昨日は「台風かよ!」と突っ込みを入れたくなる凄まじい風と雪だった郡山市!
一転して、ニャン♪ニャン♪ニャン♪(2/22)の今日はポカポカ陽気。
暖かい日はウェルカムですが、寒暖の差が激しすぎて身体がぶち壊れそうになっているRockmanでございます。
( ゚∀゚).。oO(中年になると急激な気温の変化が辛すぎる)
さて・・・
正月が明けたと思ったら、もう2月終了のお知らせ。
雪の民はそろそろロードバイクの準備に取り掛かる頃ですね♪
シーズン終了時にしっかりメンテナンス。
ホコリが被らないように愛車を保管していた方はそのまま公道へ乗り出すことも可能でしょう。
しかし!
ロードバイクが部屋のディスプレイと化していた人はしっかりシーズンインの準備をしなければなりません。
ということで今回のブログは、久々のロードバイクネタ。
本格的なシーズンに入る前に準備しておきたいことをツラツラ書いてみます。
( ゚∀゚).。oO(基本的な整備をしっかりしておくと気持ちよくシーズンインできるよん♪)
自転車の本格シーズンに入る前に準備しておきたいあれやこれ
- 車体編 ←今ここ
- 装備編と肉体編
シーズンインに備えて準備する項目は上の3つ。
今回は前編として「車体」について書いてみます。
やらないと死んじゃう〜というわけではありませんが、しっかり準備をすることで「今年もロードバイクに乗るぜ!」という脳のスイッチがONになります。
( ゚∀゚).。oO(やる気スイッチを押すための儀式でもあるし安全確認の意味もある)
車体編(ロードバイクの場合)
まず手始めにロードバイクの準備から行いましょうか!
やることは日常メンテナンスにプラスアルファ・・・。
愛車をピカピカに磨き上げ、機械部分がしっかり動くように調整してやります。
洗車と注油
自転車整備の基本は洗車と注油でございます。
シーズンオフ前に洗車していたとしても、三ヶ月も部屋のオブジェになっていたら、そりゃホコリだらけです!
「ウェーブハンディワイパー」あたりを使えばフレームに付着したモコモコのホコリは楽に取れますが、ブレーキやクランクの隙間、ディレイラーの細かい部分に入り込んだホコリは拭き取ることが困難!
この際は・・・
水と洗剤でキレイに洗い流しちゃいましょう!
2月3月の水道水は冷たいけれど、バケツとぬるま湯を使えばそんなに辛くありません。
気持ちよく晴れた日にチャチャッと洗車して、「今年度もヨロシク!」と愛車に語りかけるのは乙なものです(笑)
( ゚∀゚).。oO(Rockman流の洗車方法は下のエントリーを参考にしてね♪ グーグル神に評価されているページなので検索からのアクセスが多めのページよ)
増し締め
増し締めとは、すでに締まっているボルトやナットをさらに締め込む行為。
または、規定のトルクに達しているかをチェックする目的でトルクレンチを用いて確認することを指します。
大型トラックのタイヤ増し締めと違い、自転車で行う増し締めは規定トルクで締まっているかを確認するための行為。
規定トルク未満:パーツがズレたり外れたりする危険あり
規定トルク以上(オーバートルク):パーツが破損したりボルトがネジ切れる可能性あり
ゆるくてもきつくてダメ。
ちょうどいい塩梅が必要になってきます
ロードバイクのようにカーボンパーツが多用されているものであれば、なおさらトルクレンチによる管理は必要!
(金属と比べてカーボンパーツはオーバートルクですぐに割れたり変形する)
トルクレンチは簡易型のもので十分役に立ちます。
「TOPEAK(トピーク) コンボトルク レンチ&ビット セット」あたりを準備しておくと、精神衛生上いい効果があります(笑)
( ゚∀゚).。oO(トルクレンチについて書いたネタに興味ある方は下のリンクへGO!)
増し締めポイント
- ヘッド周辺(赤)
- シートポスト(青)
- ブレーキ(黄)
- クイックレリーズ(緑)
- ボトルケージ(水色)
以上5つの部分が日常整備で増し締めするポイントです。
使用するパーツによってトルクは異なりますが、参考としてRockmanの愛車の規定トルクを書いてみます。
( ゚∀゚).。oO(規定トルクはパーツもしくは説明書に書いてあるよ。ボルトは一気に規定トルクまで締め込まず、六角レンチでじわじわ均等に締めた後に仕上げとして増し締め調整するんだよ!)
ヘッド部
フォークコラムクランプボルト:5~8Nm
( ゚∀゚).。oO(ステムのプレッシャープラグボルトは軽く締まっていればOK!ちなみに3~4Nmていどね)
ハンドルクランプボルト:5~8Nm
( ゚∀゚).。oO(ボルトは対角線で締めるんだよ)
シートポスト
サドルクランプ(上):8~10Nm
シートポストクランプ(下):5~7Nm
ブレーキ
①ブレーキ固定ボルト:8~10Nm
②ブレーキケーブル固定ボルト:6~8Nm
③ブレーキシュー固定ボルト:5~7Nm
( ゚∀゚).。oO(ブレーキは前後2箇所あるからね)
クイックリリース
クイックリリース(QR)はトルクレンチを使って増し締めする箇所ではありませんね(笑)
しっかり奥までホイールがハマっていることを確認したら、レバーの反対側にあるナットを回して締めつけ具合いを調整します。
レバーは手のひらを使ってグイッ!と締める。
中途半端な位置でやめず、最後まで押し切ります。
最後にブレーキをかけながらタイヤを地面に押しつけ、連結部分のガタがないか確認しましょう。
( ゚∀゚).。oO(レバーを指1本で締めているようではトルク不足だよ!走行中にホイールがズレたりブレーキが片効きすることもあるから、しっかり締めよう!)
