趣味としてスポーツタイプの自転車を楽しむ人であれば、持っていて当たり前の携帯式空気入れ。
出先でパンクした場合、こいつがないとてんで話になりません。
しかしながら、携帯タイプの空気入れは何事もなければデッドウエイト。すなわち死重でございます。
トラブルが発生していない状況下においては、あまり役立つことはありません。(走るステージによっては空気圧を調整することもあるけれど…)
「できるだけ身軽にロードバイクを楽しみたい!」「パンクなんて経験したことがないから、余分なものはいらん!」このような考えが頭をよぎると、おもいきって装備品から削りたくなります。
ところが、持っていかなかった時に限ってパンクしちゃうんですよねw
Rockmanの友人なんて、たまたま空気入れを忘れた時に限ってパンク大魔神が降臨しましたもの。それも、何度も何度もwww
これぞ、まさにマーフィーの法則。
「失敗する可能性のあるものは失敗する」は、宇宙の法則といっても過言ではありません(笑)
というわけで、今回のブログネタは自転車遊びのお供に必要な携帯式の空気入れについて。
10年ほどロードバイク趣味を楽しんでいて、行き着いたものは「小型の手動式ポンプ」&「CO2ボンベ」のダブル装備というネタを書いてみます。
例のポンプもいいけれど、ちょい入れ用の小型ポンプとCO2ボンベの併用はかなり楽ちん
- 手動式ポンプ
- CO2ボンベ
- 電動ポンプ
自転車で使える携帯式の空気入れというと、この3種類が頭に浮かびますな。
それぞれの特徴を挙げますと…
最もオーソドックスなのが、手動式のポンプ。動力源は気合いと根性(笑)
「動力→己のマッスル」ですから、バッテリー残量やボンベのように残弾数を気にする必要がありません。
しかし、手動式ポンプはちょっと辛い!7bar入れるためには、数百回にもおよぶポンピング作業が必要です。(炎天下での作業は御免被るw)
CO2ボンベは、一瞬で7barチャージできる優れもの。
しかし、失敗したらそこで試合終了。事実上、空気圧のコントロールがきかない一撃必殺のアイテムです。(ボンベの残弾数「1」の状態で複数回パンクしたら終了w)
電動ポンプは、バッテリー残量がある限りワンプッシュで空気を送り込める楽ちんアイテム。しかし、こいつはでかくて重すぎるという欠点あり!(360g〜500g)
今のところ、こんなかさばるブツを持ってお散歩に行こうとは思わんですね(汗)
( ゚∀゚).。oO(300gを切る重さでありながら、複数回7bar入れられる電動ポンプが出たら、ぜひ導入したい!)
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ご覧のように、どのポンプも一長一短があります。
- コンパクトで…
- 軽くて…
- 素早く空気が入れられる!
このような三拍子そろったアイテムは、現時点では存在しません。
では、ロード乗りのあいだで評判がいいものはナンジャラホイ?というと、例のポンプ(LANDCAST製)いう「例のプール」みたいな名のポンプが真っ先に頭に浮かびます。
人気の理由は、他の手動式のポンプよりも規定値まで軽くポンピングできから。
がっ!それでもロードバイクで馴染み深い7bar(100PSI)という空気圧に達するまでには、300回もポンピングしなければなりません。
そう、300回もね!!
( ;∀;)ツライ・・・
めんどくさいことは極力やりたくない。金の力で楽ができるのなら、喜んで銭をぶん投げるスタイルのワタクシRockman。
いくら軽くポンピングできるとはいえ、道端で300回もシコシコする気はございません(笑)
ということで、パンクした時のエアー充填方法はCO2ボンベが主力。(一発300円くらい)
そして作業の途中、チューブの噛み込みを防止するために小型の手動式ポンプを併用するスタイルに落ちきました。
フレームにつけてもカッコ悪くならないairbone
出先のパンクトラブルをCO2ボンベのみで乗り切ろうとすると、チューブを入れる際に噛み込む確率が高くなります。
そこで、最初に少しだけチューブをふくらませて、うまくタイヤの内側にハマるようにして調節してやる必要が出てきます。
この作業で良い塩梅に使えるのが小型の手動式ポンプ。ほんの少しだけチューブがふくらめばいいので、一回で充填できる容量は気にしなくてOK!個人的にできるだけ小さなものが理想です。
最終的に落ち着いたのが、このairbone。
手のひらサイズ(およそ12cm)で重量は65g。ツールケースやサドルバッグにも余裕で収納できます。
ちなみにこいつはヒラメポンプヘッドのようにレバーで固定するタイプではなく、ねじ式。仏式バルブにローレット部分(凸凹の金属加工がしてあるところ)をはめて時計回りで締め込めば固定完了デス!
