ロードバイクに乗るようになった初心者は、2つの心の壁にブチ当たります。
それは…
- パツパツのレーパンを穿くことへの抵抗。
- スネ毛を剃ることへの抵抗。
今回は、そんな2つ目のスネ毛剃りのお話です(笑)
ローディーのスネ毛問題
ロードバイク乗りはスネ毛を剃るのが暗黙のルール?
いつ頃決まったのかは定かではありませんが、ロードバイク乗りはスネ毛を剃ることが暗黙のルールとなっています。
プロ選手はもちろんのこと、少年からおじさんまで、スネはツルツル(笑)
なぜ、スネ毛を剃るのか?その問いに対しての回答は、次の4つが挙げられます。
- スネ毛が無い方が、テレビ写りが良い。
- 落車によって負ったケガの処置がしやすい。
- スネ毛が無い方が脚のマッサージがしやすい。
- 空気抵抗が減る(笑)
1.に関して、プロのロードバイク選手には当てはまります。しかし、我々素人には関係ありませんw
2.のケガ対策は言われてみれば納得できます。
3.のマッサージに関しては、プロのように仕事として脚を酷使しているワケでもないので不要。
最後の「空気抵抗が減る」に関しては、ほとんどネタだと思われていました。いわゆる、スネ毛剃りネタのオチと言うやつですな。
素人には必ずしも必要ではないスネ毛剃り。
今までは慣習として…
「プロ選手がやっているんだから、とりあえず真似して剃っておこう。」
的なノリでした。しかし、スネ毛剃りで空気抵抗が減るのは事実みたいです(驚)
SPECIALIZEDの風洞実験により、スネ毛剃りの効果が明らかになった!
世界的自転車メーカー「SPECIALIZED(スペシャライズド)」のバイクを駆るトライアスロン選手のジェシー・トーマス氏は風洞の中でバイクに乗って空力性能を測定するテストを実施していたのですが、ある日のテストセッションの前にスネ毛の処理を忘れていたことに気が付きました。
大した違いもうまれないだろうと思いながらテストを進めましたが、途中でいつもどおりスネ毛を剃ってみたところ予想を上回る結果が現れたそうで、その時の様子を「まったくのジョークだと思った。毛を剃ることであれほどの違いがうまれるとは誰も予想だにしていなかった」と語ります。
このときに測定された結果によると、スネ毛の処理を行うことでドラッグ(空気抵抗)を7%も軽減できることが明らかになっており、これはライダーがペダルを踏み込むパワーの15ワット分に相当します。
ひとくちに「7%」と言ってもピンと来ないものですが、40kmの距離を走り抜けるタイムを競う「タイムトライアル」という競技でいえば、1時間後にゴールする時点で理論的には79秒もの差を生むものとなっており、ときにはコンマ1秒の差を競うこともある選手にとってはとてつもなく大きなアドバンテージを生むものとなることは明らかです。
この結果を読んだ、Rockmanの感想は…
マジかよwww
何かの悪い冗談かと思いました(笑)
まとめ
暗黙のルールである、ロードバイク乗りのスネ毛剃り。
Rockmanの場合は、気合が入っている大会。複数の方ご一緒するツーリング時に剃っていました。
しかし、1人でプラプラ走る時は、スネ毛もさもさの状態で乗っています(笑)
ロードバイク乗りは、常に風の抵抗と闘いながら走っています。スネ毛を剃るだけで抵抗を7%も減らせるのなら、剃るしかありません!
しかし、モノは考えよう・
通常はスネ毛もっさりの状態で走り、わざと風の抵抗を受けて脚を鍛える!そして、ここぞと言う時にリミッターカットの如くスネ毛を剃る!!
言わば、決戦用ホイールではなく…
「決戦用スネ毛剃り!」
こんなのも「有り」なのではないか。個人的にアホなことを考えてしまいました(笑)
剃るも剃らないもあなたの自由。
【剃りますか?】 or 【剃りませんか?】
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