ボトルケージ
ボトルケージ固定ボルト:1.2~1.5Nm
ここの固定ボルトは特に緩みやすい箇所!
トルクの値が値なので、仕方ないと言えば仕方ありませんw
ここは厳密にトルク管理しなくても大丈夫。
六角レンチで軽く締めるていどでもOKです。
( ゚∀゚).。oO(ただし、マメに緩みはチェックした方が良いところだよ)
バッテリーの充電と電池交換
- 緑点灯:満充電
- 緑点滅:50%
- 赤点灯:25% ←今ここ
- 赤点滅:残量0
機械式のコンポは関係ありませんが、電動式のコンポともなると電気がなければ変速できませんw
冬眠前に「緑点滅」でも、3ヶ月経てば自然放電によってバッテリー残量は低下します。
バッテリーが無くなりかけるとフロントディレイラーが動かなくなり、次にリアディレイラーが動かなくなります。
スマホ同様に「残量25%?まだまだ大丈夫w」なんてことをやっていると出先で痛い目をみるので、インジケーターランプが赤く点灯したらバッテリーをチャージしておきましょう。
あと、サイクルコンピュータやセンサーによく使われている「CR2032」のボタン電池もいつ交換したか分からないものは取り替える・・・
もしくは電池切れに備えて予備電池を携帯すると良いと思います。
まとめ
数ヶ月冬眠していたロードバイクを復活させるには軽い整備が必要。
ピカピカにして新しい潤滑剤を摺動部分に散布してやるだけでも調子はすこぶる良くなります♪
ロードバイクを安全に楽しむためには、多少の手間は仕方ない!
というワケで、自転車シーズン本番になる前にしっかり準備をしていきたいと思っているRockmanであります。
( ゚∀゚).。oO(ロードバイクの整備方法を学びたい方は下の本が分かりやすくておすすめよ~)
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コメント
今年遂にヒルクライムイベント参加予定です。
運行管理者の上司に出たいから休みの調整ヨロシコ(^^)/って言って許可貰いました
なので今年の目標はヒルクライム頑張って走り込んで15㎏以上絞る(あくまでも予定)
そこでちょっと相談なんですが
昨年ヒルクライム中に抜かれたローディーさんが熊鈴付けて走ってたんです
そして昨年七尾湾を塞ぐような地形ののとじまに熊の目撃情報が…
カディエ自身も仕事帰りに国道を横断する熊を目撃した事あるので用意した方が安全なのでは…と思うのですが…
何処に売ってるか知らねぇ( ; ゜Д゜)
熊鈴って何処に売ってるか知りませんか?(´・ω・`)
後、環状線のトンネル入り口の上のブロックをうろついてる猪を見かけた事あるのですが猪って対処法あるのでしょうか?(^_^;)
>カディエ先生 様
お!今年はヒルクライベントに参加できるんですね。
おめでとうございます。(^^)
熊鈴は以前お世話になっていた実業団のガチクライマーの方がつけていましたね・・・。
登山系に強いアウトドアショップなら売っています。
私は「ワイルドワン」というショップで見ました。
スポーツゼビオの登山コーナーでも売っているはずです!
もし見つけられなかったら、店員さんに聞くと教えてくれるはずですよ。
猪のピンポイント対策は分かりませんが、熊鈴同様に人間がいることを知らせるのが重要かと・・・。
モバゲーの質問広場で調べて見ました
熊鈴は人慣れしてる熊には効果がなくむしろエサとなる人間の位置が判る為に逆に寄ってくるそうです( ; ゜Д゜)
ですが人慣れしてない熊のほうが多数派らしくお値段もスポーツ用品店で千円前後だったので付けようと思います。
そして猪ですが…質問広場の回答に熊スプレーなるものを紹介していただきました( ; ゜Д゜)
お値段は一万前後とスプレーにしては高め
大きさもサイクルジャージのポケットには入らない大きさ
でも成分が唐辛子エキスのカプサイシンで自然界に存在する物だから環境問題にはならず催涙効果で撃退するので熊だけでなく猪や野犬、危険動物全般全般に効果あり
ただし、携行には対人の防犯グッズでもあるため警察への届け出が必要なようです(^_^;)
警察への届け出はともかく、ポケットに入らないのをどう対処するか少し調べてブログに載せてもらえませんか?
>カディエ先生 様
熊スプレーですか!
なんか凄そうですね・・・。
残念ながら私はバイクパッキングのスキルも知識もほとんどないので、断定的な記事は書けません。
ごめんなさい。
バイクパッキング系の情報は日本中はもとより海外も旅して回っている神楽坂つむりさんのサイトが大いに参考になると思います。
お時間がある時にでもチェックしてみてください。
つむりの悠々自適ライフ