- ロウアークラス:10万円以下
- ロウアーミドルクラス:10万円~20万円台
- ミドルクラス:30万円~50万円台
- アッパーミドルクラス:60万円~90万円台
- アッパークラス:100万円以上
ロードバイクには、価格によるヒエラルキー(階級)が存在します。とは言っても、ロードバイクを知らん方には分かりづらいですな。
身近な例で例えると…
上記のプライスゾーンに10をかけた価格が自動車の価格帯に相当します。(30万円以下のロードが大衆車)
「軽トラ」と「マークX」ほどの違いこそありませんが、「ロウアークラス」と「ミドルクラス」のロードバイクには越えられない壁が確実に存在します。
今回のブログは、ロードバイクの価格差に関するエントリー。ミドルクラスを分岐点としてハッキリ表れる「質」について書いてみたいと思います。
( ゚∀゚).。oO(コスパ良く感じるのは30万円台のロードバイク)
見た目の良さと性能、価格のバランスが優れたミドルクラスのロードバイク
A地点からB地点へ行く
「移動」という単なる行為で考えると、軽トラでもベントレーでも目的は果たせます。それは、ロードバイクでも変わりありません。
では、廉価品とプレミアム品の違いは何か??
大まかに言うと、以下2つに集約されます。
- 走りの質(「速さ」「楽しさ」「快適さ」)
- 見てくれの良さ
最も大きい部分は走りの「質」
ミドルレンジ以上のロードバイクは、ロウアーミドル以下のモノと比較して長距離走行(100km以上)で圧倒的に「楽」ができます。
( ゚∀゚).。oO(ついでに部屋で眺めてうっとり「悦」にひたれるw)
ロウアーミドルクラスとミドルクラスの違い
ロウアーミドルクラス
(10万円~20万円台)
ミドルクラス
(30万円~50万円台)
上が2009年に初めて購入したカーボンロードバイク、オルベア オニキス。下が現愛車、コガ キメラ 3K Di2。
新車価格で比較すると、上と下では倍以上の価格差があります。
( ゚∀゚).。oO(キメラ3Kはフレーム売りなので単純な比較はできんけどね・・・)
見てくれの差
- フレームのデザイン
- コンポのグレード
- 付属部品の質
同じカーボン製のロードバイクとはいえ、「オニキス」と「キメラ」を比較すると、どう見てもキメラの方がカッコ良く見えます(笑)
特にロードバイクの面積で大きな割合をしめる、「フレーム」と「クランクセット」の違いは明らか。(デュラ9000のクランクセット誰かくれwww)
オニキスのコンポ(5600系の105)は、良く言えば「質実剛健」。悪く言えば、ぶっきらぼうな形をしています。
オニキスは完成車購入だったので、「シートポスト」「ステム」「ハンドル」などのパーツも廉価品(メーカー不明)。
眺めて満足できるような質感の高いパーツが1つもありません。
( ゚∀゚).。oO(キメラはDedaで統一)
走行性能の違い
ロードバイクに大枚をはたく最たる理由が走行性能の「質」の部分。
10万円台のロードバイクと30万円以上のロードバイクでは、長距離走行後の疲労感が段違い。
高級なフレームは入力したパワーをロスなく支え、路面の凸凹を上手くいなします。(推進力の保持とショックの吸収)
そして、上級グレードに当たるコンポのフィーリングは総じて上質♪特に変速では差が大きく表れます。
- デュラエース:「チャッ!」
- アルテグラ:「カチャッ!」
- 105:「ガチャ!」
- ティアグラ:「ガチャン!!」
- ソラ:「wwwww」
(゚Д゚)ハァ?
変速!?ダルいわぁ~
安いロードバイクでも変速はしてくれます。
しかし、ランクが下がるにつれ反抗的な態度が目立ってきます(笑)
短時間なら許容できるちょっとしたフィーリングの違い。アベレージ25km/hで4時間の連続走行を行うと、この積み重ねが大きな疲労となって表れてくるのです。
( ゚∀゚).。oO(コスパを考えるとアルテの電動は最高♪)
参考
・ロードバイクのコンポ交換!105からアルテグラDi2にかえた理由
大人は財力で速さと快適性を買う?
極論を言えば、低ランクのパーツ(コンポ)を使っても乗り手次第でなんぼでも速く走れます。
親の金レーシングの学生さんなら、ロウアーミドル以下のロードバイクでも「体力(若さ)&根性」で性能差をカバーすることは難しくありません。
一方、30過ぎのおっさんには若さという最強の特権がありません。
だったら・・・
快適性と速さは「金の力」で買おうぜw
なんともイヤラシイ発想ですが、「お金の力」は偉大です(笑)
財力で具現化した高級ロードバイクは・・・
- 見て良し!
- 触って良し!!
- 乗って良し!!!
上質の三拍子がそろっています。
「健康の維持」「体型の維持」「ヤル気の維持」etc…
これらモチベーションを保ち続けるためにお金を使うことは、悪いことではないとRockmanは思っています。
(; ゚∀゚).。oO(既婚者は嫁さんの目が怖いけど…)
まとめ
なんだかんだ書きましたが、ロードバイクの性能は、あるプライスゾーンで激的な変化はなくなります。
それが、ミドルクラスのレンジ。(30万円~50万円のライン)
このクラスが1つのポイントです。
これ以上のクラス(アッパーミドルやアッパークラス)になると、フレームは最軽量の高級品。コンポもシマノならデュラエースになります。
とは言え、「アルテグラ」と「デュラエース」の差は、「ティアグラ」と「アルテグラ」ほどには感じられません(笑)
60万円のプライスゾーンを超えると、価格上昇に伴う性能UPの幅はとても緩やかになります。
そんなワケで、コストと性能のバランスが最も優れているのは、ミドルレンジのロードバイク。
アルテグラのコンポ(できれば電動)で、セカンドグレードのフレームが最も費用対効果に優れていると思うRockmanでした。
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コメント
私はとりあえずフレーム&フォークをカーボンのモデルで選択してコンポのグレードは迷ってるけど最初は消耗品と割りきって交換時期が来たら上級モデルにカスタマイズを検討でもいいかな?と考えてます。
理由はバイクに予算注ぎ込むとサングラスやウェア、鍵等の予算が圧迫されるから(-_-;)
>カディエ先生 様
良い選択だと思います。
はじめは「105」もしくは「ティアグラ」のコンポで十分楽しめます。
後でネタとして書く予定ですが、海外の「ブラックフライデー」を利用すれば通販でコンポ一式が爆安購入可能です!
多少のスキルは必要ですが、プラモデル感覚でパーツをアップグレードして行くのもなかなか楽しいと思います♪
正直ロードバイクは30万からって感じですね。
街乗りで10万そこそこのエントリー使ってますが全く違う乗り物に感じてしまいます。
>豪脚 様
はじめまして。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、大人の趣味の乗り物としてみるとロードバイクは30万円以上がおすすめですね♪
しかし、ロード未経験者にいきなり「30万円の自転車を買おう!投資しよう!」などというのは引かれる可能性が高いため、エントリークラスのロードバイクで自転車沼に引きずりこむ流れがいいと思っております。(^^)