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プロのお墨付き!オーバーホール済みのロードバイクは安心して乗れる件

ロードバイク

大丈夫だ、問題ない。

言い放つ人によっては、激しい不安感に襲われるこの言葉。
(イーノックが言うと死亡フラグになるw)

自分が一目置いている人物ならスッ…と受け入れられますが、ちゃらんぽらんな輩から「大丈夫っすよw」と言われても全く安心できません。

何を言ったかよりも誰が言ったかの方が重要であり、相手を認める土台がなければ何を言われても響かないというのは当然なのであります。

まぁ、何が言いたいのかというと…

整備技術を売りにするメカニックショップの店主から

このロードバイクは安心して乗れるよ
( ´∀`)b

このようにお墨つきをもらった自転車は、めちゃくちゃ安心感があって、めちゃくちゃ乗ってて気持ちが良いということでござるよwww♪

というワケで久々となる今回のブログネタは、PAXさんの整備から戻ってきたMy キメラについて。

オーバーホールを行なった率直な感想について、つらつら書いてみたいと思います。

(; ゚∀゚).。oO(体調が悪すぎて二週間もブログを休んでしもた…すまねぇ!)

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定期的に受けたいロードバイクのオーバーホール

By: paulmmay

By: paulmmay

オーバーホールを検討する上で最も気になるのが、やはりお金の問題でしょう!

相場としては、基本料金で3万円ほど。(各部チェックと調整代)
それに交換した部品代が加わって、最終的な請求金額となります。

パーツの劣化具合によって費用は異なりますが、基本料金の3万円で済むことはまずありません。
最低でも4万円ほど掛かると思った方が良いです。

ちなみに、今回依頼したRockmanの整備内容だと5万円くらい※1. でしょうかw?

実は、赤キメラとマッチングの良い軽量シートポスト(型落ち)を問屋さんで探してもらっている最中なので、最終的な支払い額がまだ分からんのですよ。^^;

で!

重要なポイントは、この金額を払って満足できるかどうかですな。

整備技術の高いメカニックに当たれば、間違いなく満足できると言いたい。

まぁ…短絡的な考え方だと「自分でやれば工賃3万円分浮くじゃんw お得ピロピロwww」なんて思ってしまいそうですが、それはちゃうねん!

  • 使用する機会が極めて少ない特殊工具をわざわざ買う?(BB外しとか)
  • カーボンフレームにダメージを与えずに部品の取り外し&組みつけができる?
  • 自分のロードバイクに使って良いパーツとダメなパーツを理解している?
  • 適切な位置でパーツを取りつけられる?
  • オーバーホールには手間暇かかる訳だけど、その時間を捻出できる?

素人でも解説書を読みながらパーツの分解・洗浄・組みつけくらいはできるでしょう。

しかし、それはあくまで素人仕事。

ノウハウの蓄積がなければ、ウルトラスムーズに動くロードバイクを組み上げることは出来んのです!

機械いじりの愉悦を味わいたい方なら、確実にできるか分からない作業に何時間かけてもやる意味はあるかも知れない…。

でもそんな贅沢な時間の使い方は、日々時間に追われているおじさん達にはキツいのであります。

ロードバイクに乗る楽しい時間を優先したい

そんな方には、プロの知識と技術…そして手間を金で買うという選択が極めて合理的な方法と言えるでしょう。

( ゚∀゚).。oO(お金はないけど時間がある学生さんなら自分でトライしてみる価値はあるね♪)


追記(4月10日)

※1.整備費用

シートポスト代を除いた請求額は2万円を切っていました。

ヘッドパーツとBBはグリスアップで済み、ディレイラーやブレーキキャリパーの分解清掃も省いたからこの金額になったのでしょう。

( ゚∀゚).。oO(意外と安くすんだから、浮いたお金をシクロクロス車に投入できるゼ♪)

オーバーホールの内容

【メンテナンス箇所】

  • BB(ボトムブラケット)
  • ヘッドパーツ
  • ホイール
  • ペダル
  • ブレーキケーブルのルーティングと引きしろ
  • フレーム内部(汚れ具合の確認)

【交換パーツ】

  • ブレーキインナーケーブル
  • ブレーキアウターケーブル
  • バーテープ
  • エンドキャップ
  • チェーン(CN-7901を持ち込み)
  • シートポスト(納品待ち)

ネタの都合上オーバーホールという表現を使っていますが、今回行ったメンテナンスの内容はスポット整備という表現の方が適切かも知れません。

まぁ、やるべきポイントを絞ってメンテナンスを施したということです。
(良好な状態のブレーキキャリパーや電動コンポのディレイラー調整はやる必要なしとの判断)



201804062103201804062104

ベアリングの状態が確認できず心配だったヘッドパーツ・BB共に問題なし。

グリスアップのみでOK♪

201804062107

PAXのカープホイールに至っては、振れ取りする必要がないほど良好な状態でした。

ブレーキのタッチを変更

201804062055

PAXさんのところへ自転車を持ち込み、修正した方がいいポイントとして真っ先に指摘されたのがブレーキのタッチ。

店主のキクちゃん曰く、キメラのブレーキは…

ガチガチ過ぎて危ない!

