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新型プジョー2008試乗記!トルコンATとターボ化で得たモノ・失ったモノ

試乗記

新型のプジョー2008は評価が分かれるなぁ・・・

(;´д`)ウ~ン

日本導入が待たれるシトロエン C4カクタス。
その兄弟車たるプジョー 2008の改良版に、先ほど試乗してきました。
(DMによる案内状が来ていたので)

  • アイシンAW製の6段AT
  • 1.2リッターPure Techエンジン
    (2015年エンジンオブザイヤー【1.0~1.4l部門】)

機械製品として見れば、2008の完成度は旧型よりグッと増しています。

変速で「カックン!カックン!」するロボATから、日本企業の第2世代型トルコンATになったのは、渋滞が多い日本国内では吉報です。

ガッ!

改良前の2008を知っていると感じる、新型の残念な部分。

コスト配分の見直しによる影響なのでしょう・・・。

内装が従来型よりも、かなり しょぼく 簡素化されています(汗)

というワケで今回は、エンジンとミッションが別物となった新型2008の試乗記。

ブログとして書こうか迷ったけれど、ネット上に試乗記が見当たらないので、参考として書いてみたいと思います。

( ゚∀゚).。oO(改良前の2008試乗記は文末にリンクを載せといたよ~)

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得たモノは大きいが失ったモノも大きい新型2008

201603211918

内外装の見た目に大きな変更を加えない、年次改良あつかいのNEW 2008。

外装で旧型と異なる点は2つ!

  1. ホイールの形状
  2. 車体下部のストライプステッカー

「エメラルド・クリスタル」という新色が追加されましたが、パッと見の外見で旧型と区別がつく方はいないと思います。

何と言っても新型2008のアピールポイントは中身!
「エンジン」と「トランスミッション」です。

82馬力から110馬力にアップした、ダウンサイジング・ターボエンジン。

評判がイマイチだったETG5と呼ばれるトランスミッションから、一般的なトルクコンバータ式6段ATになったのは大きな改良ポイントと言えます。

新型2008が得たもの

  • 出力が向上したエンジン
  • 加速でトルク抜けしないトランスミッション

2015年インターナショナル・エンジン オブ ザ イヤー。

1.0~1.4リッター部門で最優秀賞に選ばれた、3気筒PureTechターボエンジンが新型2008に搭載されています。

1,500回転~3,500回転でトルクの95%を発生させるダウンサイジング・ターボエンジンは、中々パワフル。
旧型比で28馬力ほど出力がアップしたのは、だてではありません!

低回転域でアクセルを踏み込むと聞こえる、直噴ターボエンジン独特のガラガラ音。

これが、結構勇ましいw

エンジン特性は、ターボラグをほとんど感じさせない自然なフィーリング。

速い部類のクルマではありませんが、日常使いで力不足を感じることはまずないでしょう。

( ゚∀゚).。oO(旧型のノンターボエンジンでも特に力不足は感じなかったからね♪)

201603212041

EAT6と呼称される新型のトルコンATは、従来型と比べてウルトラスムーズ。
シングルクラッチのロボATのようにトルクが抜ける感覚がないので、ストレスがたまりません。

変速は燃費を意識して早め。
サクッ!サクッ!サクッ!と、積極的に上のギアへシフトアップしていきます。

ロックアップ領域を拡大しているようで、かっちりとした感触がありました。

( ゚∀゚).。oO(さすがにMTのダイレクト感には敵わんが・・・)

新型2008が失ったもの

201603211940

  • センスが良かった内装

プジョー:エンジン&トランスミッションを変えたからコストアップしたンゴwww

プジョー:価格転嫁したら日本車に喰われるンゴ・・・

プジョー:内装を しょぼく 簡素化して節約するンゴ♪ 今ここ



もうねぇ~
コスト配分のツケをモロに被ったインテリアがとても残念!

旧型はプラスチックを多用した室内ではあったけれど、配色とイルミネーションで絶妙なオシャレ感をかもし出していました。

それが見る影もないンゴ(泣)

٩(′д‵)۶ウワーン

ブラック/グレーのどんよりとした室内空間は不景気感バリバリ・・・。
特に、シボ仕上げのダッシュボードとドアのプラスチックパーツがとてもチープ!

スズキ イグニスの方が遊び心があって居心地よく感じるほどです!!

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パドルシフトをなくすのは構わないけれど、メーターは目にする機会が多い部分。
しっかりと、コストをかけて欲しかったなぁ・・・。

(;´д`).。oO(旧型のブルー照明がなくなってしまったのは残念すぎる)

↓↓Before 改良前のカッコ良いメーター
201506021750

↓↓After 改良後の貧乏くさいメーター
201603221736

この残念感はアレだ。
干物女だ・・・。

フランス生まれの美人さんなのに、洒落っけがなくなった残念系美人だよ。

プジョーさん・・・
フランス車はオシャレでなんぼなのに、新型のコストカット具合は残念すぎるんだよぉ~(泣)

(´Д`).。oO(ナスカの地上絵的な天井のイルミネーションもなくなり、室内空間が貧素になってしまった・・・)

まとめ

201603212130

ノンターボエンジンにロボAT仕様の旧型2008。

値落ちが大きいフランス車だけあり、中古はかなりお安い!
2年落ちで走行距離1万キロ以下、新車保証継続のモデルが200万円ていどで購入できます。

今回見積もりして貰った改良版2008の乗り出し価格は、およそ330万円ほど。

車両本体価格は新車で265万円ですが、ナビやETC・・・
ボディコーティングに初回車検までの整備費用を含めたコミコミ価格になると、結構な額です。

新型はトルコンATにより、機械的な信頼性はアップしました。
ダウンサイジングターボで「力」に余裕が生まれました。

が!

旧型を知っていると、コストカットによる内装の簡素化は結構なマイナスポイントに映ります。

個人的に2年落ちで100万円以上も価格差があるなら、ETG5のクセを個性と受け取り、異文化コミュニケーションするのも有りではないか?

お得ではないか??

そのように感じてしまうRockmanであります。

(´Д`).。oO(新型2008は残念系美人じゃ・・・)

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コメント

  1. iesprit より:

    はじめまして。2008を詳しく記載されているブログが少なく、2008のMC後で得たもの、失ったもの、参考になりました。

    • RockmanRockman より:

      >iesprit 様
      はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      2008は良い車なんですが、あまりブログでネタを書かれている方がいません。
      当ブログが少しでもiesprit様のお役に立てたのなら、嬉しく思います。

      私が2008を購入する場合は、マイナーチェンジ前のETG5搭載車(認定中古車)を選びます。
      人によって車選びの妥協ポイントは変わってくるので、もし2008の購入を検討されているのなら、現行型と旧型を乗り比べてみることを強くおすすめいたします。