- UCIワールドチーム
- プロフェッショナルコンチネンタルチーム
(「プロコンチ」や「プロコンチネンタル」と略される) - コンチネンタルチーム
- ナショナルチーム
- 地域チーム
ロード競技には、カテゴリ別のヒエラルキーが存在します。
UCIワールドチームは、グランツール常連が名を連ねるトップカテゴリ。使用する機材もビックネームばかりです。
一方、セカンドカテゴリたるプロフェッショナルコンチネンタルチーム(プロコンチ)の機材には、日本で馴染みのないメーカーが数多く目につきます。
今回は、そんなプロコンチで使用されているマイナーなロードバイクにスポットを当てたエントリー。
「聞いたことね~よ」とか「このブランドがローバイク作ってたんかい!」なんて感じのマニアックな自転車メーカーについて、ネタを書いてみようと思います。
(; ゚∀゚).。oO(結構知らんメーカーが多くて修行不足を痛感したわ)
2016 UCIプロフェッショナルコンチネンタルチーム一覧
- アンドローニジョカットリ(KUOTA)
- バルディアーニ・CSF(Cipollini)
- ボーラ・アルゴン18(ARGON 18)
- ツェツェツェ・スプランディ・ポルコウィチェ(Guerciotti)
- カハルラル・セグロスエレヘアー(FUJI)
- コフィディス、ソリュシオンクレディ(ORBEA)
- ストゥルティング・サービス・グループ(ROSE Bikes)
- デルコ・マルセイユ・プロヴァンス・KTM(KTM)
- ダイレクトエナジー(BH)
- ドラパック・プロフェッショナルサイクリング(SWIFT)
- フォルトゥネオ・ヴィタルコンセプト(LOOK)
- フンヴィッキソウルサイクルズ・カルフール(SOUL CYCLES)
- NIPPO・ヴィーニファンティーニ(DE ROSA)
- ワンプロサイクリング(FACTOR)
- ロームポットオレンジペロトン(ISAAC)
- チーム・ロス(CORRATEC)
- ガスプロム・ルスヴェロ(COLNAGO)
- チーム・ノヴォノルディスク(ORBEA)
- サウスイースト・プロサイクリング・チーム(WILIER)
- トップスポートフラーンデレン・バロワーズ(Eddy Merckx)
- ユナイテッドヘルスケア・プロフェッショナルサイクリングチーム(WILIER)
- ヴェルヴァ・アクティブジェット・プロサイクリングチーム(TREK)
- ワンティ・グループゴベール(CUBE Bike)
参考
・ProCyclingStats 2016 Teams
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(;゙゚’ω゚’)ゼーハー
言い難いったらありゃしない!
表記した全23チームが、2016年度登録のUCIプロフェッショナルコンチネンタルチームです。(カッコが使用する機材メーカー)
赤文字で書かれたメーカーが、日本国内で馴染みが薄いと思われるもの。
その数、21社中8社。プロコンチで使われている機材のおよそ4割に当たります。
プロコンチのちょっとマニアックなメーカー
レベル1:一般的にマイナーだが知る人も多い
レベル2:名前だけなら知っている
レベル3:聞いたことがあるような気がするけど定かではない
レベル4:なにそれ?おいしいの?(^q^)
マイナーかそうでないかの判定は、Rockmanの完全なる主観(笑)
苦情は勘弁してくださいw
ちなみにマニアックと判定したメーカーは、上記のようにレベル1~レベル4に選別してみました。
ケーティーエム(KTM)
レベル1
「一般的にマイナーだが知る人も多い」
使用チーム:Team Delko Marseille Provence
メーカー:KTM BIKE INDUSTRIES
国:オーストリア
バイク乗り(自動二輪)なら知らぬ人はいない、オレンジ色のメーカー。
オフロードバイクがメイン事業でしたが、近年はオンロードや四輪部門にも進出。野心的な会社として、一部では有名です。
一見すると、HUMMERやCHEVROLETなどのバッチを貼ったパパチャリのようにも思えますが、作りは本格的。
日本国内では、Wada Bycicle Sales(和田商会)が取り扱っています。
それなりの知名度はありますが、販売店が少ないため日本ではマイナーな存在と言えるでしょう。
(; ゚∀゚).。oO(KTMがMTBを扱っているのは知っていたけど、ロードまで扱っていたとは知らなんだ)
スウィフト(SWIFT)
レベル2
「名前だけなら知っている」
使用チーム:DRAPAC Pro Cycling
メーカー:SwiftCarbon
国:ドイツ
激安中華カーボンフレームに興味がある一部のロード乗りの間で、とても有名なスウィフト(笑)
台湾の製造元(XPACE)から流出したと思われる「DE ROSA838」や「スウィフト830SL」の無印フレームが某通販サイトで激安販売されていたため、話題になったのは記憶に新しいですな。
(; ゚∀゚).。oO(ちょっと欲しかったけどリスク高すぎてやめた)
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このメーカーは、5年ほど前のシクロワイアードの記事で南アフリカ発祥のブランドと紹介されていました。しかし、今ではドイツメーカーと紹介されています(笑)
謎ですねぇ~www
何か大人の事情があるのでしょう!
