- 最近は忙しくて全然乗ってないんだよね…
- 貧脚なのでドンドン抜いて行って下さい!
- 今日はゆるポタだよ♪
グループライドで走る際は、大体こんな会話から始まります。
しかし、騙されてはいけません!これらをロード乗りの言語に翻訳すると、全く別の意味になります。
(´・ω・`)「最近は忙しくて全然乗ってないんだよね…」
↓↓↓↓↓
(・∀・).。oO(毎日2時間のZwiftは欠かさないけどなw)
(´・ω・`)「貧脚なのでドンドン抜いて行って下さい!」
↓↓↓↓↓
(・∀・).。oO(貧脚のオマエラに抜かれるワケねぇーだろw)
(´・ω・`)「今日はゆるポタだよ♪」
↓↓↓↓↓
(・∀・).。oO(地獄へようこそwww)
発言内容と真逆の意味。真意を知った初心者は、思わずガクブルになるはずです(笑)
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
・
・
・
小麦色に焼けた肌。筋肉のカットでバキバキの脚。ボコボコに浮きでた腕の血管…。
社交辞令的会話の裏に隠された真意。柔和な表情ながら目が笑っていないオジサン達は、殺気を放ちながら互いに牽制し合います(笑)
今回は、ロード乗りが多用するセルフ・ハンディキャッピングについて。地獄のミサワをほうふつとさせる、防衛行動についてネタを書いて行きたいと思います。
ロード乗りはセルフ・ハンディキャッピングを多用する!
セルフ・ハンディキャッピングとは?
◇セルフハンディキャッピング◇
自らにハンディキャップを課し、たとえ失敗した時でも言い訳ができるようにしておく行為。
失敗した時にはその言い訳によって自分の評価の低下をより小さくすることができ、成功したときにはハンディキャップを乗り越えた自分への評価の上昇を期待することができる。
自尊心を守るための防衛行動。
はてなキーワードより
代表例は以下の通り…
- 試験前日に行う部屋の掃除
- 寝てないアピール
- ケガしてるアピール
失敗しても成功しても、どちらでも『得』に働くセルフ・ハンディキャッピングの戦略。まさか、やったことがない人なんて、いませんよねw?
セルフ・ハンディキャッピングは、ロードバイクを嗜む者にとってお馴染みです。嘘つきと言えなくもありませんが、正確には「お決まり」と言った方が良いでしょう。
ロード乗りが使う代表的セルフ・ハンディキャッピング
ロードバイクに乗ってない詐欺
仕事が忙しくて全然乗れていません
経験上、そんなことを口走る人に限って、ストイックにトレーニングしています。
- 早朝ライド
- 帰宅後のZwift
- パワーメーターによるペダリング分析
言葉とは裏腹に、日々のルーチンワークで己の牙(脚)を磨き続ける。
「全然乗れていないw」と口走る方は、コソ練に励んでいると思ってほぼ間違いありません(笑)
体調不良詐欺
本当にそういう場合も稀にあるけれど、大体は方便(笑)
そもそも、本当に体調が悪かったら走りに来ていません。この人達の真意な何か?
それは…
体力温存して、後半ぶち抜いてやるゼッ!
体調不良の者を先頭で引かせるリーダーは『鬼』です(笑)
ウソ臭いと分かっていても、集団後方で控えることを許可せざるをえません。この人達は、後半あたりで「体調が回復した!」と言い、疲弊した者をブチ抜いていきます。
ゆるポタ詐欺
初心者ローディーの通過儀礼。もしくは、上下関係をハッキリさせるために行うバトルの誘い文句。
ゆるポタ詐欺は、ロード乗りにおける代表的詐欺行為です(笑)
- 初心者歓迎
- グルメライド
- 散歩ライド
何も知らない初心者をおびき寄せるために使われる、上記3つのキーワード。
ロード初心者は、決して信用してはいけません。
参考:ゆるポタは危険な罠!ロードバイクで最も信用できない言葉
ロード乗りがセルフ・ハンディキャッピングを多用するワケ
遅かった時の言い訳
ビッグマウスは、大変リスクが高い行為。でかい口を叩きながら、能力が伴っていない者ほどカッコ悪い人はいません。
逆に自分を過小評価して申告しておけば、例え「激おそ!」でもダメージは最小限に抑えられます。
まさに、自分のプライドを守るためのセルフ・ハンディキャッピングと言えます。
油断させて優位に立ちたい
遅いよw遅いよwww
そう宣言しておきながら、実際はクソ速い方が沢山います。体型を見れば本当に遅いかどうかは大体分かるので、玄人には通用しない戦略(笑)
しかし、「遅い!」と宣言している人にブチ抜かれると、抜かれた方は100倍イラつきますw
あれ!?ボクって遅いはずなんだけど、抜いちゃってゴメンネwww
抜かれた後に見せつけられる後ろ姿。「プギャーwww」と嘲笑われているように感じる背中を見続けるのは、分かっていても屈辱的。
思わず唇から血がにじんできます。
まとめ
半分ネタとして書いてみましたが、いかがだったでしょうか(笑)
自分のペースでソロ・ツーリングを楽しむのも一つのやり方です。
しかし、たまにグループライドに参加して、同好の士から刺激を受けるのも一興。
騙し合い、化かし合いはロード競技の常!それを分かっていれば、腹の探り合いも中々楽しいものですw
ちなみに、ここ数ヶ月ほど全くロードバイクに乗っていないワタクシ。もし、どこぞのお山で見かけても、決して虐めないで下さいね?
щ(´∀`щ)ヶヶヶ
コメント