さぁ、そろそろ行くべか♪と思ってペダルをこいだ瞬間…
ベコベコッ!
という後輪からの嫌な音。そして、タイヤがよじれている感触。
そう。パンクでございますな。
自転車乗りが経験する代表的なトラブルとはいえ、Rockmanは人一倍タイヤのコンディションに気を使っているため、ここ8年ほどパンクトラブルを経験していませんでした。
(; ゚∀゚).。oO(このエントリーを投稿してから2年も経ったのか…)
一般論から言えば、不運にもスネークバイト(リム打ち)によるパンクトラブルに遭遇した場合は、「チッ!」と舌打ちしてしまうでしょう。
ところが、今回ばかりは違いました。
もうねぇ〜めっちゃワクワクしたの(笑)
それはナゼかって?
CO2ボンベ(インフレーター)が試せるから♪
\(^o^)/
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実は、ず〜と前からこれを使ってみたかったんですよ♪
結論から言ってしまうと、CO2ボンベ超・最高www
普段は全く使わないアイテムですが、パンクトラブルでこれほど強い味方になってくれる商品はありません。
何せ、300回ポンピング地獄を回避できるのですから♪
というワケで今回のネタは、ツールケースに絶対に仕込んでおきたいCO2ボンベについて。持っていない方はこの機会に買っておこうゼ!というネタを書いてみます。
( ゚∀゚).。oO(パンクして分かった!こいつは買わない理由がない)
パンクしても楽勝♪ポンピング地獄から解放してくれるCO2ボンベ
ロードバイクのパンク修理で何が一番イラつきますか?
人によっては手が汚れることだったり、クソ硬いタイヤの脱着だったりするかもしれません。
Rockmanの場合、ぶっちぎりNO.1 でムカつくのが携帯ポンプによる空気入れです。
シュコシュコシュコシュコ…
(#^ω^)ピキピキ
無限に続くかに思えるピストン運動w
このような小型のポンプでは、300回ほどポンピングしないと規定値まで空気が入りません!
ソロライドなら個人の時間と体力を奪うだけですむので、2,000円(CO2ボンベ)ケチりたい方はご自由にどうぞと言えます(笑)
しかし、これがロード仲間を伴ったライドとなると、どうでしょうか?
長い時間、人を待たせて自分もヘロヘロかつイラついた状態になるのは決してスマートではありません。
時短と体力温存のためにもCO2ボンベの携帯はマストと言えるでしょう!
( ゚∀゚).。oO(ボンベをセットしたら3秒以内に充填完了♪)
スネークバイトによるパンク
今回のトラブルで外したチューブがこれ。典型的なスネークバイト(リム打ち)によるパンクですね。
パンクしたと推測される場所は、いつも何事もなくクリアーしている自然公園入り口の段差。
今日は少々空気圧低め(6.5bar)で走っていたことと、バニーホップの着地地点が悪かったことが相互に影響したものと思われます。
いつも思うことですが、路面とリムの角に挟まれることでできる二つの穴を「蛇に噛まれた跡(スネークバイト)」に例えたネーミングセンスは実に素晴らしい♪
CO2ボンベの使い方
Rockmanが持っているCO2ボンベはレザイン製。
Amazonでよく売れている「TNI CO2 ボンベ」よりも単純な構造が特徴的です。
( ゚∀゚).。oO(機能としては大して変わらんからどっちでも良いと思うw)
ボンベの使い方はいたって単純。
- ヘッドにCO2ボンベを接続
- チューブバルブにセット
- 接続したボンベを反時計回り(緩む方向)にひねって炭酸ガスを解放
- ボンベが空になったら取りはずして終了
たったこれだけですw
レザインのCO2ボンベはTNIのようにヘッドのネジを回してガスを解放させる仕組みではないので、逆に作業がしやすいと思います。(TNI製はヘッドのネジ位置が悪くて回しにくいという評価あり)
CO2ボンベの接続
↓
ヘッドにタンクをねじ込む(時計回り)。
仏式バルブにセット
空気入れのポンプヘッドをセットする要領で固定。
ボンベを緩めてガス解放
↓
ボンベを反時計回り(緩む方)にひねるべし!
パシュっ!という音とともに炭酸ガスが放出されます。
取り外して終了
音がしなくなったら取り外してOK!
