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乗り心地は悪いけど魅力的!試乗で分かるハイラックスの割り切り具合

試乗記

13年ぶりに日本市場に復活したピックアップトラック、ハイラックス。

当ブログ管理人のRockmanはピックアップトラックが好きで、北米で売られているタンドラ(トヨタ)の並行物が欲しくて欲しくてたまらない時期がありました。

そんなオレが正規ディーラーでハイラックスに試乗できるという情報をキャッチしたら、乗らないわけには参りません!

さっそくネットで予約を入れてテンション高めで乗って来ました。

がッ!!

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公道に出てドンドン下がっていくテンション。

この車、乗るのつらい・・・

(´・ω・)ツライ

Rockmanが今まで乗ったことのある車の中で五本の指に入るほどの乗り心地の悪さです(笑)

特にリアシートがヤバい!
リーフスプリング(板バネ)の衝撃が内臓に響く響くw



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ハッキリ言ってハイラックスは、スポーツカーとは全く違うベクトルで乗り手を選ぶ車でございます。

一般的な乗用車の感覚を評価基準として持っている人では、決して選ぶことのない車両といえるでしょう。

というワケで今回のブログは、ごく一部で話題となっているトヨタのハイラックスについて。

買う気満々でディーラーに行ったRockmanの率直な感想を書いてみたいと思います。

(; ゚∀゚).。oO(乗り心地は極悪だけど、やっぱりピックアップトラックは好きなんすわ・・・)

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乗り手を選ぶハイラックス!最大の難点は乗り心地の悪さ

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「乗り心地が極悪!」と評しておいてなんですが、この車の特性を考えると乗り心地で評価するのはナンセンス。

ダブルキャブのトラックは大人4人が乗れて、荷物を気にせずガンガン積めるのが最大の魅力であります。(乗り心地が悪い理由は500kgの荷物を積むセッティングになっているから)

その点からすると新型のハイラックスは日本の新車市場で唯一無二の存在。

三菱のトライトンが新車で購入できなくなった今、他にライバルなんぞいません。

事実、すでに2,000台の受注を受けているようで、発売から一ヶ月たらずで年間の目標販売台数を達成しています。

おそらく、「ピックアップトラックじゃなきゃダメだ!」というコアな層(林業や酪農家?)が待っていました!とばかりに注文しているのでしょう。

ハイラックスの販売がロケットスタートしたのはピックアップトラック好きとして大変喜ばしいこと♪

しかし、その割にいまいちネットで盛り上がりに欠けている謎。

と言うのも2019年2月の時点で価格コムのスレッドには、たった10件の投稿しかありません。

なんぞコレ??

やはり、ネットで情報発信をしない上の世代の購入が多いのでしょうか??

初期需要が一段落した後はどうなっちゃうんだろうと、Rockmanは少々心配になっています。

(; ゚∀゚).。oO(ジムニーのように細く長くコンスタントに売れてくれると良いのだが、価格も高めだから厳しいだろうなぁ〜)

ハイラックスの利点

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  • 頑丈で安全
  • 乗り込みやすい
  • 車両感覚をつかみやすい
  • 残価率が高い

頑丈で安全

イギリス国営放送のバカ番組でも壊しきれなかったハイラックス(笑)

鉄球でどついても、海に沈めても、ビルごと爆破しても不死鳥のごとく復活します!

さすが米国特殊作戦軍からアフリカの武装ゲリラまで幅広く愛されているテクニカル車両。

特殊な環境で使っても、その耐久性は折り紙つきと言えるでしょうw

 

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トヨタ自動車

さらに!

現行のモデルはエアバッグが7個つき。
プリクラッシュセーフティー(ミリ波レーダー+単眼カメラ)もZグレードには標準装備です。

ハイラックスは安全性も高いレベルに進化していると言えるでしょう。

(; ゚∀゚).。oO(かなりの勢いで後ろから追突されてもラダーフレームのハイラックスなら死なない気がするw)

乗り込みやすい

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車高が高いため、一見すると乗り込みにくそうに思えるハイラックス。

ところが!

