。
僕が自分の身体を鍛えているのは、肉体の性能を上げたい、という一点だけなんです。「俺の身体を見てくれ」みたいなアピールはやっちゃいけないとすら思っている。
まあ、この本を出したことで、ちょっとアピールしてしまっているのかもしれないけど。
この意見に完全同意。
承認欲求の表われだと思うけれど、よく顔出しでムキムキの肉体をブログに晒している方がいますな。
あれ、誰得なんですかね??
「自己満の為にやっとるんじゃ!文句あるかッ!?」と言われれば、文句ありません。ブログなんて自由にやれば良いのだから、お好きにどうぞ。
でも自己満している本人は良いとして、鍛えているアピールされた相手はどうですかね?
鬱陶しいでしょ(笑)
肉体改造系のネタをメインとしたブログを運営しておきながら、Rockmanが裸体を晒さないのはこの理由。
旧ブログでネタの構成上、自撮り写真をのせたことがありました。
写真を見て貰えば分かると思うけど、裸体にならなくても身体のフォルムで体型は分かるはず。
鬱陶しいおっさんの裸体は需要がないし、わざわざ晒すものではないとオレは考えています。
「頑張って鍛えている!」とか「筋肉を褒めて欲しい!!」などとアピールするのはやめましょう。鬱陶しいし粋じゃないです。
まとめ
肉体改造方法を紹介した本やサイトは星の数ほどあります。
しかし、本当に重要なのは方法論より己のモチベーションを上げて運動し続けること。
日課として己の肉体を鍛える環境に身をおけば、数年で周囲の人間とは一線を画す存在になれるのは間違いありません!
「寒くて動きたくねーな・・・」と思っている方は、是非「優雅な肉体が最高の復讐である」
を読んでみましょう。
テンションが上がること受け合いです!
コメント
『優雅な肉体が最高の復讐である。』について感想を書いてくださり、ありがとうございます。書籍の編集を担当いたしました、幻冬舎の竹村優子と申します。引用されている武田さんの発言部分なのですが、二つ目からは、日刊SPA!さんのインタビュー記事からの抜粋だと思われますので、その旨明記していただいたほうが読者の誤解が少ないかと思います(本からの抜粋に見えてしまうので)。おそれいりますが、よろしくお願いいたします。
>幻冬舎 竹村優子様
コメントいただき、ありがとうございます。
誤解を与える表現をしてしまい、申し訳ありません。
ご指摘の箇所を修正いたしました。
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。