カープカープカープ広島〜♪広島カープ♪♪
昨年、25年ぶりにセ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープ。
年間600本以上の手組みホイールを作っているPAX CYCLE(パックスサイクル)のキクちゃんがカープファンということで、優勝当日に赤ヘルならぬ赤ホイールのセールを行いました。
野球のことはよ~知らんRockmanですが、赤好きとしてこのセールは見逃せません。
乗るしかない!このビッグウェーブに!!
というワケで昨年9月に注文していた「広島カープ優勝記念ホイール(通称カープホイール)」が完成するのを首をなが〜くして待っていたワタクシ。
半年待ってようやく来ましたゼ♪
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
今回のブログでは、できたてホヤホヤのPAX謹製手組ホイールについてネタを書いてみます!
( ゚∀゚).。oO(写真より現物の方がカッコ良いのじゃ♪)
カープホイール来たる!オレ仕様の赤ホイールは縁起良さげなカラー
ロードバイクのホイールというと現在では工場で組み立てられた「完組みホイール」が全盛。
完組みは自転車ホイールを構成する「ハブ」「スポーク」「ニップル」「リム」という4つの部品をメーカーでトータル設計しているため、狙った性能を発揮できる特徴を備えています。
( ゚∀゚).。oO(工場で生産することによって価格を抑えたり品質を安定させるメリットもある)
今回、Rockmanが注文したカープホイールは昔ながらの「手組み」ホイール。
自転車ホイールの主流から外れてしまいましたが、ユーザーの要望を細かく反映できる特徴があるため根強い人気があります。
( ゚∀゚).。oO(手組みホイールはパーツの選定からスポークの組み方まで自由自在♪)
手組みホイールのメリット・デメリット
細かい仕様を考える必要がない完組みホイールは、ある意味お手軽に性能UPが体感できる優れた製品であることは間違いありません。
しかし!
手組みホイールもまだまだ健在であります。
手組みホイールのメリット
- 用途にあった組み方ができる
- トラブルに強い
- お財布に優しい
用途にあった組み方
まず何と言っても、ユーザーの使い方に合った仕様でホイールが組める!
レースが目的の方と通勤・通学・ゆるポタの方とでは求める性能が全然違います。
レース仕様なら耐久性を犠牲にしてでも軽さを追求したくなるし、通勤がメインであれば軽さよりも耐久性を重視したい!
その点、手組みホイールは軽量リムにエアロスポークを組み合わせたり、ごついリムにぶっ太いスポークなど組み合わせ方が自由自在です。
完組みホイールでも用途別にラインナップはありますが、安くて耐久性高めなホイールだとハブやスポークは値段相応のもの・・・。
耐久性は欲しいけれどよく回る良いハブが欲しい!
スポークの組み方にもこだわりたい!なんて方には、手組み式は良いチョイスになります。
( ゚∀゚).。oO(スポークの組み方も「ラジアル」や「クロス」など自由に選べて面白いよ♪自転車ホイールの世界は底なし沼だぜwww)
トラブルに強い
Rockmanが手組みを選んだ最大の理由がこれ。
手組み式のホイールはトラブルが発生しても対処が楽なんです。
なんせ、ホイールを構成する一つ一つのパーツは誰でも入手できる市販品。
例えスポークが折れてしまっても修理部品の入手は非常に楽♪
ショップに在庫があればすぐに直せるし、自転車屋の看板をあげているお店なら基本的にどこでも修理可能です。
(稀にホイール修理もできないポンコツ店もあるがw)
一方、専用設計の完組みだとパーツの取り寄せに時間がかかったり、メーカーに送らないと修理できないような物まである!
ゆえに完組みホイールは不具合が発生した時に難儀することもあるのです。
( ゚∀゚).。oO( Rockmanの家からPAXさんの店舗までは車ですぐに行ける距離♪ホイールにトラブルが発生しても短時間で直してもらえるのだ)
お財布に優しい
ロードバイクにもディスクブレーキ化の波が押し寄せているとはいえ、現在は過度期。
リムをブレーキ装置の一つとして使う従来のシステムがまだ主流です。
ということは、ブレーキによって減ってしまうリムは消耗品扱い。
定期的に交換する必要が出てきますね。
そんな時も手組みホイールならお財布に優しい♪
ハブは再利用という形で新しいホイールを組むことも容易いから、ランニングコストを抑えることができます。
( ゚∀゚).。oO(お金は大事だよぉ〜♪)
手組みホイールのデメリット
組む人のスキルで性能が左右される!
手組みホイールの最たるデメリットはこれに尽きるでしょう。
昔ながらの頑固オヤジが仕切っている自転車屋であればホイール組むのもまず問題なし!