意外なほど乗り降りしやすいのですよ。

その秘密はステップとアシストグリップ。



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アシストグリップ(左右のAピラーとBピラーについている)を握りながらステップに足をかけると意外なほど乗り込みやすいのです♪

実は母上と姉上もディーラーに連れて行き、乗り降りのしやすさをチェックしてもらいました。

その結果…

ハリアーよりも乗り降りしやすい!

というビックリする感想。

これは予想外の結果です。

車両感覚をつかみやすい

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全長:5,335mm
全幅:1,855mm
(TRDのオーバーフェンダー付きは1,915mm)
全高:1,800mm

一般の方ならちょっと運転をためらうデカさwww

特に全長がヤバい!

このサイズはレクサスLSのロングよりもはるかに長いです(笑)

このBigボディでは運転がさぞかし大変だと思いますよね?

ところがどっこい!

車両の感覚は、とてもつかみやすいのです。



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フェンダーから生えた二面鏡のキノコミラー。(補助確認装置)

ルックスはお世辞にもカッコいいとは言えませんが、直前と直左の死角をなくしてくれます♪

 

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ピックアップトラックならではの斜め後方の視界。

カクカクしたスクエアなボディは後方の端が分かりやすいです♪

 

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バックカメラは標準装備。純正ナビがあると車庫入れが超楽です!

全長がバカみたいに長いので、純正ナビは必須ですね♪

(; ゚∀゚).。oO(このサイズだとバックカメラなしはつらい)

残価率が高い

ハイラックスの5年後の残価率はおよそ50%。これはランクル並みに高い数値です。

ピックアップトラックは仕事や趣味の車として一定の需要があります。日本国内の需要はもとより、海外(途上国)での需要も相当なもの!

とりあえず買ってみて、ライフスタイルに合わなかったらさっさと売ればいいという点ではありがたい車ですね。

新型ハイラックスの欠点

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  • 極悪な乗り心地
  • 駐車スペースからはみ出る全長
  • リアシートの居住性
  • 高速道路の料金が1.2倍
    (休日割も適用されず)

極悪な乗り心地

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↑↑
最大積載量500kgに耐える強靭なリーフスプリング!乗り心地が悪い原因はコイツだwww

ハイラックスの乗り心地は極悪レベル(笑)

オブラートに包んだ表現ができるレベルではありません。

もう一度言います。

極悪です!

(; ゚∀゚).。oO(軽トラに普通乗用車のシートをポン付けした乗り心地じゃw)



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メーカーさんによると、この車は真面目に500kgの荷物を積むことを想定しているとか。

ということは、安全率を考えても1.5倍〜2倍程度の積載は可能なのでしょう!

そりゃ荷室が空の状態なら、ちょっとした路面のギャップでピョンピョン跳ねまくる訳ですwww

購入を検討する際のネガポイントとしてハイラックスのボディサイズを挙げる方は多いでしょうが、Rockmanはボディサイズ以前の問題として、この極悪な乗り心地を改善できないと愛車にすることはできません。

こんな酷い乗り心地の車に母ちゃんを乗せて納豆を買いに行くことなんてできませんぞwww

TRDやKYBからサスペンションキットが発売されるようなので、そちらに期待したいと思います。

(; ゚∀゚).。oO(ノーマルのサスセッティングでこれほど極悪な乗り心地の車も珍しいぞい)

駐車場からはみ出る

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標準的な駐車場のサイズは幅が2.5mで長さが5mほど。

全長5.3m超えのハイラックスでは、後ろをギリギリまで寄せたとしても頭が飛び出てしまいます(笑)

もちろんこのサイズの車はコインパーキングでも不可なところが多いでしょう。

ハイラックスを日常用の足車として利用する際は、出先の駐車場を考える必要が出てきます。

(; ゚∀゚).。oO(スーパーに買い物に行ったら隅っこに駐車するしかないなw)

リアシートの居住性

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身長174cmのRockmanが運転席でドラポジを合わせた状態で後ろに座ると、このような状態。

前席と脚の隙間は、だいたい拳1個分です。

ちょっと狭い気がしますが、シートの形状が工夫されているので、それほど窮屈ではありません。

Rockmanが問題にしたいのは、リアシートにエアコンの送風口がない点!

