30も半ばになってくると、10代や20代の頃には分からなかったおじさん世代の苦しみがよく分かってきます(笑)
例えば、疲れが取れにくいとか徹夜作業ができなくなったなどの身体的変化はもちろんのこと、一番頭を悩ませるのがお金の問題。
何と言っても…
税金が辛すぎる
所得税や住民税…その他もろもろ、お上が一年間に徴収して行くお金を計算してみると思わず白目になってしまいます!
借金と違って恐ろしいのが、税金は自己破産してもチャラにならないところ。滞納すると容赦なく財産を差し押さえられて、おけら状態に…w
我々は死ぬまで税金から逃れらない運命なのでございます。
で!今、Rockmanの頭の中でグルグル考えているのがガレージの問題。
乗り物大好きおじさんなら憧れない人はいない愛車の住処。
大切な相棒を雨風・紫外線にさらさなくてすむガレージは、喉から手が出るほど欲しいものです。
でもね…またここでも税金やら割り増しの建築費用やら、様々な問題がズドーンと肩にのしかかってくるのですよ。
というワケで今回はガレージに関係するお金の問題について。
欲しいけれどカーポートで妥協する方が多い現実について考えてみたいと思います。
趣味のガレージ!税金と建築費用で頭を悩ますワケ
雑誌の表紙を飾るようなガレージが欲しいとは言わぬ!
粗末な小屋でもいいからガレージが欲しい(切実)
とは言え、掘っ立て小屋を作るのにも先立つものが必要です。さらに、固定資産税を想像しただけで、ものすごく嫌な気分になります(笑)
税金を払った後のキレイなお金…いわゆる可処分所得の額がいかに少なくなるか熟知しているおじさん達は、どうやって合法的に税金を少なくするかで日々頭を悩ませているのであります。
(; ゚∀゚).。oO(あぁ…また確定申告の時期が来る…)
ビルトインガレージハウスの問題
- 1階の生活空間が狭くなる
- 建築費用が割増し
- ガレージは延べ床面積の1/5以内
この他にも細々としたポイント(排ガスや騒音など)がありますが、ビルトインガレージを建てる際に特に気になる点が上の3つです。
生活空間が狭くなる
ビルトインガレージがあるということは、1階部分のかなりの面積が駐車スペースとして取られることを意味します。
車1台分のスペースを確保するとなると、2.5×5[m]の12.5㎡は最低限必要。
12.5㎡は7.5畳(中京間)に相当するので、部屋一つ分。贅沢して2台分のスペースを確保したい場合には、15畳分の空間が必要になるでしょう。
そうなるとガレージの分だけリビングやキッチンスペースが狭まってしまうのは避けられません。
単身や夫婦2人の世帯であれば問題はありませんが、子供がいる場合だと当然嫁さんに睨まれることになるではずです(笑)
もちろん、土地が高い東京であれば多少建築費用が高くなっても1階部分を駐車スペースにして、2階と3階をメインの生活空間にするのは合理的。(月極め駐車場を借りなくてすむ分お得)
しかし、土地が安い地方でこれをやると「車は外に置いて!」というファミリーの圧力にどう対抗するかが問題になってきます。
建築費用が割り増し
大き目の開口部を必要とするビルトインガレージ。
当然、強度で劣る木造では対応しきれず鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)などの建築費用がかさむ工法を選択する必要が出てくるでしょう。
ガレージのために数百万円を割り増しで払うことについてどう考えるか。考えれば考えるほど、迷宮に迷い込んでしまいます。
(; ゚∀゚).。oO(建築コストが上がるほど固定資産税も上がるぞいw)
ガレージは延べ床面積の1/5以内
建物に付属する車庫、駐車場施設などの床面積は、各階床面積の合計の5分の1を限度として、容積率算定上の延床面積から除外することができます。
車庫が30平方メートル、1階の車庫を除いた部分が50平方メートル、2階が70平方メートルだとすれば、その合計150平方メートルの5分の1は30平方メートルであり、車庫部分の床面積がまるまる除外されることになります。
合計床面積の5分の1を超える大きさの車庫については、超えた部分が容積率算定上の延床面積に加えられます。
ビルドインガレージはご覧の通り、建物全体の延べ床面積1/5以内であれば、建物の容積率から除外されます。
ということは、一般的なサイズの住宅で3台も4台もとめられるビルトインガレージを求める場合、その1/5を超えた部分の帳尻をどこかで合わせなければなりません。
建築主の希望と現実を上手くすり合わせて提案してくれる腕のいい建築士さんを引き当てるまでには、少々の手間を覚悟する必要があるでしょう。
( ゚∀゚).。oO(容積率とは敷地面積に対する延べ床面積の割合。この限度は都市計画によって定められているから家を建てる前にきっちり調べよう)
物置型ガレージの税金
- 外気分断性
(屋根があり三方壁に覆われている) - 土地への定着性
(地面に物理固定) - 用途性
(住居・作業・貯蔵に利用できる)
上の3条件を満たしている建物は固定資産税の課税対象となります。
イナバ物置に代表される物置型ガレージはこの3条件に当てはまるため、当然税金から逃れられませんw
車2台分のスペース+αのガレージで本体が100万円ちょい。諸経費として支払うコストが80〜90万円といったところです。
建物の評価額に標準課税(1.4%)をかけたものが一年間に支払う固定資産税になるので、この規模の物置ガレージだと、だいたい2万円少々を地方税として納める必要が出てきます。
個人的に建築費用として200万円払うのは全然OKデス。
しかし、毎年毎年2万円ほど余分に税金として持って行かれるのは、毒沼の攻撃を受けているようで地味に嫌になります。
( ゚∀゚).。oO(税金対策として小型の物置がコンクリートブロックの上に設置されていると知った時は一つ大人になった気分だったよw)
現実的なカーポート
ビルトインガレージは建築費用がかさみ、なおかつ固定資産税も高くなる。
物置型ガレージはビルトインガレージを建てるよりも安くつくが、建築用の土地が必要で毎年住宅とは別に固定資産税を払う必要がある。
乗り物大好きおじさんはガレージ税から決して逃れられないようです(笑)
初期コストで数百万円かかり毎年余分に税金を取られるのなら、もう税金のかからないカーポートで妥協するわ!となるのは仕方ありません。
完全ではないにしろボディのダメージをあるていど軽減できるカーポート。こいつを利用した方が相当の節約になるのは、決して覆らない現実なのでありますなぁ…(遠い目)
(; ゚∀゚).。oO(カーポートにシェードを取りつけて車を紫外線から守りつつも合法的に節税する方法は妥協策として有りだよねw)
まとめ
旧車や高価な車を所有しているのであれば、なんとしてもガレージは必要です。
が!しかし、現実的な目で見ればカーポートでも「まぁいいや…」となるのが普通であります。
趣味以外にも何かとお金がかかるおじさん世代!
ジムニー買ったらガレージ欲しいな…と漠然と考えていたものの、結局は15万円くらいのカーポットで十分!という結論に至ったRockmanでした。
( ゚∀゚).。oO(ネタになりそうだからDIYでカーポート建ててみるか♪)
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