とのことでした。

前に乗っていたキャノンデール・CAAD9、その前に乗っていたオルベア・オニキスもブレーキのタッチはキメラと同様…

このブレーキタッチで慣れてしまった身としては、「えッ!これじゃダメなの??」という感想を抱きましたが、クリテリウムで危険な挙動を示す選手はこんなセッティング(ブレーキレバーの引きしろが狭い)なんだよと指摘されたら、修正しないわけにはいきません。

 

201710091812

確かに競技用自転車という性質をあらためて考えてみると、自動車やオートバイのように急制動を必要とする機会はまずない。(もちろん例外はあるが)

即ち、ロードバイクのブレーキは短い距離で停止するためのものではなく、速く走るためにスピードをコントロールするメカと割り切れます。

ブレーキングで頭がガクッ!と下がる(ズレる?)ようなセッティングでは、ピーキー過ぎて集団走行で危険という指摘も納得です。

ただ、ちょっと難しいのが一般的な自転車ショップのセッティングだと、ブレーキの引きしろをはじめから狭くしてしまうことが多いという点。

  • ブレーキレバーの引きしろが狭い方がカチッとしたタッチで効くように感じられる
  • ブレーキシューが減っても引きしろが狭いぶん、調整頻度が少なくて済む
    (引きしろが広いとブレーキパットの減りに合わせて調整が必要)

乗り手の心理的安心感とメンテナンスの省略という点で、このようなセッティングになっているロードバイクは多いことでしょう。

何せ、10年近くロードバイクに乗っていますが、愛車のブレーキタッチがガチガチで危険だなんて思ってもいませんでしたから(汗)

ガチ勢のお客さんを多く抱えているお店のアドバイスとして、自分では気づくことのできないポイントを指摘していただけたのはとても有意義でした♪

( ゚∀゚).。oO(キクちゃんの気遣いで現在は推奨するブレーキタッチよりも若干狭くしてもらってる!アジャスターを3ノッチ緩めると適切になるらしいから、今のセッティングで慣れたら推奨値まで緩くしてみよう)

参考
えふえふブログ:ロードバイク ブレーキの細かい調整・セッティング【引きしろ調整】

Di2コンポだと耐久性が低下するCN-7901の10sチェーン

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旧式のシマノ10sチェーンは、11sやカンパのチェーンよりも耐久性が低いというのは結構知られていることですね。

しかも、電動コンポを使用しているとモーターで強制的にチェーンを横方向に移動させることで更に耐久性が落ちるのだとか…(汗)

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というワケで、ラストエリクサー扱いだったCN-7901を使っちゃいました♪

BBB チェーンチェッカー」でたまにチェックしていたつもりだったんですけど、かなりチェーンが伸びていたという話です(白目)

絶版パーツのプレミアム価格でデュラの10sチェーンは現在1万円オーバー。

バカらしくてパーツのストックがなかったら使っていません。

キメラの現コンポ(6800と6770の混成)はシクロクロス車に移植予定なので、次にキメラのチェーンを交換する時はR8000シリーズの11s化に進化していることでしょう。

(; ゚∀゚).。oO(10sチェーンごときに3万円も払える人はいるんじゃろか…)

まとめ

201804062057
/ チューブをかぶせる小技 \

機械いじりが得意な人であれば、ロードバイクのオーバーホールもやってやれないことはないでしょう。

しかし、1年間に何台もの自転車を相手にしているプロと比較すると、知識量・経験ともに超えられない壁はあるはずです。

1年以上プロのメンテナンスを受けていない方は、普段チェックできていない部分だけでも整備を受けてみてはいかがでしょうか?

第三者の視点で愛車を見てもらうことで、普段気づくことのできない発見があるかも知れません。

何より、スパッ!と決まる変速はストレスフリー♪

踏み込んだ時のBBのゴリゴリ感がないだけで超気持ちいいですゼ?と耳元で囁いてみたいRockmanでした。

( ゚∀゚).。oO(整備といえば最近読んだメンテ本の中でこれは参考になったぞい。カンパのエルゴパワーでシマノのコンポを動かしてみたくなったよw)

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コメント

  1. カディエ先生 より:

    ブレーキのガチガチ過ぎるで疑問に思ったんだけどだったらなぜディスクブレーキがロードにも出てきたのでしょうか?
    その言い分だとキャリパーブレーキだけで十分だと思うしキャリパーブレーキのほうが構造的に軽いからディスクブレーキの介入余地など無いはずなのに
    最近の上級グレードは標準装備がディスクブレーキに移行していってますよね?

    • RockmanRockman より:

      >カディエ先生 様
      路面コンディションが変わってもブレーキのタッチが変わらないとか、握力がない人でも引きが楽とかメーカーサイドは言ってますが、本音は新規格に移行させて需要喚起したいのでしょう(笑)

      現時点でロードバイクのディスク仕様を選ぶ理由はちょっと弱いですね。
      あと二世代くらい経ってディスク仕様が熟成&主流になってからでも遅くないような気はします。