2014年から、ライトサイクルがスウィフトの日本正規ディーラーになっています。
グエルチョッティ(Guerciotti)
レベル3
「聞いたことがあるような気がするけど定かではない」
使用チーム:CCC Sprandi Polkowice
メーカー:Guerciotti
国:イタリア
どうでもいいけど…
「ツェツェツェ・スプランディ・ポルコウィチェ」というチーム名。そして、「グエルチョッティ」というメーカー名が言いにくいし覚えにくいです。
ジロ・デ・イタリアでは有名なイタリアのグエルチョッティ。
知っている人は知ってるようですが、日本では結構マイナーな類。(KOGAに乗っているRockmanが言うのもなんだけどw)
ちょっと調べてみたところ、グエルチョッティは創業50年を越えるイタリアの由緒正しきメーカー。
日本正規代理店のサイクルクリエーションに色々と説明が書いてありますが、読む気が失せるwebページは何とかならんのか。
┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥ~
グエルチョッティはイタリアンメーカーだけあり、とても良いデザイン!
そして、値段もすごく強気!ハイエンドフレームの価格は50万円を優に超えます。
ブランドプロモーションをしっかり行えば、ウィリエール並の有名ブランドになりそうな気がするのにオシイ!
残念なことに代理店のヤル気が全くないので、日本国内では今後もマイナー路線を突っ走るのでしょう。知らんけどw
( ゚∀゚).。oO(サイクルクリエーションよ!もっとヤル気を出せ)
プロコンチの相当マニアックなメーカー
ここからは、全く聞いたことがないマニアックレベルMAXの領域!
「なにそれ?おいしいの?」という、レベル4に該当するメーカーを5つご紹介します。
webが英文構成ではないメーカーもあるので、概要が不明なところもあります。
もし気になったら自分で調べてちょーだい。(^q^)
ローズバイク(ROSE Bikes)
レベル4
「なにそれ?おいしいの?」(^q^)
使用チーム:Team Stölting Service Group
メーカー:ROSE Bikes
国:ドイツ
なんでしょうね~この見た目は…。どこかで見たことがありますねぇ~。
Rockmanには、型落ちのキャニオンUltimate CF SLXにしか見えませんwww
Wikipediaの英文情報によると、ローズバイクはドイツの自転車屋さん。90年代にメールオーダーの通販事業を開始し、急成長した会社のようです。
カンパニー情報はドイツ語オンリー。よって、詳しいことは分かりません(笑)
( ゚∀゚).。oO(同じドイツメーカーのキャニオンから供給を受けているのかもね)
ソウルサイクルズ(SOUL CYCLES)
レベル4
「なにそれ?おいしいの?」(^q^)
使用チーム:Funvic Soul Cycles
メーカー:SOUL CYCLES
国:ブラジル
我々日本人には全く馴染みのないブラジルのメーカー。
ソウルサイクルズは2010年にブラジルで設立された新興企業。ブラジル最大の自転車メーカーであると、メーカーのwebサイトには書かれています。
ソウルサイクルズから機材提供されている、フンヴィッキソウルサイクルズ(舌噛みそうwww)も2010年設立。
おそらく、両者の関係は深いと思われます。
よくわからんけど(ハナホジ
残念ながらソウルサイクルズはカンパニー情報が少ないので、詳細は不明。
ブラジルの自転車メーカーに興味ある日本のロード乗りなど、1%もいないはず。
個人的にどうでもいいメーカーNo.1です(笑)
(; ゚∀゚).。oO(webのポルトガル語が全くわからん)
ファクター(FACTOR)
レベル4
「なにそれ?おいしいの?」(^q^)
