2018年7月5日といえば…
そう!新型ジムニーの発売日でございますよ。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
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実をいうとジムニー好き♪好き♪いっておきながら、うっかりこの日を忘れておりました。
しかしながら、巡り合わせが良かったんでしょうねぇ〜。お昼ご飯を食べようと市内をさまよっていたところ、なんとスズキのお店に新型が置いてあるじゃないですかッ!
あーそういえば今日はジムニーの日じゃ!と思い出したワタクシは、辛抱たまらん状態でディーラーさんに飛び込んだのでした。(この時点で昼飯はどうでもよくなるw)
というワケで今回のブログは車好きの多くが注目している新型ジムニーについて。
軽自動車のJB64ジムニー、そして普通車のJB74ジムニーシエラの2台にさっそく試乗してみました。
新型モデルのファーストインプレッション。思うところをつらつら書いてみようと思います。
( ゚∀゚).。oO(シエラの外観はRockman的に100点満点じゃ♪)
軽のジムニーと普通車のシエラ乗り比べ!かっこよさ重視なら圧倒的にシエラの勝ち
ジムニーとジムニーシエラを2台同時に眺めて思ったことは…
ジムニーシエラの圧倒的かっこよさ!
リーク情報で分かってはいましたよ?オーバーフェンダーのシエラがカッコイイことなんて。
実物は予想をはるかに超えた筋肉モリモリのマッチョマンスタイル。身長190cmのコマンドーシュワちゃんを160cmくらいに圧縮した姿とでも申しましょうか(笑)
とにかくすごいカタマリ感!
「新型ジムニーのデザイナー半端ないって!こんなにかっこよくできひんやん普通、そんなんできる?」…などとワイのバグった脳からあふれ出す中西隆裕ボイスを抑えるのに必死でした。
Rockmanは真面目なはなし、新型のエクステリアで気に入らない部分は一つもありません(キリッ
シエラを後ろから見るとまるでメルセデスベンツのミニGクラスといったよそおい。しかしながら、中華圏の車のようなネガティブな印象は全くなし。
どこからどう見てもジムニーです!
これは偉大なるご先祖様の血脈のなせるわざでしょう。
あまりにもかっこいいジムニーシエラ。本命だった軽自動車ジムニーより、キラキラした目で追いかけてしまいますwww
維持費はJB64の方が安い!
しかし、ちょっと無理をしてでもJB74の迫力あるボディを手に入れたくなる気持ちは、実際にこの車を見た人なら完全に理解してくれるはずです。
( ゚∀゚).。oO(シエラかっこよすぎだろ…)
新型ジムニーシエラ
一目見た瞬間から「シエラ♪シエラ♪」と目がハートマークになってしまいました。というワケで、このエントリーではJB74ジムニーシエラをメインに書いていきます。
( ゚∀゚).。oO(試乗車は上級グレードのJC。カラーはキネティックイエローじゃ!)
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車好きの兄貴たちはご存知の通り、この車は快適性なんて二の次…三の次。
道なき道を行くプロ御用達のジムニーに課せられたミッションは、ズバリ!乗り手を生還させること。
どんな悪路だろうが、ボディがボコボコに変形しようが、走り続けることこそが至上命題。
ゆえに小型車としては異例の「縦置きエンジン」「パートタイム四駆」「ラダーフレーム」「リジッドアクスル式サスペンション」という耐久性を重視したマニアックな構造になっています。
なので、たとえ四人乗りモードで荷室スペースが異様に狭くても文句は厳禁です(笑)
逆にデパーチャーアングル※1. が広くとれることを褒めるべきでしょう。
( ゚∀゚).。oO(4人で出かける時は荷物は屋根じゃ!)
2人乗りと割り切れば、ほれ!この通り。最大容量353Lの荷室スペースが広がります。
先代では段差のあった荷室フロアも新型のシエラではフラット。ゴルフバックを横にして2つも積めちゃう♪
残念ながら、ロードバイクは前後の車輪を外さないとのせられません。無理に室内へ入れるよりもキャリアを使って外積みした方がいいでしょうね。
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新型をあれこれチェックしてみて気づいた素晴らしいポイントの一つは、後ろの席がまともに座れること。2時間くらいだったら乗っていられます。※2.
身長174cmのRockmanがドラポジを合わせた状態で後ろに座るとこの通り。拳(こぶし)が0.5個も入りますぞ!
そう!0.5個もw
先代までは、膝まわりがとても窮屈だったあのジムニーがですゼ?
