前回のブログで「LOOK785 HUEZ RSとパナチタン欲しいンゴ!」と書いたところ、読者の方からこんなご提案をいただきました。
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ヨネックスのカーボネックスいいですよ!Rockmanさんのような好き者にピッタリ。(要約)
欲しいぃぃwww
ヨネックスのカーボンフレーム(カーボネックス)と言えば、山の神・森本誠氏の愛車。
ヒルクライムを嗜む自転車おじさんであれば、気にならない人はおりません。
とは言え、ヨネックスのフレームを実際に買うとなるとハードルが極めて高い!
峠でカーボネックス使いと遭遇できる確率は稀でありましょう。
であるからこそ、数寄者(好き者)にとって所有欲がくすぐられるフレームなんですがね♪
ということで今回のブログも前回に引き続き妄想購入ネタ。
孤高の純国産カーボンフレーム…
ヨネックスのカーボネックス!
前回紹介したフレームとあわせて、こいつも欲しくなってきました。
カーボネックスは金銭面でのハードルが非常に高いフレーム。
よって、Rockman秘蔵の豚さん貯金箱によって軍資金ブーストが掛かるかどうか、チェックしてみたいと思います。
( ゚∀゚).。oO(2年間500円玉を入れ続けた成果じゃぞ!)
ヨネックス製品を買って応援したい!純国産のカーボネックスに敬意を表す
テニスやバトミントンラケットの世界的ブランド、ヨネックス。
2014年にスポーツサイクル事業に参入して4年の月日が流れました。
この間、UCIコンチネンタルチーム(プロコンチに注ぐ上から三番目のカテゴリ)キナンサイクリングチームへの機材供給。
リオデジャネイロ五輪日本代表選手の機材、そして国内ヒルクライムレース(乗鞍)優勝などなど、着実に実績を残しつつあります。
カーボン成形において世界トップレベルの技術力を誇る同社。
GDR(グラファイトデザイン)が惜しまれつつもサイクル事業を休止してしまった現在、ヨネックスには何とかふんばってロードバイクのフレームを作り続けて欲しい気持ちで一杯なのであります。
( ゚∀゚).。oO(自転車業界においてヨネックスが憧れのブランドに成長するまで、まだまだ時間が必要だわね…)
新規参入でハイエンドフレームに挑戦する勇気
失礼ながら、ヨネックスのカーボンフレームをわざわざ選ばれる方は相当の好き者…。もしくは、ヒルクライムでとにかく勝ちたいガチ勢の皆様でございますな。
その理由は何といっても、ちょっと手を出しにくい高価格帯であること。
- CARBONEX:48万6,000円
- CARBONEX HR:50万7,600円
- CARBONEX DISC:54万円
※全て税込価格
ヨネックスが2018年の時点でラインナップしている3本はご覧の通り。
フレームセットでこの価格であれば、ブランドイメージのより高いピナレロ・コルナゴ・デローザのイタリアン御三家。
TIMEやLOOKなどのガチ勢御用達フレームだって十分に射程内です。
この価格帯ならどんな有名ブランドでも選び放題。新参メーカー品をわざわざ選ぶにはそれなりの理由が必要でありましょう…。
ヨネックスは『高品質』とは思えても、マウンティングおじさんが大好きな『高級品』とは結びつけにくい現実(汗)
「プロケッツ」「スポルディング」「ダンロップ」と並び、ヨネックスはオカンが買ってくるイケテナイスニーカー(¥1,980)というイメージがどうしてもつきまとってしまうのです。
超・高品質とはいっても、現時点のブランドイメージではちょっと選びにくいメーカー。
では、なぜRockmanはヨネックスのフレームが欲しくなっているのか?
それは浪漫(ロマン)ですよ♪
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- 短期では利益が出せないと分かりきっている市場に殴り込んだ勇気
- カーボン成形技術はどこにも負けないという誇り
- 少数精鋭(たった6人!)の職人さん手作り
フレームの裏側まで美しいと称賛されると「我々は普通に作っているだけです」といいきってしまう潔さ。そして品質管理の凄まじさ。
全く新しいブランドネームで参入することもできたのに、あえて「ヨネックス」の看板で勝負すると決意したのは会社の名前にプライドを持っている証拠です。
ブランドイメージというものは一朝一夕ではできないもの。
ヨネックスには10年20年とロードバイクのフレームを作り続け、じっくりと自転車の歴史を育てて欲しいと思っています。
( ゚∀゚).。oO(サイクルスポーツ2017年1月号と2月号のヨネックス特集は見応えあるぞい!数値では表れない体感性能をどうするかという設計のキモが非常に興味深かった)
Rockmanが選びたいカラー
最軽量モデルCARBONEXと高剛性モデルのCARBONEX HRを乗り比べたことがないので、どちらにするかはまだ決められません。
がッ!