使用チーム:ONE Pro Cycling
メーカー:FACTOR
国:イギリス
イギリスの小規模ロードバイクメーカーFACTORは、超高級ロードバイクが専門。
一番安いFactor O2の電動アルテグラ仕様でも、日本円で110万円を超える価格設定です。
同社は、アストンマーチンとのコラボでOne-77 Cycleなるスペシャル・ロードバイクも製作しています。ちなみに、そちらのお値段は日本円でおよそ460万円。
航空技術とF1テクノロジーを応用したエアロダイナミクスがなんたらかんたら書いてありますが…
こまけぇこたぁどうでもいい!断言しよう。
おれらには一生縁のないメーカーです(笑)
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
イザーク(ISAAC)
レベル4
「なにそれ?おいしいの?」(^q^)
使用チーム:ROOMPOT ORANGE PELOTON
メーカー:ISAAC
国:オランダ
イザークだかアイザックだか日本語読みが分かりませんが、「イザーク」と表記されているところが多いので、本エントリーでもイザークと呼称します。
ちなみに、アイザック・ニュートンからブランド名を取ったようなので、「アイザック」が正しい呼び名かも知れません。
こちらのメーカーは、2001年に設立されたオランダの新興企業。カーボンコンポジット製品を得意としているようです。
おれらカーボンフレームのパイオニアだぜ!フレームは職人の手作りだぜ!
webサイトには書いてありますが、デュラ組のISSAC Elementで50万円ちょい。
お安いですねwww
エロくはないけど、シンプルで質実剛健なルックスが好印象。
Rockmanの愛車でもあるKOGAもオランダメーカーなので、イザークに親近感がわいてきます。
個人的にレベル4のマニアックメーカーの中でイザークが一番気に入りました。
日本に代理店ができたら、愛車候補にしたいと思います。
( ゚∀゚).。oO(オランダのロードバイクになぜか惹かれるんだよね~)
キューブバイク(CUBE Bikes)
レベル4
「なにそれ?おいしいの?」(^q^)
使用チーム:WANTY-GROUPE GOBERT
メーカー:CUBE BIKES
国:ドイツ
欧州では有名らしいキューブバイク。1993年に家具工場の片隅で始まったメーカーなので、バックヤードビルダーですな。
フレームの多くはアジア生産。組み立てはドイツ国内で行う形で品質管理を徹底しているようです。
日本でもかつては代理店があったようですが、2016年現在では消滅。
サイクルショップで購入することはできませんが、大手自転車通販サイトのCRCでキューブバイクが購入可能です。
まとめ
日本国内では入手困難なロードバイクがいくつか出てきましたが、いかがだったでしょうか?
一般的に知られていないものを発掘し、他人とは違う通な自分を気取るのも面白い遊び方。
しかし、あまりにもマニアックなモノを求めすぎると、こち亀の江崎コロ助教授のように大失敗してしまうので注意が必要です(笑)
日本国内に代理店がないような商品は、画面を見てニヤニヤしているのが最も安全な楽しみ方!
命を乗せて走るロードバイクは、堅実な選び方をした方が無難です。
いつになるか分かりませんが、次回はプロコンチの1つ下の「コンチネンタルチーム」で使用されているマニアックなロードバイクについてネタを書いてみようと思います。
(; ゚∀゚).。oO(サードカテゴリの「コンチネンタルチーム」は登録数が3桁!発掘が大変じゃわいw)
コメント
おいらのKEMOはどうなんでしょうか?
>半蔵 様
はじめまして。
コメントありがとうございます。
ケモナーの私にはKEMOはマイナー車に該当しませんw
乗ってみたいメーカーの一つです。(・∀・)