なにこの進化…すごい…。
後ろの窓はもちろん開閉不可のはめ殺し。とはいえ、四角く大きな窓のおかげで圧迫感は感じません♪
( ゚∀゚).。oO(鉄板むき出しで男らしい♪好き)
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新型で見逃せないポインントといえばトランスファーレバーの復活ですな。先代JB23後期型からボタン式だった副変速機がレバー式に戻ったのはとても喜ばしいポイントですね。
任意のタイミングで2駆・4駆をダイレクトに切り替えられる。これは悪路走行でメリット『大』でしょう。
あと、Rockman的に外せないポイントが新型シエラのエンジン。NA 1,500ccのK15B型!
直噴ではなく、昔ながらのポート噴射式を採用しているというだけで契約書にハンコを押したくなります(笑)
このエンジンなら吸気バルブのカーボン汚れで頭を悩ませることはないでしょう。まじ卍 最高♪
( ゚∀゚).。oO(エアクリBoxがエンジンの上部についているから、ゲリラ豪雨で道路が冠水しても余裕で走れる!)
※1.デパーチャーアングル:リヤバンパーやマフラーなどが障害物に接触せずに越えられる角度。
※2.室内スペース:ジムニーもジムニーシエラも室内スペース、荷室スペース共にほぼ一緒。
ジムニーとシエラどっちも試乗
残念ながら試乗コースはごく短距離…。ゆえにオフロード性能はおろか、オンロードの走行性能についてもあれこれ書くことはできません。
ですが、ひとこと言わせてもらうと、軽の新型ジムニーも普通車のシエラもいい意味で乗り味はごく普通です。一般的な車とそう変わりません。
ガタピシのJA11やJB23に乗ったことがある人なら、「なにこのジムニー運転しやすいwww 乗り心地良すぎwww」と感動を覚えるかも。
新型は誰でも違和感なく運転できるユーザーフレンドリーな車に進化しました。むしろ、車好きではない人が乗ってもアイポイントが高くて運転しやすいと思うかも知れません。
( ゚∀゚).。oO(ポンコツJA11ジムニーで片道500kmを一気走りしたことがあるRockmanからすると、新型は天国のような車じゃぞ♪)
軽の試乗車は4AT。「それほど走らんかなぁ〜」と思いながら乗ってみたのですが、街中では当然なんの問題もありません。アクセルを少し踏み込むと回転数はちょい高め(3,500rpm)ながら、室内に入ってくる走行ノイズも意外と静かでした。
ゆいいつ感じたネガティブなポイントは、左足のスペースが少し狭いこと。これだけです。
( ゚∀゚).。oO(ミラーがでかくて視認性よし!増車をたくらむおじさん達は嫁さんの説得も楽になると思うよ)
一方のシエラは5MT。先代よりも14馬力ほど出力が向上しています。
とは言っても走行距離25kmの新車をベタ踏みして加速チェックするほどRockmanは鬼ではありません(笑)
1速からの発進で2,500rpmで変速という乗り方をしてみました。オンロードでは2速発進でも良さげなローギヤード仕様。オフロードや雪道を楽しく走れそうです。
新型のラダーフレームにはクロスメンバーが2本追加。Xメンバーの補強も合わせると、ねじり剛性は従来の1.5倍とか…。まぁ、当然ですが今回の試乗レベルではさっぱり効果は分かりません。
ついでに、トレッドがJB33から40mm広がっている影響も分かりゃしませんねw
その辺はユーチューバーのジムニーおじさんがガチ走行でインプレしてくれるでしょう!今から楽しみです♪
そうそう!suzuki test drive channelの試乗動画がさっそくアップされていましたYo。
さすがスズキ車の試乗レポートに定評のあるS寺男さん。今回も良い仕事をしています。新型ジムニーが気になる人はぜひ視聴しましょう。おすすめです!
追記
【2018.07.09】
続々と新型ジムニーの動画がアップされ始めています!盛岡のエヌズ・ステージさんが最速で新型ジムニーをカスタムしていました。
3インチアップ仕様、これかっこいいっすなぁ〜♪
【2018.07.14】
S寺男さんがジムニーシエラの試乗動画をアップしました。こちらも必見ですぞ♪
ジムニーシエラの見積もり
素のジムニーよりもワイドボディがかっこいいジムニーシエラを所望するぅ〜♪ということで、普通車の見積をお願いしました。
グレードは簡素なJLをチョイス。ブレーキサポートなしで、ハロゲンランプに鉄ちんホイールというカスタムに適したモデルです。希望ナンバーにプラスして、オプションはフロアマットとLSDのみという男仕様にしました。
当然、値引きはゼロ。(端数はおまけしてくれそう)
総額は税込みで219万円ほど…。
この見積にはメンテナンスパックとJAFの費用が入っているので、これを削ると210万円という乗り出し価格になります。
ジムニーシエラという唯一無二の小型クロカン車がこの値段で手に入るのなら、かなりお買い得と言えるのではないでしょうか。
( ゚∀゚).。oO(車高アゲアゲにカスタムしたい方はスズキセーフティーサポートつきの上級グレードを選んではダメよ!システムが誤作動を起こすからね)
ジムニーとシエラ維持費の比較
維持費を重視するなら軽自動車のジムニー。かっこ良さを重視するなら普通車のジムニーシエラ。
「維持費」「ルックス」の2つを天秤にかけて、どちらを重視するかでチョイスする車両はおのずと決まります。とはいっても許容できる費用差は個人個人で大きく異なりますよね?
