パンク。それは誰しも1度は経験したことがあるメジャートラブルでございますな。
中学・高校とママチャリで通学していたワタクシ。パンクの回数が多すぎて、何度トラブったか覚えていません。
行動範囲は自宅から半径10kmていどのママチャリだと、例えパンクしたとしても街中に修理可能な場所が多いため、それほど困りません。
一方、問題なのがロードバイク!
連続100km以上走ることが珍しくないロードは郊外で乗る機会が多い乗り物です。
お店がほとんどないド田舎でパンクすると、場合によっては途方に暮れてしまいます。
- 交換用チューブ
- 携帯用空気入れ
- 交換スキル
突然のパンクに対処できる技術は、ロード乗りにとって必須項目!とは言え、そもそもパンクしないにこしたことはありません。
学生時代に乗っていたママチャリは過酷な使い方をしていたのでパンクが続発していました。しかし、ロードバイクでは6年もの間、一度も経験しておりません。
今回のネタは、ロードに乗る際に行っているパンクの予防策について。パンク遭遇の確率を低下させる具体的な方法について、ご紹介します!
(; ゚∀゚).。oO(一緒にポタリングしてた方が連続3回もパンクした時は参ったゼ…)
追記
このエントリーの投稿から2年後に久々のパンクとなりました(笑)
パンクの確率を減らすための具体的方法
- 耐パンク性能の高いタイヤを選ぶ
- 異物を踏まない行動を心がける
パンク率を低下させる具体的な対策は、上記の2つ。当たり前のことを当たり前のようにこなすだけで結果は表れます!
アイテム編
パンクしにくいアイテム(タイヤ&チューブ)選びは基本です。
消耗品は思わずケチりたくなりますが、命を守るために絶対妥協できない部分だとRockmanは考えています。
( ゚∀゚).。oO(クルマでも格安のアジアンタイヤは絶対に使わん!)
タイヤ:コンチネンタルGP4000
ミシュランPRO4と人気を二分するコンチネンタルGP4000S2。※モデルチェンジでGP5000になりました
ロード乗りの間では、ド定番のタイヤでございますな。
Rockmanは、旧型のGP4000とIRCの「ASPITE PRO」を愛用しています。
GP4000S2はGP5000は2本セットで1万円オーバーの高級タイヤ。見た目はとても地味です。
はっきり言って外見からでは、その性能の高さがよく分かりません。
- 耐パンク性能が高いのに重くない(重量は205g ミシュランPRO4SCより5g重い程度)
- グリップが良いのに長持ち(乗り方によっては5,000kmもつ)
相反する性能が同居しているミステリアスなタイヤ。それが、コンチネンタル GP4000S2 です(笑)
パンクが続発して悩んでいた友人に、このタイヤを猛プッシュしたことがあります。価格の高さに躊躇していましたが、「さっさと買え!」と、Rockmanに押し切られる形で購入。
実際にGP4000S2を履いてみたところ、全くパンクしなくなり大変喜んでいました。
高級タイヤに属するコンチネンタル GP4000S2。価格の高さには理由があります。
パンクトラブルで面倒な思いをしたくないのなら、このタイヤに替えてみるのも良いでしょう!
( ゚∀゚).。oO(GP4000はモデルチェンジしてGP5000に進化したよ!評判も上々だね♪)
タイヤチューブ
タイヤチューブの選び方は、少々むずかしいところ。
と言うのも、一般的な自転車で使われている「ブチルチューブ(合成ゴム)」よりも、天然ゴムの「ラテックスチューブ」の方がパンク自体はしにくいのです。(ラテックスチューブは弾性に富む)
しかし、ラテックスチューブには少々問題があります。
- 気体透過率が高い
- チューブの厚さが薄い
- 価格が高い
一番の問題は、気体透過率が高いところ。
これすなわち、タイヤの空気が抜けやすいことを意味します。
マメな空気圧チェックを面倒に思わないのなら、ラテックスチューブを使ってもいいでしょう。
ラテックスチューブの厄介なところは、パンク原因の実に7割を占めると言われるリム打ちに弱いところです。
ブチルチューブよりも空気が抜けやすいラテックスチューブは、どうしても「スネークバイト」による穴が空きやすい。
そんなワケで、Rockmanは総合的に考えて通常のブチルチューブを愛用しています。
( ゚∀゚).。oO(タイヤメーカーと合わせてコンチネンタルを愛用)
行動編
アイテム選びの次は行動です。
ここでは、ロードバイクを乗る上でのちょっとしたポイントをご紹介します!
空気圧チェック
ロードバイクの賞味期限は3日。
この意味は、タイヤに入れた空気が3日と持たないことを指しています。(ラテックスチューブは1日でダメ)
ママチャリなら、1ヶ月放置していてもタイヤの空気はそれほど低下しません。その理由は、ママチャリの空気圧がロードバイクの1/3~1/4程度と低いから。
ロードバイクのタイヤチューブに注入された空気圧は7bar前後。この数値は海面上の大気圧の約7倍に相当します。
高圧力で注入された空気がゴム分子の間から少しずつ抜けててしまうのは自然の理。
ママチャリ気分でロードバイクの空気圧調整をおろそかにすると、圧力不足でパンクしやすくなるのは当然の結果です。
基本的なことですが、乗車前は必ず空気圧を適正値まで上げましょう。
( ゚∀゚).。oO(体重や走るステージによっても適切な空気圧が変わるよ)
路側帯を走らない
公道に引かれた白線の外側は「路側帯」と呼ばれています。
白実線1本の場合は、自転車での路側帯内通行が可能です。(道路交通法第17条の2より)
通行が許可されていても、路側帯内をロードバイクで走行するのはおすすめできません。
その理由は、タイヤに刺さりそうな落下物が多すぎるため。
クルマに巻き上げられた砂に混じって「ガラス片・木片・クギ」などが落ちています。空気圧が高いロードバイクのタイヤで落下物を踏んでしまうと、パンクにつながります。
ロードバイクは、クルマに注意しながら車道を走った方がパンクしにくいと言えます。
(; ゚∀゚).。oO(どこを走るかは「ケース・バイ・ケース」なんだよね。道路交通法の改正で結構ややこい事になっているから、ロード乗りは注意!)
参考
公益社団法人自転車道路交通法研会 「実践!道路交通法規サバイバル」の補足説明
砂利道はロードを担ぐ
砂利道も路側帯同様に注意が必要な箇所です。
ピック状に尖った石。そして、タイヤに刺さりそうなクギや木片がよく落ちています。
Rockmanは砂利道をロードで走行しないことはもちろん、引いて歩くことすらありません。
ズバリ!
砂利道はロードを担いで歩きます
ここまでタイヤに負担をかけないよう徹底すれば、パンクする可能性はかなり低下しますよ。
走行終了後はタイヤの異物チェック
最後の5つ目は、タイヤの目視確認。
乗り終わったロードバイクをしまう際に、走行時に付着したタイヤの汚れを拭き取ります。
さらに!
異物が刺さっていないか前後のタイヤをチェックしましょう。
面倒に思うかも知れませんが、地道な確認作業がパンク予防に大きな効果を発揮します。
まとめ
今回紹介したパンクの予防策。このやり方で、6年間パンクに見舞われたことがありません。
パンクの神様に愛されないためには、日々の積み重ねが重要です(笑)
上にあげたやり方だと少々面倒に思う項目もあるでしょう。
今回紹介した方法は、あくまでRockmanがあみ出した方法です。各自工夫して、自分に合ったパンク予防策を見つけてくださいね♪
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