いやぁ〜もうコレ最高ですね!
ライブビューリモコンつきだと5万円オーバーの高級機。手を出すには少々ためらうソニーのアクションカム(HDR-AS300R)ですが、満足度はひじょうに高いです。
以前、香港のネットショップから仕入れたGoProのコピー商品のコピー商品(笑)というややこいカメラで大失敗した経験から、今回は思い切ってハイグレードなカメラを購入してみました。
2年前に書いたバッタもんカメラのレビューw
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4Kモデルに次ぐフルハイビジョンスペックのAS300。iMacの5Kモニターで見ても画質に対する不満はありません。
ゆいいつ「もうちょっとなんとかならんの?」と思った点は、カメラのアクセサリーが高いという一点のみ。
逆に言うと、不満らしい不満点はこれしかないということです。
このモデル最大の特徴とも言える空間光学手ブレ補正のおかげで滑空するがごときロードバイクの疾走感を表現できるのは、サイト運営者として大きな魅力を感じています。
というワケで今回のブログはRockmanのお小遣い二ヶ月分をはたいてようやく買ったソニーの高性能アクションカムについて。
編集技術は未熟ながら、ちゃちゃっと動画も作ってみました。こちらを紹介しながらツラツラ思うことを書いてみたいと思います。
SONYの技術はァァァ世界一ィィィ!ロードバイクの車載動画に最適なHDR-AS300
様々なパターンをテストすることにより、最近ようやくまともな動画が撮れるようになってきました(笑)
上の作品はRockmanのホームコースとも言える御霊櫃峠のダウンヒル映像。鬱蒼とした旧道の雰囲気がお分かりいただけると思います。(夕方以降はその名の通りメッチャ不気味な峠w)
GPSの情報を加えることで、グランツーリスモの画面っぽく速度やコースが表示されるのはとても面白いですね。
後方撮影用のカメラを追加し、被写体となるロード乗りを用意できれば、より臨場感あふれる映像が撮れることでしょう。
( ゚∀゚).。oO(Rockmanはズレた時間帯に走っているから集団で走るのは難しけどねw)
ガーミンよりもアクションカムを選んだ理由
ガーミン520J 欲しいンゴ・・・と、ここ2年ほど言い続けてきました。結局はなんやかんやでガーミンよりも費用が掛かるアクションカムをチョイスしてしまいましたw
理由としてはコンテンツの幅を広げたいとか、思い出を動画として残しておきたいなど色々あります。
ガッ!
最大の理由は、自己防衛のためにロードバイク用のドライブレコーダーを早急に用意しなければ!と思ったからです。
Rockmanはド田舎ばかり走っているため、ロードに乗っている状況で意図的に煽られたり幅寄せされた経験は少ないです。
それは安全に留意して走っていることもありますが、譲るべきポイントでさっさと譲っていることが大きな理由でしょう。(マジキチと遭遇していない幸運もあるけど…)
しかしながら、どんなに安全運転を心掛けていても通用しない相手というのが公道にはいます!
そいつらの代表格が…
自転車の小学生!
後方確認もせず斜行したり急停止するのはもちろんのこと、唐突に道幅全てを使ってUターンしてくるなど、大人ならまずしないトリッキーな動きを彼らはしてきます。
例えば不幸にも自転車の小学生と成人のロード乗りが衝突した場合、どのような結果になるでしょうか?
どんなに相手(小学生)に過失があろうとも、状況から判断してロード乗りが一方的に非難される可能性は極めて高いと言わざるを得ません。
弱者という最強のカードを持っている相手とトラブルになる可能性が否定できない公道では、最悪裁判になった時にこちらの主張を認めさせる「映像」という証拠がとても重要になってきます。
Rockmanはロードバイクに乗っていて、これまで2回ほど無謀運転の小学生と接触しそうになりました。
二度あることは三度ある!