ということで、比較してみることにしました。
対象となるのは、ほぼ同じ装備で比較のしやすい最上級グレード。ジムニーの「JC」、ジムニーシエラの「XC」とします。
【車両本体価格】
- ジムニー(XC):174万4,200円
- シエラ(JC):192万2,400円
車両本体価格差:17万8,200円
価格は税込み
【諸費用】
- ジムニー(XC)
自動車取得税:2万9,700円
自動車重量税:9,900円
印紙税:200円
自賠責保険;3万5,610円
検査登録手続費用:1万8,360円
車庫証明代行費用:9,720円
納車費用:9,180円
リサイクル資金管理料金:290円
保証がのびたS:1万1,934円
検査登録:2,580円
車庫証明:500円
リサイクル依託金:8,650円
合計諸費用:13万5,544円
- ジムニーシエラ(JC)
自動車取得税:4万7,000円
自動車重量税:3万6,900円
自動車税(8月より):2万3,000円
印紙税:200円
自賠責保険;3万6,780円
検査登録手続費用:2万3,760円
車庫証明代行費用:1万1,340円
納車費用:8,100円
リサイクル資金管理料金:290円
保証がのびたS:1万1,934円
検査登録:6,160円
車庫証明:2,750円
リサイクル依託金:8,650円
合計諸費用:21万6,864円
諸費用差額:8万1,320円
【車両本体価格と諸費用差の合計】
25万9,520円
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納車時に払う金額差が上の通り。そして、納車後も税金に差が出てきます。
ジムニーの場合は軽自動車なので年間の自動車税は1万800円ほど。一方のシエラは1.5L区分で3万4,500円と3倍強の負担。(初回車検までに7万1,100円の差)
車検時に払わなければならない自動車重量税がジムニーは9,900円ですみますが、シエラは3万6,900円もかかります。(2万7,000円の差)
税金だけで初回車検までに9万8,100円の差が生じる計算になります。(年間に3万3,000円ほどの差)
車両本体価格と諸費用の差、そして3年間の税金をふくめた諸々の合計金額の差はおよそ36万円となりました。
この差を許容範囲内とするのであれば、普通車のジムニーシエラを選択した方が良さそうですね。
( ゚∀゚).。oO(購入時の差がおよそ26万円。年間維持費で3万3,000円の差であれば、Rockmanはシエラを選ぶゼ!)
新型ジムニーの気になるポイント
いいことばかり書いてきたので、最後はちょっと気になるポイントについて…。
Rockmanが新型ジムニーで気になってしまうのがフェンダーの内側。フェンダーライナーやアンダーコートがしっかり施されている車に乗っていると、ここが鉄板むき出しというだけで、どうしても腐食が心配になります(汗)
メーカーはそんなこと百も承知でしょう。しかし、雪国で融雪剤まみれになることを考えると神経質になってしまうのです。
もしRockmanが新型ジムニーを購入するとしたら、真っ先にヘンケルテロソンの防錆アンダーコート(ゴム系のコート)を施工してもらいます。
少なくはない金額の出費になりますが、長いあいだサビの悩みから解放されるという点で大きなメリットになるでしょう。
( ゚∀゚).。oO(ディーラーさんでやってくれるワックス系の防錆アンダーコートはゴム系ほど耐久性がないよ!しかもワックス系のコートを施してからゴム系のコートを施すのは定着の問題から難しい。そこら辺をよく考えて選んでね)
まとめ
新型ジムニーはN-BOXのような爆発的ヒット作とはならないまでも、長きにわたり愛される名車になるはずです。
動画でS寺男さんもおっしゃっていた通り、この型のジムニーが「ラダーフレーム」+「ガソリンエンジン」+「パートタイムヨンク」という伝統的なジムニーの最終形。
次のモデルチェンジ(2038年?)では絶対にこの仕様で出せないことを考えると、どこかのタイミングでこいつを手に入れておくべきでしょう!