airboneの説明書には何も書いていないので、はじめはねじ込むことが分からず「エア漏れするやんけ!!(#・∀・)」とお怒りモードになったワタクシは未熟者ですw
いつも持ち歩いているツールボックスには、CO2ボンベやらアーレンキーやらがパンパンに入っていて小型ポンプを収納する余裕がありません。
そこで、Rockmanはシートチューブにairboneを取りつけています。
血の色たる赤が好き♪ということで、アルマイトのレッドを買ってしまいました(笑)
ブラックだったらより目立たなくなりそうですな。
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以前、ダウンチューブにつけていた、お助けチューブ付きポンプが上。airboneが下。
2つを比べてみると、airboneのスマートさが際立ちますね。
( ゚∀゚).。oO(スマートなairboneは、アシスト用ポンプとしてすごくイイ!)
ジャージのポケットに空気入れを収納するのはあかん!
昔は見た目が悪くなるという理由でフレームにポンプをつけたくなかったワタクシ…。んで、どうしていたかというと、バックポケットに収納していました。
これ…ベテランロード乗りでもよくやっちゃうんですが、落車した時にとても危険です。
背中を強く打ちつけた際に背骨を砕く恐れがあります。マジで!
神経断裂で二度とロードバイクに乗れない体になりたくないなら、ポンプはフレームかバッグに収納した方がいいでしょう。
だから、RockmanはコンパクトにまとめられるairboneとCO2ボンベが好きです♪
(; ゚∀゚).。oO(もう二度と背中のバックポケットに空気入れは収納しません!)
CO2ボンベの失敗を恐れる心配なし
CO2ボンベを使ったことがない人からすると「失敗したらどうしよう…」と思って導入をためらっている方も少なくないかも…。
でも心配ご無用です。
CO2ボンベを使ったことがある者からすると、「どうやったら失敗するのか、わからぞい!(^q^)」というくらいに簡単。
失敗するとしたらCO2ボンベの使い方が原因というわけではなく、単にセットしたチューブが噛んでいたり、異物を除去できなかった可能性が高いと思います。
バルブにセットしてクイッ!とひねれば1秒で充填完了。こんな楽チンなアイテム使わない手はないですぞい♪
( ゚∀゚).。oO(はじめてCO2ボンベを使った時はワクワクしちゃったw)
まとめ
チューブの中に規定の圧力までガスを封入できればなんでもいい空気入れ。でも、使うアイテムによって心理的・肉体的負担に大きな差がでてきます。
1つの空気入れに多くを求めない。それぞれの長所を生かしたダブル装備!これが現時点でのオレ的最適解!!