カラーは決まっています。
黒/金のバンシィ(ユニコーンガンダム二号機)カラー♪
漆黒のフレームに金ハブの手組みカーボンホイールを合わせたら禍々しくてカッコ良いのではないか?
Rockmanの中でうずく厨二心が、そう囁くのであります(笑)
( ゚∀゚).。oO(PAXホイールに金ハブのラインナップはないけれど、代表のキクちゃんなら何とかしてくれるはずw)
豚さん貯金箱の中身をぶちまけてみる
んじゃ、さっそく豚さんの中身を確認してみようず〜www
ずっしりと重いボディ。
こいつは相当溜め込んでやがるゼ(ゲス顔で)
さっさと中身をぶちまけちまいな!
らめぇぇぇぇぇ
(´;ω;`)
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どーん!!
ウヒョ〜♪\(^o^)/
ひーふーみーよ…
合計 612枚。
金額にして…
30万6,000円
全然たりましぇ〜ん!!(^q^;)
まとめ
48万6,000円のCARBONEX(ノーマル)を手に入れるためには、500円玉があと360枚必要でございます。
いやはや…あと1年以上はかかりそうですなぁ〜(白目)
目標には届かなかったものの、500円玉貯金はお金を貯めている意識を感じさせないでそれなりに貯まってしまうのも事実。
であれば、カーボンホイールやハイエンドフレームが欲しい方は小銭貯金をしてみてはいかがでしょうか?
チリも積もれば何とやら。意外とまとまった金額になるからオススメですゼw??
( ゚∀゚).。oO(なんか欲しいものがある人は500円玉貯金をしよう!)
コメント
ロックマンさん こんばんは!
初コメント 失礼します。
いつも面白い記事をありがとうございます^_^
昨日 ふとビレバンで見て 「500円貯金してみよ〜」と思い 貯金箱を買ったところだったので貯金箱ネタに笑ってしまいましたw
30万って ・・・ 凄すぎます_(┐「ε:)_
財布に500円玉があったら貯金箱に入れるスタイル、毎日一枚ずつ入れるスタイル 色々あると思いますが ロックマンさんはどんなスタイルで貯金したのですか⁇
コツやスタイルを教えてほしいです( ^∀^)
>なおなお 様
はじめまして。
コメントありがとうございます♪
面白いと言って頂けるだけで励みになります!\(^o^)/
おぉ!なおなお様にとって500円貯金はタイムリーなネタだったんですね。
500円貯金のコツやスタイルですか…。
私のやり方は出来るだけお釣りに500円玉が入るように計算して会計するやり方です。
例えば700円の物を購入する場合は、1,200円をレジで払って500円をGetするようにします。
(小銭が余分にある場合)
常に500円玉をゲットしようとするとしんどくなるので、可能である場合でOK♪ゆるくやってもかなり貯まります。
ぜひ、お試しあれ。(^^)
返信ありがとうございます!
なるほど〜 500円玉を積極的につくる方法なのですね(゚∀゚)
やってみまーす( ^∀^)
僕も500円玉貯金をしていますが、貯金箱が15万円位しか入りませんので
30万円は貯めたことがないです。
毎回、開けなくても500円玉の重量7gなので大体の金額は貯金箱の重さでわかりますよ。
数えるのはロマンですけど
フレームも国産ならパーツも全部国産にするのはどうですか?
ホイールはハブ GOKISO、リム ARAYA、スポーク HOSHIで揃うかと
でも、純国産製にこだわるとパナチタンの方が似合いそうです
>van 様
van様も500円玉貯金をされているのですね!
お金の重さでなんぼ入っているか大体分かるスキルは私も身に覚えがあります(笑)
純国産パーツで構成したロードバイク!
浪漫ありますね♪ただその浪漫と引き換えに銀行口座は瀕死のダメージを負いそうですが…^^;
ありがとうございます!
ヨネックスを真剣に検討してくださり、ヨネックス・エヴァンジェリストとしては嬉しく思います。
小銭貯金、自分もしてますがいつも我慢できず10万円ほどで使ってしまいます・・・
そうなんですよね、確かにヨネックスのフレームは高価格帯にありますよね。
ぼくも「ヨネックスにする!」と言ったら「え?すげー高いでしょ?だったらタイムとかルックとか買えない?」とはけっこう言われました。
確かにタイムの機械式編み上げ製法で作られたフレームは精度が出ます。
他メーカーのフレームとは一線を画す寸法精度でしょうし(BMCのインペックも同様ですが)、信頼できるメーカーだと思います。
でも、実際に乗るとぼくはあまり好みじゃないんですよね。
編み上げ製法ゆえにあまり高弾性な糸は使えないし、プリプレグ式じゃないから非炭素系の新素材を混ぜ込むとかも難しいからでしょうか?