問題は軽にするか普通車にするか…。いやぁ〜悩ましいですなぁ〜w
ちなみに現時点での納期はおよそ3ヶ月。シエラは4ヶ月〜半年先という話です。(7/5の時点で)
受注数もそうとう増えているでしょうから、来年3月の決算期を狙って交渉するうまみはほぼないでしょうな(笑)
ラインの都合上、ジムニーの生産台数を増やすのは不可能とのこと…。特にジムニーシエラは月産100台というメチャ少ない台数しか出せません。納車待ち1年なんてことも十分あり得ます!シエラが欲しい方は、なるべく早く契約した方が良いでしょうね。
見てふれて、車としての出来が思いのほか良かった新型のJB64とJB74。これだけ良い車だと派生車を期待してしまいます!
今後20年という長い販売期間の間にシエラのロング版(5ドア仕様)や幌車が追加されることを願わずにはいられないRockmanでした。
( ゚∀゚).。oO(オフロード性能は低下するとはいえ、ラングラー アンリミテッドのように後部ドアを追加したジムニーロングが出ればファミリーカーとして人気が出るだろうなぁ〜と妄想してしまうw)
追記
【2018.7.11】
1年以上待ち、、だと#ジムニー #ジムニーシエラ #新型ジムニー #suzuki #オフ車 #好き pic.twitter.com/lx32FjV5B1
— くぼしゃん。 (@KUBO_tweet) 2018年7月10日
大人気の新型ジムニーシエラ。どうやら納期が1年以上(3年という話も…)になってしまったようです。
Rockmanはこの車が欲しいんですけど、もうどのタイミングで契約したらいいか分かりませんわ(笑)
【2018.12.13】
一時は納車が3年後とまで言われたジムニーシエラ。2019年1月から生産量を1.5倍にすることで納期が大幅に短くなるようです。
具体的にいうと、2018年8月受注で3年待ちだったのが2019年の5月にまで短縮されます。ジムニーシエラの人気で生産比率も増やす予定といわれていますから、注文しやすくなりますね♪
コメント
取り急ぎ1500はターボではなくNAですので訂正を。
>taku 様
ご指摘ありがとうございます。
修正いたしました。
Rockman様、GWは都合つけていただきありがとうございました。久しぶりの再会楽しかったです。
ジムニーがついに発売ですね。
近所のスズキにも展示車があり、通りすがりに見ましたが、カッコ良かったです。
事前情報などでデザインは知っていましたが、現車は更に良い!
シエラのオーバーフェンダーたまりません。
今度、試乗したいと思っております。
私事ですが、SE3Pと入れ換えにFD3Sを納車しました。古いから色々ガタが来てるけど、こちらも機会があれば試乗してみて下さい。
>BlackEye 様
こちらこそ、GWに会えて楽しかったです♪(^^)
いや〜本当に新型ジムニーは素晴らしい車です。
この価格で本格的なクロカン車が買えるんだから、スズキ大明神に感謝っ!圧倒的感謝っ…!ですねw
ナニー!FD3S納車とな!?!?!?すげぇー!!ぜひ今度見せてください♪\(^o^)/
ジムニーらしさを求めるなら軽一択かと
時代の流れで安全装備が必要なので仕方ないですが、
ガチのオフローダーには邪魔なだけでしょうね。
ラングラー アンリミテッドのスズキ版?エスクードですか?
あれは同じジープでもコンパスか
>van 様
日本の狭い林道やオフロード走行を楽しむのなら、軽のサイズ感はちょうどいいですね。
しかし、シエラのかっこよさと1,500ccの余裕あるエンジン、そして幅広のトレッドはとても魅力的です♪
ジムニーシエラのラダーフレームを延長して5ドアのロング版を出せないかなぁ〜と妄想しておりましてw
ラングラーは2ドア仕様をロング化したアンリミテッド(4ドア版)を追加したことで、かなり販売台数が伸びましたから、スズキも真似して欲しいと思っています。(^^)
自分が高校生の時、近所のガソリンスタンドの従業員が、単気筒の幌タイプ、乗ってた、独特の、エンジン音してたな~新型ジムニーも幌タイプでないかな~なんか冒険心くすぐる感じですき!話しは、変わりますが、先日の大雨の中、追突されて代車でレヴォーグ借りてます。結構イイですね、踏み込んだら充分、加速してくれるし、ダウンサイジンクターボありがたや。
>Takuzo 様
2ストジムニーは独特の味がありますよね。(^^)
新型は衝突安全の面から幌タイプの追加は難しいようですが、あれだけ良い車だと派生車を期待してしまいます♪
追突!?お身体は大丈夫ですか??
時間差で症状が出る場合もありますから、お大事になさってください。
https://s.response.jp/article/2018/08/14/313034.html
ジムニーなら↑かと(笑)これが本当のベビーG?
35風コペンも良いですが
>VAN 様
リバティウォークは動きが早いですね(笑)
ジムニーのキットがいくらになるのか、非常に気になります。
あと、R35風のワイドボディキットもめちゃくちゃ好きです♪
いいご縁があれば、コペンの中古車を買ってきてカスタムしたいと思っていますw