昔の人はよく言ったもので、この次も無事で済む保証はどこにもありません。
常に最悪な状況を想定して動くことで結果的に身を守ることができるのなら、数万円の投資は惜しくないと思うのです。
( ゚∀゚).。oO(この点に関して飯倉さんの動画がとても参考になるよ!危険行為をしている相手を晒すことに賛否はあれど、カメラ付きで走っていると抑止効果が働くのはもっともだよね…)
ソニーの空間光学手ブレ補正の凄さ
GoProではなくSONYのアクションカムを選んだ理由は、空間光学手ブレ補正が搭載されていたからと言っても過言ではありません。
小難しそうな名称がついているこの機能は何ぞや?と、頭が三角形になる方も多いでしょう(笑)
ちなみに、Rockmanもよく分かりませんwww
SONYの技術解説を読んだところ、空間光学ユニット※1.が振動に対して物理的にカウンターを当てることで画面がブレないように補正しているようです。
要するに中に小さいおっさんが入っていて、うにょうにょ動いて仕事をしているということですな。
知らんけど(笑)
このカラクリのおかげでロードバイクにカメラを搭載してもブレが極力抑えられるというのですから、ありがたいことです♪
※1.空間光学ユニット
カメラの中で重要な「レンズ」と「撮像素子(さつぞうそし)←光を電気信号に変換する部品」を一個のユニットにしてカメラの内部で動けるようにしたシステム。
車載アイテム構成
アクションカムを購入した直後は、「固定用のマウントと記録用のmicroSDカードさえあれば使えるべ!」と思っていました。
ところがどっこい!
色々なアクセサリーやらメンテナンスアイテムを追加購入しないと、まともに運用できないことが分かりましたw
というワケで、Rockmanが買い揃えた物品を挙げてみます。
構成パーツ
はじめはこの3つのアイテムで問題なく運用できると思っていたのですよ!
ところが、撮影ライドに出かけて気づきました。この装備では不十分だということに。
- バッテリーがもたない
- レンズが傷つきそう
- ライブビューリモコンが邪魔
- 振動でカメラが落ちそう
- メンテナンス用品必須
\(^o^)/
続々と出てくるこれらの問題を解決するために、買い足す必要があるアイテム達…
当然、買い揃えた物品が予想外の負担となってRockmanの財布に重くのしかかってきたのは言うまでもありません(笑)
予備バッテリー
AS300を購入するとソニー純正のバッテリーが1つ付いてきます。しかし、これ1つだけだと30km程度のお散歩ライドしかバッテリーがもちません。
給電用のモバイルバッテリー、もしくは交換用のバッテリーパックが必須です。とは言え、純正のバッテリーはメチャクチャお高いのです。
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SONY純正の充電器とバッテリーセット(1個)は、8千円近くします!
こんなの高くて買えましぇ〜ん(汗)
ということで買ったのは、Newmowaという中国メーカーの商品。
稼働時間は1時間ちょいと純正品に比べて若干性能は劣ります。しかし、バッテリー2つと充電器がついて千円台というコスパは異常w
もちろん純正バッテリーも問題なくチャージできるので、これは良い買い物でした♪
レンズの傷防止
AS300に使われているレンズは球面。外部に露出しているこいつがくせ者で、油断するとすぐに傷がつきそうです。
万が一、レンズが破損したらZEISSテッサーレンズの交換で諭吉先生が2人ほど飛んでしまいます。
パッケージに付属する防水ケースを利用することも考えましたが、これを被せると音が全く入らないので論外!というワケで残された選択肢は、レンズカバーを装着するのみです。
こんなプラスチックパーツに4千円はたけぇよ!と思うものの、背に腹はかえられませんな…。
(; ゚∀゚).。oO(パーツ自体は高いんだけど、球面レンズの汚れやホコリの付着も防いでくれるからロードバイクで活用するなら必須だと思う…)
ライブビューリモコンの移設
アクションカムの設定変更を行ったり、撮影した動画のプレビューも可能なライブビューリモコン。
ロードバイクの撮影ではそれほど役に立ちませんが、あったらあったで便利です。(カメラを三脚に固定した状態で遠隔操作したりセッティング状況を確認するには便利)
基本的にこのリモコンは腕時計のように手首に巻いて使います。
ところが!
とてもゴツいので装着したままロードバイクに乗っていると邪魔なんですよw
なので、ドッペルギャンガーの「マルチユースサイクルマウント」を使ってハンドルに固定しようと思いましたが、リモコンの厚みと幅のせいで使いにくいったらありゃしないwww
というワケで採用したのが、メーターステーとPOLARのバイクマウントを流用して固定する方法です。
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通常とは逆方向にメーターステーを取りつけ。
カーボンのマウントはツルツルして滑るので、前回のブログで使った自己融着テープで滑り止めしておきす。
テープを巻いた上からポラールのバイクマウントを結束バンドで固定して準備完了です!
ハンドルの高さとリモコンのディスプレイ部分がツライチになったので、RECボタンが押しやすい♪
これなら上ハンを握った状態でもリモコンが邪魔になりません。多少ハンドル周りがゴチャゴチャして見えますが、見なかったことにしてください(笑)
カメラの落下防止アイテム
レックマウントのヘッドスペーサーマウントはアルミの削り出しでかなり頑丈です。カメラとの固定部分も申し分なさそうですが、世の中に絶対というものは存在しません。
路面から受ける振動によってカメラが落下したらパーwww
そうならないための保険は必要でしょう!
