“Be Prepared.”(備えよ常に!)
この言葉はボーイスカウトの規範。
- いつなんどき
- いかなる場所で
- どんなことが起きようとも
- 善処できるように準備をおこたるな!
この様な意味が込められています。
自分の身に起こりうる「最悪」の事態を常に想定する。あらかじめ準備をしておけば、パニックにならずにすむ。
3.11東日本大震災をリアルに体験したRockmanには、痛いほどの教訓となっています。しかしながら、最悪の事態を想定して神経をすり減らすのは愚の骨頂。
悲観的な未来を想定しつつも、楽観的に行動できる胆力が大人には必要です。
というわけで今回は、大地震よりもそうぐうする確立の高い「交通トラブル」に対処するためのエントリー。
落車や交通事故などのアクシデントに素早く対処できるように携帯が推奨される、「緊急連絡先カード(エマージェンシーカード)」について書いてみようと思います。
( ゚∀゚).。oO(未だこのカードを使わずにすんでいるのはありがたい!)
エマージェンシーカードはラミネート処理して持ち歩くべし!
車道を走ることを求められるロードバイク。交通事故にあうリスクは、常にあります。
ざっくりとした数値ですが、1年間で自転車事故にあう確率は0.3%ほど。
この確率は高いか?低いか?
どう思います??
ちなみに、1年間で自動車事故にあう確率は0.8%。米国NTSB(国家運輸安全委員会)が発表した「飛行機に乗って死亡する確率」が、0.0009%。
飛行機に乗って死亡する確率とひかくすると、身近な乗り物で事故にあう確率は極めてに高いといえます。
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例えば、10歳から70歳までの間、まいにち自転車に乗りつづけると仮定します。60年間で、不幸にも事故にあう確率は17%。
一見、アクシデントにみまわれる可能性は低いように感じます。しかし、Xデーが明日こないとも限りません。
トラブルに迅速に対処するための緊急連絡先カードは、ロードバイク愛好家にとって必須の携帯アイテムと言えます。
(; ゚∀゚).。oO(飛行機は8,200年もの間、まいにち搭乗して1回事故にあうかあわないかの確率よ。確率論からすれば超安全だけど、やっぱり飛行機が怖いのはナゼだろうw)
シマノのサイトで緊急連絡先カードのフォーマットを入手
緊急連絡先カードを作る上で便利なのが、自転車のコンポーネントメーカーとしておなじみ「シマノ」のwebサイト。
PDFファイルをダウンロードし、パーソナルデータ※1. を入力します。
用紙は、家庭用のプリンタで印刷すればOK。印刷機がない方は、USBメモリにデータを入れてコンビニで印刷すると便利です。
クリックするとPDFがダウンロードできます。
↓↓↓
※1. 重要となるパーソナルデータ
- 氏名
- 連絡先
- 病歴
- 治療中の持病名
- 常用薬
- アレルギー
- 麻酔に関して
- かかりつけの医療機関
( ゚∀゚).。oO(「持病」「常用薬」「アレルギー」は特に重要だよ!)
手貼りラミフィルムを利用して緊急連絡先カードを作る
コピー用紙に印刷した緊急連絡先カードは、ジップロックに入れてもすぐにボロボロ。印刷面はにじんで見にくくなります。
そんな時に役立つのが…
手貼りラミフィルム
高価なラミネーターがなくても、ラミフィルムがあれば簡単にラミネート処理が可能♪防水性・摩耗性ともに高いのがとくちょうです。
( ゚∀゚).。oO(質感は定食屋のメニュー表を名刺サイズに縮めた感じ。かなりガッチリしてるよ♪)
ラミフィルムの使い方
【1. 切り取り】
シマノからダウンロードした「PDFファイル」を印刷し、必要部分を切り取る。
【2. 位置決め】
※周囲3mmていど残す。
【3. 台紙をはがす】
緊急連絡先カードの位置を決めたら、フィルムの台紙を少しずつはがす。
【4. 固定】
空気が入らないように、ゆっくり貼りあわせれば完成!
( ゚∀゚).。oO(熱圧着させるラミネーターが必要ないから経済的♪)
まとめ
緊急連絡先カード以外では、「免許証」「健康保険 被保険者証」をコピーしたモノを身分証明証として携帯するとなにかと役に立ちます。(免許証の顔写真で本人確認が容易 & 搬送先の病院で保険適用)
カードを作る手間は少々かかります。しかし、トラブルにみまわれた際のリスクを考えると、作らない理由はありません。
今まで不携帯だった方は、この機会に「緊急連絡先カード」を作ってみてはいかがでしょうか?
( ゚∀゚).。oO(サイズは「名刺サイズ」だよ)
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