ルックは595が大好きでした。
あれは本当に「大吟醸」のようなフレームで、スキっとしてパリっとしてでもバネがあって、乗ると本当に最高で欲しかったフレームでした。
当時はお金がなくて買えませんでしたが。
次の695を乗った時、「ああ、ルックもマドンになっちゃった」と思ってしまい・・・
それとトップグレード以外のルックのアジア生産はたぶん586UDあたりから始まったように思います。
まあ別にルックが品質管理してるんだから何も問題ないですけど、でもトップグレードとの値段差考えると、ほんとうにルックが開発してるのか?という疑問がどうも拭えなくて・・・
企画/設計だけしてあとはアイデアルとかメリダあたりに開発を依頼、アイデアルやメリダがAIMやマーテックに製造を依頼、ってのもよくあるのがカーボンフレームの実情・・・・
いや、つまんないこと書いて気を悪くされたらすみません。
>ND5RC 様
いやいや…気を悪くするどころか私もND5RC様と全く同意見ですよ♪(^^)
だからこそ、ヨネックスが次の愛車候補No.1になっているのです。
残念ながらカーボネックスは値段が値段なのですぐに購入するという訳にはいきません(汗)
無駄遣いを減らしてカーボネックスが早く買えるように頑張ろうと思っています!
ありがとうございます。
粘着すみません、理解してくれる方がようやく・・・とうれしくて。
周囲にも買った自転車屋の店主とロード乗りでない自動車修理メカさんくらいしかわかってくれる人がいないので・・・
これはお読みになりましたか?
https://www.amazon.co.jp/CYCLE-SPORTS-%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84-2017%E5%B9%B4-1%E6%9C%88%E5%8F%B7-ebook/dp/B01ICV34L0/ref=sr_1_11?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1520568024&sr=1-11
サイクルスポーツ2017年1月号、2月号の「自転車道」という自転車ジャーナリスト安井行生氏の連載中で「カーボンフレームの作り方」を特集してます。
1月号の「その一」ではカーボネックスの設計、積層、素材開発の3人へのロングインタヴュー、2月号「その二」では新潟工場の見学取材を行ってます。
特に「その二」は、オーナーの自分には宝ですね。
よくぞやってくれた、と思いました。
安井氏はたまにサイクリングロード等ですれ違うので、なんなら止めて感謝を伝えたいくらいです(迷惑でしょうからしませんが:笑)
アマゾン等でまだバックナンバー(キンドル版も)を入手できるので、未読ならばオススメです。
>ND5RC 様
おぉ!これは興味深い!
さっそく今、2017年1月号をキンドルでダウンロードしています。
ちょっと重くて時間が掛かっていますが、終了次第じっくり読んでみます。(^^)
「YONEX欲しいなー」から500円貯金確認の流れが、2年前のぼくと全く同じで笑いました。
ほんとーに、良いフレームですよ。ぜひ!
>ヨネオーナー 様
はじめまして。
コメントありがとうございます。
おぉ!ヨネオーナー様は500円玉貯金からカーボネックス購入ですか!
全く同じ道を私も辿っていますねw
サイクルスポーツ2017年1月号と2月号のヨネックス特集を読んでから漠然とした「欲しいなぁ〜」から「買う!」に変化しました(笑)
目標まで360枚ほど500円玉が必要ですが、コツコツ貯めて購入します♪(^^)
小銭貯金、自分はすぐ使っちゃうんですが、でも10万円くらいは数ヶ月で貯まってます。
方法は、「毎日、家に帰ってきたら財布の中の小銭はすべて出して瓶に突っ込む」です。
何も考えず普通に払ったり使ったりして、余った小銭は1円だろうと500円だろうと全部突っ込んじゃえばいいし、財布もとりあえず朝は軽くて良いので、横着な自分にはぴったりな方法でした。
前は一応、50円以上と以下で分けて別に入れてたんですが、郵便局に持っていったら全部一緒に機械にザバーっと入れてたんで、じゃあ分けなくてもいいか、とさらに横着に(笑
貯金、頑張ってください。
安定感もあるのにスイスイ異様に軽快なハンドリングとか「何だこれ?」ってくらいの登坂力とかが待ってますよ(笑
>ND5RC 様
ND5RC様の小銭貯金の方法を読んでいて、昔読んでいたブログ(ランボルギーニ&フェラーリオーナー)の貯金方法を思い出してしまいました(笑)
確かに銀行に持っていくとお金は機械で勘定しますから、このやり方は非常に合理的ですね。
はーい!小銭貯金頑張ります♪(^^)
サイクルスポーツ2017年1月号と2月号を読んで、さらにヨネックスフレームの購買意欲が高まりました!