 

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夏の後部座席はめちゃくちゃ暑そうです。

 

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しかも、ピックアップトラックということでヘッドレストのすぐ後ろはリアガラス。

IR(赤外線)カットフィルムを貼らないと、ジリジリ肌を焼かれて辛いような気がしますw

高速料金が1.2倍で休日割も適用外

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ハイラックスは商用車登録。

ということは即ち、1ナンバーなので毎年の車検になります。

しかも高速道路料金は普通車の1.2倍。休日の割引も適用外です。

この点は遠出の多い方にはネガなポイントではないでしょうか?

土日と祝日は普通車が30%の割引で悠々と走っているのに、こちらは通常料金の1.2倍のコストで走っているとなると、涙がこぼれそうになります(笑)

まとめ

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2.4リッターのディーゼルターボはスカイアクティブDのようなやんちゃな加速はしないものの、トラック独特の大らかな出力特性で2トンオーバーの図体をストレスなく加速!

大柄だけれど意外なほど四隅を確認しやすい車体は、楽に取り回すことが可能です。(狭い道や駐車場は除くw)

ハイラックスは日本市場で唯一無二の存在。ワークユースはもちろん、遊びにもガンガン使える魅力的な車であります。

とは言え、ネガティブなポイントがやはり目立ってしまう(笑)

都市部に住んでいる方には持て余してしまうサイズです。一般的なライフスタイルでは、まず選ぶことはないでしょう。

しかし、ピックアップトラックという個性を求めていた層には刺さります。

汚れ物を気にせず積めて、大人4人が乗れる自動車が欲しい場合は他に選択肢がありません。

Rockmanは除雪機やオートバイを楽に載せられそうということで、ハイラックスの導入を検討しました。

結果的にこの足回りでは無理!となってしまいましたが、今後アフターパーツメーカーから出るサスペンションキットの評判がいい場合は再度検討してみたいと思います。

(; ゚∀゚).。oO(ハイラックス以外のチョイスだとスイスポと軽トラの二台持ちも有りかもね。軽トラで事故ったら死にそうだけど)

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コメント

  1. van より:

    リーフスプリングは板バネですから社外品はまずないと思います。
    しかしハイラックスがランクルより全長が長いとは時代は変わるものです。
    しかし1ナンバーは扱いにくいですね。
    昔のように8ナンバーの改造も容易ではないですし・・・

    ちなみに昨日、ベンツのSクラスが平面駐車場に止まっていましたが
    後輪は車止めに着いてましたが、前ははみ出していました。怖い怖い。

    • RockmanRockman より:

      >van 様
      ビルシュタインの板バネとかあったら胸熱なんですけどねw

      昔のハイラックスは4ナンバー登録でしたから、時代は変わるものです。
      ハイラックスは毎年車検というめんどくささと高速料金がネック。
      全長の長さと乗り心地の悪さも相まって、どう割り切るかがポイントとなりそうです(汗)

  2. カディエ先生 より:

    4トントラック用のエアサスなんかのオプション無いの?
    精密機械運搬車はエアサス指定されるからエアサス車持って無い運送会社はそういう仕事取れないんだよ
    重い荷物載せる事想定した上で乗り心地も確保されてるから乗り心地は対策のとりようがあるように思います

    • RockmanRockman より:

      >カディエ先生 様
      エアサス欲しいです!ものすごく欲しいです!(^^;

      旧型のハイラックスには、社外品のエアサスキットがあるようです。
      取り付け工賃と公認取得費用込みで50万円〜100万円なので、銀行口座が爆発しますwww\(^o^)/