でも、ホイール作りに慣れていないショップも当然あるわけです。
手組みホイールが欲しいという場合は、まず評判の良い職人を探す。
このような面倒な点が手組みホイールの敷居をちょっと上げていますねw
ちなみにカープホイールを作ってくれたPAXサイクルには絶大な安心感があります♪
(通販もやってるよ)
PAXの強みは圧倒的な対応力と提案力です。自転車屋さんではなく専門のホイール屋でスタッフ2名を抱えられると言うことはそれだけ技術力からパーツの幅まで自転車屋さんより幅広い提案をユーザー1人1人に適切な物をご提案する事が可能と自負しております。
— キクちゃん@台北ショー (@chankiku) 2016年5月12日
( ゚∀゚).。oO(自転車屋ではなくホイール屋という自信がみなぎっておる・・・)
Rockmanが注文したカープホイールの仕様
ブランド:PAX PROJECT(パックスプロジェクト)
ベース:AR30W
スポーク:ストレート
組み方:2クロス(4本組み)
ニップルカラー:ゴールド
デカール:クリアベース白文字
デカール枚数:3枚
スポークカラー:黒
フリーボディ:シマノ(11s)
カープホイール(AR30W)はアルミのチューブレスレディ。
リムハイトが30mmでリム幅が24mmというワイドリム仕様です。
ちなみに、リムテープはナローではなく20mm(シマノ)を使用します。
真っ赤なハブに真っ赤なリム。
カープホイールと言われるゆえん!
ニップルはゴールド。
「お金を回すゼw」という意味が込められているとか、込められていないとか・・・(笑)
( ゚∀゚).。oO(成金仕様www)
デカールは3枚!
クリアベースに白文字なので、紅白のコントラストがめでたいw
スポークはフロントが20本。
リアが24本と重量を意識した本数。
前後共にストレートタイプを使用しています。
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リムの単体重量は公称値で485g。
ワイドリムのゾンダとほぼ同レベルですね。
フロントホイールは675g
リアホイールは820g
前後総重量1,495g
(公称値は1,505g)
ワイドリムでこの重量ですから、なかなか優秀です。
シマノのWH9000 C35とほぼ同等の重さで価格は半分以下なんですから、これは期待「大」です!
まとめ
ワイドリムということで、24C以上のタイヤ幅が必要なカープホイール。
愛用しているコンチネンタルGP4000S2は24Cサイズがないので、残念ながら今回は使えません。
(25Cならあるけれどキメラのフレームに入るか不明なので使用を見送った)
タイヤは日本製で評判が良いIRCのASPITE PRO(700×24C)を購入済み。
色々なシチュエーションで試した後、使用感についてネタを書いてみます!
しばしお待ちくだされ♪
( ゚∀゚).。oO(24mm幅のホイールに24Cのタイヤだからツライチになるわw)
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コメント
あれっ?( ; ゜Д゜)23cじゃなくて24c?
>カディエ先生 様
今回のホイールはワイドリムなので24c〜になります。
クリアランスを確認して25cでもいけるようなら、またコンチに戻るかも。(・∀・)
あれっ?カーボンクリンチャーのディープリムじゃなくて?(^^;
僕もそろそろ次のホイール考えないと・・・と言いつつ、
密林でスオーミー ガンウインドを買ってしまったのですがw
>VAN 様
カーボンクリンチャーも買うとは思うんですけど、シクロクロス車を作る方に予算が取られていっぱいいっぱいです(笑)
スオーミー Gun Wind!
高級品だー!!((((;゚Д゚)))
いま、スオーミーガンウインドの正規品が密林で半額です。
>VAN 様
そろそろヘルメットも交換時なので欲しいですw
私の頭にフィットするかな・・・。(;・∀・)
ヘルメットは最終的に似合わない場合は「自分には見えない」以上w
しかしwebで見る限りは内側寸法はOGKに近いようですが、どうなんでしょうね。
しかし、手組みホイールいいですね。
完組みが主流になってから、ホイールを組めない店員さんもいるようです。
僕がお世話になっているお店も前後1400gのホイールを4万で発売したら
凄い反響のようです。4万なら海外通販より安いですしね。
>VAN 様
似合う似合わないは「自分には見えないからOK」という割り切りで大丈夫ですが、頭の形に合う合わないは重要なポイントなので悩みます(汗)
使用感のレビュー記事が読みたいです!
手組み良いですよ♪
G3とかの派手な組み方はできませんけどw
1400gで4万円ッ!安っ!!
リムとハブが何なのか気になります。
リム TNI AL22アルミクリンチャー
ハブ TNI エボリューションライト
スポーク DTスイス コンペチション
です。
但しクイックリリースは付属していません。
>VAN 様
情報提供ありがとうございます♪
この手組みホイールはなかなか良さそうですね!
スポークはJベントタイプなのでヘビー級の方は折れそうな気もしますが、標準的な体型のロード乗りならコスパ高そうです。