小型で高性能な電動ポンプが出るまでは、手動式ポンプとCO2ボンベの二刀使いでやっていくつもりのRockmanであります。
コメント
自分は自転車には一切余計なものをつけたくない、という軽量化フェチにして自分の体重は増える一方、という矛盾を抱えていますが、その流れ?でやっぱり荷物はジャージのバックポケットにいれちゃってますね・・・
https://wowma.jp/item/214210402?aff_id=PLA40510702&gclid=Cj0KCQjwgNXtBRC6ARIsAIPP7RuxVb8oowFStRbnSDpMwybvMZn2E5mgk3gxPoNa5xe_N_oB1MYCgGQaAhYSEALw_wcB
ヨネックスはチューブラーなので、5~60kmの日常的なライドでは携帯ポンプとクイックショットのみです。
これで治らないパンク(サイドカット等)したらタクシーで帰ってくるか近場の自転車屋行けばいいや、と。
幸い、チューブラーにしてから一度もパンクしてないので・・・
タクシーなんていない遠くの山等へツーリングに行くときは仕方がないので予備タイヤを持って行きますけどね。
ああ、そうそう、もうすぐ寒くなりますが、寒くなると支度が面倒になりますよね。
自分は耳が冷たくなるのにすごく弱くて、耳当てが必須なんですが、これがまためんどくさい。
で、耳をカバーするヘルメットがないか探しました。
エアロヘルメットならありそう・・・でも後ろが尖ってるのは姿勢が限定されちゃうから丸いヤツで・・・おおあったあった・・・何々?5万円オーバー?
それはちょっと・・・そもそも耳が寒いという理由で5万円以上の本気エアロヘルメット買うのは、なんだかマジでTTとかやってる人に申し訳ないような気もするし・・・
というわけでこんなん買ってみました。
https://item.rakuten.co.jp/himaraya/0000000652875/
やっぱりどこからどう見てもスキー用でしたけどね・・・
>ND5RC 様
ロードバイクに余計なものをつけたくない気持ちはすごく分かります!
できることなら、私も前後カメラとコントロールユニットを取っ払ったシンプルな姿に戻したいですもの。
でも、ここら辺は無謀運転の記録という点から公道で取り外すのを躊躇ってしまいます。^^;
パンクに遭遇したらスパッと割り切りるのも有効ですね。
チューブとCO2ボンベを使い切ったら、Uberを使って帰ろうと脳内シミュレーションしていますw
スキー用ヘルメットをロードで試す試みは面白いですね!
すごく興味あります。
スキー用ヘルメットのロードバイク使用その後です。
最初のSWANSは、やっぱりどっからどう見てもスキー用という感が強すぎ、その理由はゴーグルにあるんじゃないかと推察しました。
で、バイザー付きを追加購入しました。
SWANS無駄になっちゃうけど、まあどちらも5千円だから許そうか、ってことで。
バイザーがミラーだし冬用にしちゃ透過率がちょっと(眩しい雪原用なので)、ってのがありますが・・・・
で、けっこう寒くなってきた朝に冬用ウェア着て冬用シューズ履いて、スキー用ヘルメット被って出撃。
見た目はまあ・・・「これはエアロヘルメットだ、TT用なのだ」と自分に強く言い聞かせ、ちょっとエアロポジションとってみたりして気分出せば大丈夫ですw
大丈夫、っていうか、けっこうカッコイイかも?
ヨネさんがカーボネックスHRではなくエアロフライトだったらもっと良かったですけど・・・
走行後。
もしかしてアタマが暑ちいんじゃないかと心配してましたが、大丈夫でした。
自分が買ったTOMSHOOというよくわからないメーカーのは、ベンチレーションホールがけっこうついていて、開閉弁を開けておいたせいもあるのか大丈夫でした。
というか暖かくて快適。
バイザーの透過率も天気が良ければ何も問題ありません。
曇ってても大丈夫かも。
暗かったらバイザーをクイっと上げれば良いだけですし。
耳は完全に密着してるわけではないので、もっと寒くなったらスキマ風がどうか心配はないでもないですが、とりあえず成功でした。
冬用シューズで面倒なシューズカバーから解放され、スキー用ヘルメットで面倒な耳あてとヘルメットとサングラスの関係問題から解放され、冬のライドは支度がめんどくさくて乗る気になれない問題からかなり解放されたかもしれません。
5千円なら買いかも、です。
>ND5RC 様
実験お疲れ様です!
スキー用ヘルメットのロードバイク活用術、これは裏技としてとても面白いですね。(^^)
よくわからんTOMSHOOの製品でもヨーロッパのCE規格は取得しているようなので、安全性があるていど担保されているのが嬉しいポイント。
自転車とスキーの安全規格の比較をしてみると、ヘルメットネタの良い記事が書けるかも知れませんw