これでCO2ボンベによる空気入れは完了です。
あっけないくらい簡単ですなw
(; ゚∀゚).。oO(300回のポンピング地獄はどんだけ時間が掛かるんじゃろw)
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ちなみに、ヘッドから取り外した使用済みタンクはこのように穴が空いています。
一回使い切りなので、各地方自治体の規定にそって処分しましょう。
CO2ボンベ取り扱いの注意点
パンクした際にめっちゃ便利なCO2ボンベ。
しかし、3点ほど使用上の注意があります。
ここは必ずチェックしてください。
凍傷に注意
ボンベ内の炭酸ガスが抜けることでCO2ボンベが急激に冷たくなります。
素手で作業すると凍傷の恐れがあるので、上のような保護カバーや手袋を使って作業してください。
炭酸ガスはチューブから抜けやすい
炭酸ガスは通常の空気よりも抜けやすい性質があります。
CO2ボンベは、あくまで走行可能な状態にするだけ。
応急処置であることを覚えておきましょう!
( ゚∀゚).。oO(フロアポンプの場所までたどり着いたらチューブ内の炭酸ガスを抜いて空気を入れ直そう!)
保管場所の温度に注意
真夏の期間は特に保管場所に注意してください!
CO2ボンベには高圧のガスが充填してあります。
できるだけ40℃以上になるところに保管しないようにしましょう。
(; ゚∀゚).。oO(真夏の車内に放置して破裂したら大惨事だぜ!)
CO2ボンベがあれば携帯ポンプは必要ない?
小型で持ち運びしやすいCO2ボンベは、ツールケースの中に入れておけるグッドアイテム♪
一見すると、手動式の携帯ポンプは必要なさそうに思えます。
(結構かさばるし)
しかーし!
CO2ボンベとは別に携帯ポンプも装備しておいた方が良いです!
その理由は・・・
- チューブを組み込む際にちょっとだけ空気が入っていた方が作業しやすい
- CO2ボンベを使う前に空気を送り込んでおくと失敗箇所が発見できる場合がある
全く空気の入っていないチューブをホイールに組み込むのは結構難しいんですよ(汗)
当然、中に空気が入っていないんだからチューブはねじれ放題w
ビートにも噛み込みやすくなります。
パンク修理を一発で成功させるために、携帯式のポンプもCO2ボンベと合わせて持って行くことをおすすめします。
( ゚∀゚).。oO(持ち運びにかさばらないミニポンプがあると便利だよ。愛用しているairboneのレビューはこちら)
まとめ
CO2ボンベはヘッドとボンベのセットで二千円ほど。
ボンベは単品で一個300円(税抜き)です。
一回のパンクにつき300円の出費で地獄のポンピング大会から解放されるのですから、投資しない手はありません!
ちなみに、ボンベの容量は25g・16g・12gの三種類。
ロードバイクで使う場合は16gのタンクで十分です。(実店舗の自転車屋さんだと25gと16gを置いているところが多い)
過酷な時期(真夏や真冬)の時短は、肉体面・精神面でも大変魅力的。
パンクの際はCO2ボンベを上手に使いこなして快適なライドを楽しみたいものですね♪
コメント
気になりつつ・・・失敗を恐れてまだ買っていませんでした。
パンクの頻度は(普通は)そんな多くないし、なんか「持っててもいいかも」という気が・・・少ししてきたかもっ!
といいつつ、ロード歴1年少々の私は、まだロードではパンクした経験ないんですけどね・・・。
TNIがピンクで可愛い!とか思ってたけど、確実に成功させることを考えると見た目だけではダメですね!笑
>花子はん 様
パンクは思いがけない時に発生するので、お守り代わりとしてCO2ボンベを携帯することをおすすめします。(^^;
とりあえずボンベは予備の意味でも2つは欲しいですね。
TNIでも問題はありません。
ただ、ガスを解放する時にホイールのスポークが少々邪魔に感じるかもしれませんが・・・。
(お値段も安いのでこちらでもいいかもですw)
使い捨てするには高額です(-_-;)
今フェイスブックでは電動空気入れが拡散されてます
その名を『mini fumpa』
大きさはポケットサイズで700×23cを7barで2本入れられ1本入れるのに約50秒
で価格が129ドル、日本円で15000円弱位?
でも充電して何度も繰り返し使えるなら毎回1000円使い捨てるよりよほど経済的かと思いますが検討してみては如何でしょうか?
>カディエ先生 様
使い捨てのカートリッジは一個で300円なので、ポンピングの労力を考えると安いと思っています。
持ち運び式の電動空気入れですか!?
興味ありますが、129ドルではちょっと手が出せませんね(笑)(^^;