硬くてはまらねぇ!!
(#^ω^)ピキピキ
ロードバイクのタイヤをホイールに組み込む際、「ブルァァァ!」という怒りの咆哮と共に、こんな言葉を吐いたことがある人は、きっと少なくないでしょう。
タイヤが硬くてビードがはまらない状況というのは、マジで激おこぷんぷん丸www
素手ではめるのがセオリーとは言え、はまらないものはどう頑張ってもはまらないのであります!
(; ゚∀゚).。oO(最終手段としてタイヤレバーを使って無理やり組み込む方法はあるのだけれど、チューブが噛んだりリムが破損するリスクもあるから、あまりやりたくないよね…)
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はめにくいタイヤとしてRockmanが真っ先に思い浮かべるのがIRC(井上ゴム工業)のタイヤ。
愛用のアスピーテプロはコンチネンタルGP4000S2と近い乗り味で超お気に入りですが、こいつはちょっとやばい奴でしてな…。
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筋トレ趣味のワタクシが、界王拳10倍を使って何とか素手で取りつけた結果がこのざまでございます。
ご覧の通り、手の皮はずるむけ状態。お風呂のお湯がしみる!しみる!!
アスピーテプロを今後も買い続けたいとは思っていますが、こんな痛い思いは二度としたくありません。
というわけで、いつも通り困った時は偉大なるお金の力で解決しましょうか(笑)
今回ネタにするのは、タイヤはめられないマンの救世主。
文明の利器たるタイヤペンチ。そして、携帯に便利な“タイヤペンチ機能つき”タイヤレバーについて、つらつら書いてみようと思います。
( ゚∀゚).。oO(使用頻度は低いけれど、このアイテムは二度と手放せない!)
タイヤペンチと“タイヤペンチ機能つき”タイヤレバーの使い勝手を比較
【タイヤペンチ】
使いやすさ:★★★★★
携帯性 :★☆☆☆☆
【タイヤペンチ機能つきタイヤレバー】
使いやすさ:★★★☆☆
携帯性 :★★★☆☆
独断と偏見で評価した、タイヤ工具の星評価は上の通り。(五つ星で満点)
使い勝手が良いけれど携帯性が悪い工具。そして、使い勝手・携帯性ともにまずまずという2種類でございます。
すえ置きタイプのタイヤペンチ
まずはグダグダ説明するよりも、上の動画を見た方が話は早いでござる。
タイヤペンチを用いてアスピーテプロをはめる様子をとくとご覧あれ!
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動画の通り、バチッ!バチッ!と、10秒で終了…。
手の皮を何枚か犠牲にしてはめたのがアホらしくなるくらい簡単ですな。これぞ文明の利器と言わずしてなんと言うのか。
使い勝手は最高です!
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タイヤペンチの使い方は簡単。カブトムシのツノっぽい凹の部分をリムの端にセットして、かぎ爪の部分でタイヤを持ち上げるだけ。
テコの原理を使っているため、軽い力でOK。マッチョパワーは当然必要ありません。
この工具があれば、女性でも簡単にタイヤ交換ができるでしょう。
唯一の欠点が携帯性。ツールケースには入らないし、バックポケットに入れておくと落下する恐れがあって危険です。
こいつはすえ置き型の便利アイテムという位置づけが良いでしょうな。
携帯可能なタイヤペンチ機能つきタイヤレバー
お次はタイヤペンチの機能を持ったタイヤレバー。とりあえず、こちらも動画を見てくだされ。
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先ほどのタイヤペンチと比べると、かなりコンパクトな設計。内部にもう一つのレバーが収納されており、タイヤレバーとしての機能もなんら問題ありません。
( ゚∀゚).。oO(さすがにシュワルベのような3本セットのタイヤレバーと比べると、多少使い勝手は劣るけどね…)
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基本的な使い方は先ほどのタイヤペンチと一緒。
しかしこいつは「凹部分のセット」→「かぎ爪部分をタイヤに引っ掛ける」という過程で、工具自体を手で広げてやる必要があります。
ほんのわずかですが、ここがタイヤペンチと比べて使い勝手の悪い部分ですな。
あと、サイズが小さい分、タイヤペンチよりも若干『力』が必要です。
とは言え、ビードをはめるのに要した時間はタイヤペンチのプラス5秒ていど。
ほとんど変わりません
この通り、小さめのツールケースにもぴったり収まるコンパクト設計。持ち歩くことを考慮したら、こちらのタイプの方が利便性が高いのは間違いありません。
( ゚∀゚).。oO(上ではPWTの製品を用いたんだけどAmazonでは取り扱いが終了したみたい。SUPER Bからも全く同じ構造のタイヤレバーが出ているから、今から購入するならこれだね)
まとめ
素手でアスピーテプロをはめ込むのに要した時間はおよそ30分。
一方、タイヤペンチを使えばたったの10秒。その差は実に180倍ですwww
はめやすいタイヤを愛用している方は、これら便利アイテムがなくても何の問題もありません。
ガッ!
どんなタイヤでも労せずにはめられるツールがあるだけで、タイヤチョイスの自由度はすこぶる高くなる現実。
タイヤペンチがあるだけで、心強さ100倍でございます。
今回紹介したこの2つ、どちらを選ぶか…もしくは両方そろえるかは各々の状況次第。
携帯性を重視したい方は、まずタイヤペンチ機能つきのタイヤレバーをおすすめします。
( ゚∀゚).。oO(お世辞抜きでこの工具は買わない理由がない)
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