AS300の後ろにはストラップ固定用の穴があるので、マウントとつないでおくのがベスト。
ちなみに、アジャスターで長さを調整できるストラップがおすすめです!
追記
振動と騒音を抑えるために実験ライドをしていたところ、カメラが突然落ちました!
動画から分かる通り、保険としてストラップはつけるべきでしょう。
(; ゚∀゚).。oO(ストラップを装着していなかったら5万円がパーwww)
メンテナンス用品
- ブロアー
- レンズクリーナー
- レンズカバークリーナー
- カメラケース
車載アイテム以外に必要だった物がメンテナンス用品と収納ボックス。
この中でもホコリを吹き飛ばすブロアー。
そして、レンズやレンズカバーの汚れをとるレンズペンは必須です。
あと収納ケースとして純正の「SONY アルミケース」が欲しかったのですが、高すぎるのでエレコムのソフトケースで妥協しました。
( ゚∀゚).。oO(マイクロクロスでレンズを拭くよりもレンズペンで優しくなぞった方がクリアになるぞい!)
備品合計金額
本体以外に必要だったアイテムは11 点ほど。合計金額は締めて、1万8,449円となりました。
カメラを含めると総額で7万円を超えていますねぇー。
アクションカムを導入する場合は、アクセサリーの金額も頭に入れた方がいいですよー(白目)
‘`,、’`,、(‘∀`) ‘`,、’`,、
試行錯誤したポイント
必要なパーツを買い揃え、セッティングも済んだからといってそのまま運用できるとは限りません。テスト走行をしている間に一つ二つと問題が生じてくるのが普通です。
Rockmanの場合、何とかせにゃならん!という走行中の不具合が2つほどありました。
ここで簡単にできる解決策を書いてみます。
レックマウントの台座が振動でズレる
アクションカムを固定するために購入したのは、スペーサータイプのマウント。
トップキャップタイプと迷いましたが、スペーサータイプの方がカメラの着脱が楽なのでこちらを選びました。
このポジションでカメラを固定するとブラケットやサイコンが映るので臨場感UP♪
カメラのポジションとしては絶好の場所です。
しかし、この部分を固定するために用いるアンカーボルトは軽く締まっているだけなので振動や風圧でマウントがズレてしまうのですよ!(締めすぎ厳禁)
いちいち走行中にズレを直すは面倒。
ということで、セロテープで雑に固定しました(笑)
見た目は余りよろしくありませんが、「安い・確実・簡単」という三拍子揃った解決策です。
追記
2018年からセロハンテープ固定は廃止しました。
PAXのキクちゃんにオーバーホールしてもらった時にバッチリ平面処理してもらったおかげで、全くガタなく装着することができています。
風切り音を減らす
AS300には風切り音を抑制するノイズキャンセラーが搭載されています。
ところが、この機能はほとんど意味がありません!
ONとOFFそれぞれで走行実験を行いましたが、Rockmanの耳には違いが分かりませんでしたよw
ということで、マイク部分を覆うべく複数の素材を試してみました。
- 布←効果なし
- PCファンの集塵フィルター←効果なし
- ウェーブのもじゃもじゃ←効果あり
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一般的にマイクカバー(ウインドジャマー)にはフェイクファーを流用するようです。
しかし、我が家にそんな洒落たものはありません(笑)
何か適当な「もじゃ」はないものか?と探したところ、お掃除用品(ウェーブ)のもじゃもじゃ発見www
とりあえず試しに使ってみたところ…
成功♪
一部分をカットしてマスキングテープで固定するという雑な方法ではありますが、効果は大きいです。
正直に言って、フェイクファーを使った方が見た目は良くなります。
しかし、こういった素材がない場合は身近にある「もふっ」とした素材を利用することで案外いい結果が得られることが分かったのは面白い成果と言えるでしょう(笑)
追記
2017.09.19
見た目があまりにも不細工だったので、フェイクファーでウインドジャマーを作ってみました。
参考にするほどのものでもありませんが、どうぞ♪
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まず適当なフェイクファーを調達してきます。今回用いたのは、ダイソーで売っていた200円のファー付き手袋。
このアイテムの端っこを15×20[mm]の長さでカットします。
まるでつけ髭ですなw
切り取ったフェイクファーを貼り付けるために、両面テープを5ヶ所にペタペタ貼りましょう。
この時、矢印のマイク部分にはテープを貼らないように注意してください。
ヒゲ\(^o^)/生えたwww
余った部分をケースに合わせてカットしたら完成。
フェイクファーの種類によっては毛が長いものもあると思います。その場合は、レンズに映らないようにカットすると良いでしょう。
AS300の実力
今回のエントリー用として、複数のシチュエーションをつなげたカッコいいPVを作る気満々でした。
ごめんなさい!現段階では無理(汗)
というのも、SONYのサイトからダウンロードできる動画編集ソフト「Action Cam Movie Creator」では、動画と動画を滑らかにつなぐことができないんですよ!
ということで今回は田舎道のゆるポタ映像で勘弁してくださいましw
当撮影ポイントは平均速度が高く保てる絶好のコース。Rockmanていどの脚でもハァーハァー言わずに、平均40km/h以上で気持ちよく走ることができます♪
特筆すべきポイントはカメラの浮遊感ではないでしょうか。
常にブラケットがブルブル揺れていますが、後方に流れ行く景色はかなり安定しています。
そう!まるでカメラが宙に浮いているかのように。
カメラを載せてロードで走っているだけでこれだけ爽やかな映像が撮れるんですから、AS300と共に景色のいいポイントへロングライドの旅に出かけたくなります♪
( ゚∀゚).。oO(以前住んでいた四国をぐるっとまわりたいのぉ〜)
まとめ
AS300はタイムラプスという低速度撮影も可能です。この機能は一枚一枚の写真をつなげてムービーを作るため、コミカルにぶち抜かれていく映像作品になりました(笑)
普通モードでヒルクライム動画を撮影すると風景の変化が乏しくスピード感が足りない作品となってしまいます。
がッ!
タイムラプスを用いるとなかなか面白いものが撮れそうです。これは今後の可能性を感じさせる動画だと思っています。
何よりも、このように抜かれる瞬間が写真として記録されているのが素晴らしいですねwww
もしかしたら、ロングライドのダイジェスト映像としてもこの機能は使えるかもれません!
いやはや…自己防衛のためにアクションカムを導入したら思いのほか撮影した映像を見るのが楽しくて動画作りにハマっています♪
今のところ編集技術が追いついていないため、カッコいい映像作品を作ることは難しい状況です。とは言え、1〜2ヶ月ポチポチと編集作業を繰り返していれば技術も向上してくるでしょう!
これから来る冬のシーズンは外で活動しにくくなりますが、オフトゥンと融合することなく、アクションカムに防水ケース装着して各地をさまよってみようかと思っているRockmanでした。
( ゚∀゚).。oO(高性能なアクションカムで撮った映像を見るのは楽しすぎるぞいwww)
コメント
フェイスブックでは最近ドン・キホーテで売ってる5000円程の商品がドラレコ代わりに拡散されてます
カディエも悪質な幅寄せを何度かされた事あるのでその金額ならどうしようか検討中です
>カディエ先生 様
ブレ補正の機能はありませんが、五千円のアクションカムでも結構キレイに映るものもありますね。
私も後方用として、試しに安いカメラをAmazonから買ってみようかと思っています。
幅寄せ対策であれば、カメラはヘルメットの上に固定した方が目立ちますね。
かなり抑止効果はあると思いますよ!
はじめまして!いつも(密かに)楽しく拝見させて頂いてます♪
動画の編集は、いっそのこと思い切ってSONYの配布ソフトでなく、AviUtlというフリーソフトを使われてはいかがでしょう!
ニコニコ動画とか、日本人の動画製作者の割と多くの人が使ってますよっ
GPS情報を盛り込んで速度とかMAP?とか出しながらというのは作ったことないのでなんともいえませんが、少なくとも2つの動画を滑らかに貼り合わせるくらいのことは出来ます♪
>花子はん 様
はじめまして。
コメントありがとうございます♪
いやいやw密かにではなく大胆に楽しんで行ってください(笑)
いつでもウェルカムです♪\(^o^)/
おぉ!「AviUtl」というソフトがあるんですね!
さっそくダウンロードして試してみます。
情報提供ありがとうございます♪(^^)
アクションカメラってこんなに綺麗に撮れるんですね♪
一気に興味を持ちました♪
RX100の初代を買ったばかりだから…年内は無理ですけど…
参考にしたいのでちょこちょこブログでアップして下さぁ〜い♪(笑)
>けにちん 様
最近の小型カメラって本当に凄いですよ!
何せ、圧縮した動画ファイルをユーチューブにアップロードしてこの画質ですから。
空間光学手ブレ補正のモデルは少々お高いのですが、満足度は高いです♪
RX100良いですね♪
私もそれ欲しかったんですが、高くて買えませんでした(笑)
編集技術も徐々にアップすると思うので、定期的に動画を投稿して行きます。(^^)